HTMLのnovalidate属性とは?フォームのバリデーションを無効化する方法
HTMLのnovalidate属性は、フォームを送信する際に入力データの検証(バリデーション)を行わないことを指定するための属性です。通常、required属性やtype="email"などが設定された入力フィールドは、送信時にブラウザによって自動的にチェックされますが、form要素にnovalidate属性を付与すると、これらの組み込みバリデーションがすべて無効化されます。
この属性は論理属性(ブール型属性)のため、値を指定せずに記述するだけで機能します。JavaScriptから動的に追加・削除することも可能です。
構文
novalidate属性の基本的な記述方法は以下のとおりです。
<form novalidate></form>
それでは、実際にHTML novalidate属性を使用した例を見ていきましょう。
サンプルコード
<!DOCTYPE html>
<html>
<style>
body {
color: #000;
height: 100vh;
background: linear-gradient(62deg, #FBAB7E 0%, #F7CE68 100%) no-repeat;
text-align: center;
}
input[type='text'] {
width: 300px;
padding: 8px 16px;
border: 2px solid #fff;
background: transparent;
border-radius: 20px;
display: block;
margin: 1rem auto;
outline: none;
}
.btn {
background: #db133a;
border: none;
height: 2rem;
border-radius: 20px;
width: 330px;
display: block;
color: #fff;
outline: none;
cursor: pointer;
margin: 1rem auto;
}
::placeholder {
color: #000;
}
</style>
<body>
<h1>HTML novalidate attribute Demo</h1>
<form>
<input type="text" placeholder="Enter your name" required>
<input type="submit" value="Submit" class="btn" onclick='check()'>
</form>
<button type='button' class="btn" onclick="set()">Set No Validation</button>
<div class="show"></div>
<script>
function set() {
document.querySelector('form').setAttribute('novalidate', 'true');
}
</script>
</body>
</html>
実行結果
まず、テキストフィールドに何も入力せずに「Submit」ボタンをクリックしてみます。required属性が設定されているため、ブラウザによってバリデーションが実行され、以下のような警告メッセージが表示されます。

続いて、「Set No Validation」ボタンをクリックし、JavaScriptによってform要素にnovalidate属性を動的に設定します。その後、再び名前を入力せずにフォームを送信してみましょう。今度は警告メッセージが表示されることなく、フォームがそのまま送信されます。

novalidate属性を使う際のポイント
- サーバー側での検証は必須: novalidate属性でクライアント側のバリデーションを無効にしても、サーバー側での入力チェックは必ず行いましょう。悪意あるユーザーはブラウザの検証を簡単に回避できるためです。
- カスタムバリデーションとの併用: 独自のエラーメッセージやデザインを実装したい場合に、標準のバリデーションを無効化してJavaScriptで制御する用途でよく使われます。
- 対応ブラウザ: novalidate属性は主要なモダンブラウザ(Chrome、Firefox、Safari、Edgeなど)で広くサポートされています。
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