【C#入門】Insertメソッドでリストの指定したインデックス位置に要素を追加する方法
はじめに
C#のList<T>では、Add()メソッドを使うと要素は常にリストの末尾に追加されます。しかし、リストの途中の特定の位置(インデックス)に要素を挿入したい場合もあります。そのようなときに活用できるのが、Insert()メソッドです。
この記事では、Insert()メソッドを使って、指定したインデックス位置に要素を挿入する方法をサンプルコードとともに解説します。
Insert()メソッドの基本構文
Insert()メソッドは、第1引数に挿入位置となるインデックス番号、第2引数に挿入する要素を指定します。
list.Insert(インデックス, 挿入する要素);
なお、C#のインデックスは0から始まるため、先頭の要素がインデックス0、2番目の要素がインデックス1となります。注意しておきましょう。
実装例
まず、整数型のリストを作成し、いくつかの要素をAdd()メソッドで追加してみます。
List<int> list = new List<int>(); list.Add(456); list.Add(321); list.Add(123); list.Add(877); list.Add(588); list.Add(459);
次に、このリストのインデックス5の位置(6番目の要素として)に新しい値「999」を挿入します。Insert()メソッドを以下のように呼び出すだけです。
list.Insert(5, 999);
完全なサンプルコード
挿入前後でリストの中身と要素数(Countプロパティ)を表示して、動作を確認できる完全なコード例がこちらです。
using System;
using System.Collections.Generic;
namespace Demo {
public class Program {
public static void Main(string[] args) {
// リストを作成して要素を追加
List<int> list = new List<int>();
list.Add(456);
list.Add(321);
list.Add(123);
list.Add(877);
list.Add(588);
list.Add(459);
Console.Write("List: ");
foreach (int i in list) {
Console.Write(i + " ");
}
Console.WriteLine("\nCount: {0}", list.Count);
// インデックス5の位置に要素999を挿入
list.Insert(5, 999);
Console.Write("\nList after inserting a new element: ");
foreach (int i in list) {
Console.Write(i + " ");
}
Console.WriteLine("\nCount: {0}", list.Count);
}
}
}
実行結果
List: 456 321 123 877 588 459 Count: 6 List after inserting a new element: 456 321 123 877 588 999 459 Count: 7
実行結果を見ると、「999」がインデックス5の位置に挿入され、それまでインデックス5にあった「459」は自動的にインデックス6へと後ろにずれていることがわかります。また、要素数も6から7に増えています。
ポイントまとめ
Insert(インデックス, 要素)で、リスト内の任意の位置に要素を挿入できる。- 挿入された位置以降の既存要素は、自動的に1つ後ろへシフトされる。
- インデックスは0始まりなので、指定する位置に注意する。
- 存在しない範囲のインデックス(負の値や、
Countより大きい値)を指定すると、ArgumentOutOfRangeException例外がスローされる。
リストの末尾への追加ならAdd()、任意の位置への挿入ならInsert()と使い分けることで、柔軟なデータ操作が可能になります。ぜひ実際のコードでも試してみてください。
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