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C#のTupleクラスとは?シングルトンの基本と使い方を解説

C#のTuple<T1>クラスは、要素を1つだけ持つ「1つ組(1-tuple)」、いわゆるシングルトンを表すクラスです。タプルとは、複数の要素をひとまとまりのシーケンスとして扱える便利なデータ構造です。

Tuple<T1>クラスの主な用途

  • データセットへの簡単で効率的なアクセス
  • データセットの柔軟な操作
  • 単一のデータセットを表現したい場合
  • メソッドから値を返す際の活用
  • メソッドへ値を渡す際の引数としての利用

Tuple<T1>クラスのプロパティ

Tuple<T1>クラスには、以下のプロパティが用意されています。

  • Item1:現在のTuple<T1>オブジェクトが保持する最初(唯一)のコンポーネントの値を取得します。

サンプルコード1:整数型のタプル

それでは、C#で1つ組のタプルを実装する基本的な例を見てみましょう。

using System;
public class Demo {
    public static void Main(string[] args) {
        Tuple<int> tuple = new Tuple<int>(100);
        Console.WriteLine("Value = " + tuple.Item1);
        if (tuple.Item1 == 150) {
            Console.WriteLine(tuple.Item1);
        }
        if (tuple.Item1 == 100) {
            Console.WriteLine(tuple.Item1);
        }
    }
}

出力結果

上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。条件式tuple.Item1 == 100が真となるため、値が出力されているのがわかります。

Value = 100
100

サンプルコード2:文字列型のタプル

続いて、文字列を格納したタプルの例です。Item1プロパティの値と比較して、条件に応じた処理を行っています。

using System;
public class Demo {
    public static void Main(string[] args) {
        Tuple<string> tuple = new Tuple<string>("amit");
        Console.WriteLine("Value = " + tuple.Item1);
        if (tuple.Item1 == "tom") {
            Console.WriteLine(tuple.Item1);
        }
        if (tuple.Item1 == "amit") {
            Console.WriteLine("Exists: Tuple Value = " + tuple.Item1);
        }
    }
}

出力結果

この例では、「tom」という値とは一致しないため何も出力されず、「amit」と一致した場合のみメッセージが表示されます。

Value = amit
Exists: Tuple Value = amit

まとめ

Tuple<T1>クラスを使うことで、単一の値を簡潔にオブジェクトとして扱うことができます。コンストラクタのほか、Tuple.Create(100)のようにヘルパーメソッドを使って生成することも可能です。なお、C# 7.0以降ではより軽量で使いやすいValueTuple(値タプル)も利用できるため、用途に応じて使い分けるとよいでしょう。

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