C#のMath.Atan()メソッドとは?構文と使い方を実例付きで解説
C#のMath.Atan()メソッドは、指定した数値をタンジェント(正接)とする角度を返すメソッドです。引数にはdouble型の数値を渡します。戻り値はラジアン単位で表された角度θであり、-π/2 ≤ θ ≤ π/2 の範囲内の値となります。
構文
Math.Atan()メソッドの構文は以下の通りです。
public static double Atan(double num)
使用例
それでは、Math.Atan()メソッドの基本的な使用例を見てみましょう。
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
double val1 = 0.0;
double val2 = 1.0;
Console.WriteLine("Return value of {0} : {1}", val1, Math.Atan(val1));
Console.WriteLine("Return value of {0} : {1}", val2, Math.Atan(val2));
}
}出力結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
Return value of 0 : 0 Return value of 1 : 0.785398163397448
この結果から、タンジェントが0となる角度は0ラジアン、タンジェントが1となる角度は約0.785ラジアン(45度)であることがわかります。
無限大を指定した場合の使用例
続いて、正の無限大および負の無限大を引数に指定した場合の動作を確認してみましょう。
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
double val1 = Double.PositiveInfinity;
double val2 = Double.NegativeInfinity;
Console.WriteLine("Return value of {0} : {1}", val1, Math.Atan(val1));
Console.WriteLine("Return value of {0} : {1}", val2, Math.Atan(val2));
}
}出力結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
Return value of ∞ : 1.5707963267949 Return value of -∞ : -1.5707963267949
このように、正の無限大を指定するとπ/2(約1.571ラジアン)が、負の無限大を指定すると-π/2が返されます。これは、タンジェントが無限大に近づく際の角度の極限値に相当するためです。
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