MalCareのデータ同期の仕組みとは?同期されるデータの種類とセキュリティ対策を徹底解説
MalCareは、ウェブサイトのデータをサーバーに同期することでバックアップを行います。高度なマルウェア検出技術を最大限に活用するためには、ウェブサイトのすべてのファイルとデータベースを完全に同期する必要があります。記事やページ、テキスト、ユーザー情報、各種設定などが「データベース」を構成し、画像、プラグイン、テーマ、WordPressコアファイルなどが「ファイル」セクションを構成します。このデータの同期は、MalCareをWordPressサイトにインストールして接続した時点で開始されます。
同期されたデータは、当社のプライバシーポリシーに基づいて適切に取り扱われます。
MalCareはどのようにデータを同期するのか?
MalCareがウェブサイトをサーバーに同期する際、まずサイト全体のコピーを作成します。
これは、生徒が先生のノートを丸ごとコピーするようなイメージです。ただし、先生のノートをもとに生徒自身が新たにまとめ直すノートとは異なります。つまり、MalCareはウェブサイトの情報を分析・加工することなく、データのコピーのみを作成します。
さらに、MalCareは賢く、かつ差分(インクリメンタル)方式でデータをコピーします。
先ほどの例えで考えてみましょう。1日目に10ページのノートをコピーし、2日目にノートが12ページになっていた場合、生徒が改めてコピーする必要があるのは追加された2ページだけです。
同様に、MalCareもデータを分割(チャンク)して同期します。初日はサイト全体を自動的にスキャンし、翌日以降は前回以降に作成された新しいデータのみをスキャンします。これにより、サーバーへの負荷を軽減し、処理時間を最適化しています。
サイトに変更が加えられた場合は、その変更内容を確認したうえで、該当するファイルやテーブルに対してもマルウェアスキャンを実行します。
MalCareはどのようなデータを同期するのか?
コンテンツ・設定・構成情報
以下の目的のためにデータを同期しています。
MalCareはスキャン処理の進行状況について、随時メール通知をお送りしています。正確な情報をお伝えするため、以下の情報を同期します:
- サイト名
- サイトのキャッチフレーズ(タグライン)
- サイトのロケール(言語・地域設定)
- パーマリンク構造
また、オフサイトストレージ上でのスキャンやクリーンアップを円滑に行うため、以下の情報も同期されます:
- 投稿(投稿者のWordPressユーザーIDを含む)
- 固定ページ(投稿者のWordPressユーザーIDを含む)
- カスタム投稿タイプ
- サイトにアップロードされた署名
- PDFなどのその他のアップロード済みコンテンツ
- 関連するメタデータ(以下を含む)
- 投稿が公開されているかどうか
- 投稿が検索対象から除外されているかどうか
- 投稿のパーマリンク
- 投稿の抜粋(存在する場合)
- 投稿作者の外部ID(該当サイト固有のID)
- アイキャッチ画像(存在する場合)
なお、MalCareは同期の過程でデータを加工しません。主な目的はデータベース全体を完全に同期することであり、これらの設定や投稿などはすべてデータベースのテーブルに格納されているため、あわせて同期されます。同期されたデータは当社のサーバー上で解析され、ダッシュボード上でサイトに関する情報や統計として表示されます。
ユーザー関連情報
MalCareは、さまざまな種類のユーザー情報を同期します:
- 登録ユーザーのユーザーID、ユーザー名、メールアドレス、パスワード、ユーザーロール、ユーザー権限
- サイトに変更を試みた、または変更を加えたユーザーのIDおよび変更に関連するコンテンツ
- 接続サービスからのメールアドレスやユーザー名などの接続データ
- IPアドレス別・ユーザー別のログイン試行記録(成功・失敗の両方)
要するに、WordPressがローカルに保存しているものはすべて同期対象となり、それ以外の独自トラッキングは一切行いません。たとえば、投稿を編集するとWordPressは自動的にリビジョン(改訂履歴)を作成し、編集したユーザーの記録を残します。データベース全体を同期しているため、こうした情報も含まれるのです。仮にWordPressが最初からその情報を保存していなければ、MalCareが同期することもありません。
つまり、MalCareはサイト全体を一括でスキャンし、そのデータを解析してレポートとして表示しているだけです。
テーマとプラグイン
MalCareは、プラグインおよびテーマに関する以下の情報を同期します:
- プラグインまたはテーマの名称
- プラグインまたはテーマのバージョンと機能(アイキャッチ画像、メニュー位置、保留中の更新などを含む)
- プラグインのインストールパス
その他の同期データ
MalCareの機能をさらに強化・改善するため、以下のデータも同期しています:
- コメントおよびそのメタデータ(以下を含む)
- コメント投稿者名
- コメント投稿者のメールアドレス
- コメント投稿者のURL
- コメント投稿者のIPアドレス
- コメント投稿者のWordPressユーザーID(判明している場合)
- コメント投稿者の外部ユーザーID(該当サイト固有、判明している場合)
- タクソノミー(カテゴリー、タグを含む)
- カスタムタクソノミー(サイトで使用している場合)
- メニュー
- WordPressのコアオプション全般
WordPressにローカル保存されているデータは、パスワードを含めてすべて同期されます。WordPressのようなスマートなプラットフォームでは、多層暗号化による強化されたセキュリティが施されているため、データ保護を心配する必要はありません。パスワードなどの重要情報が平文のまま扱われることはありません。
MalCareはこのデータをどのように活用するのか?
- 不正アクセスの防止
- 監査ログの提供
- プラグイン管理
- テーマ管理
- ユーザー管理
- サイトへの高度なクエリ実行
- 不正ログインからの保護
- 脆弱性の悪用対策
- 不正なデータリクエストへの対応
- WordPress公式ディレクトリ経由でのリモートによるプラグイン・テーマのインストールと管理
- プラグイン・テーマの更新の実現
- プラグイン・テーマの有効化
- プラグイン・テーマの無効化
MalCareサーバーへまったく同じデータを同期することで、スキャンやクリーンアップをはじめとする多彩な機能が実現されています。
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