HTML DOMのembedsコレクションとは?プロパティ・メソッドと使い方を徹底解説
HTML DOMのembedsコレクションは、HTMLドキュメント内に存在する<embed>要素をまとめて管理するためのコレクションです。このコレクションを利用することで、ドキュメント内の埋め込み要素の数を取得したり、特定の要素へアクセスしたりできます。なお、コレクション内の要素は、HTMLドキュメントに出現する順序と同じ順序で格納されます。
embedsコレクションのプロパティ
embedsコレクションには、以下のプロパティが用意されています。
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
| length | コレクション内に存在する<embed>要素の数を返します。このプロパティは読み取り専用のため、値を変更することはできません。 |
embedsコレクションのメソッド
embedsコレクションには、以下の3つのメソッドが用意されています。
| メソッド | 説明 |
|---|---|
| [index] | 指定したインデックス番号に対応する<embed>要素をコレクションから返します。インデックスは0から始まり、範囲外の番号を指定した場合はnullが返されます。 |
| item(index) | [index]と同様に、指定したインデックス番号に対応する<embed>要素をコレクションから返します。インデックスは0から始まり、範囲外の場合はnullが返されます。 |
| namedItem(id) | 指定したidに関連付けられた<embed>要素をコレクションから返します。該当するidが存在しない場合はnullが返されます。 |
構文
embedsコレクションの基本的な構文は以下の通りです。
document.embeds
サンプルコード
それでは、HTML DOMのembedsコレクションを使った具体的な例を見ていきましょう。次のコードでは、ボタンをクリックするとドキュメント内の<embed>要素の数が表示されます。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
.EMB{
width:200px;
height:200px;
border:4px solid blue;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>Embeds collection example</h1>
<p>Get the number of embeds element in this document by clicking the below button.</p>
<embed class="EMB" src="Text-collection.pdf">
<embed class="EMB" src="Text-collection.pdf">
<br><br>
<button onclick="embedsNo()">GET COUNT</button>
<p id="Sample"></p>
<script>
function embedsNo() {
var e = document.embeds.length;
document.getElementById("Sample").innerHTML ="The number of embed elements in this document are " + e;
}
</script>
</body>
</html>
実行結果
上記のコードを実行すると、次のような画面が表示されます。

「GET COUNT」ボタンをクリックすると、以下のように要素の数が出力されます。

コードの解説
このサンプルコードの仕組みを順番に見ていきましょう。
1. embed要素の作成とスタイル適用
まず、共通のclass属性値を持つ2つの<embed>要素を作成し、CSSでスタイルを適用しています。
.EMB{
width:200px;
height:200px;
border:4px solid blue;
}
<embed class="EMB" src="Text-collection.pdf">
<embed class="EMB" src="Text-collection.pdf">
2. ボタンの設置
次に、ユーザーがクリックするとembedsNo()関数を実行する「GET COUNT」ボタンを作成しています。
<button onclick="embedsNo()">GET COUNT</button>
3. 要素数の取得と表示
embedsNo()関数では、document.embeds.lengthの値を取得して変数eに代入しています。このドキュメントには<embed>要素が2つしか存在しないため、embeds.lengthは「2」を返します。
その後、idが「Sample」である段落要素のinnerHTMLプロパティにテキストを設定することで、取得した値を画面に表示しています。
function embedsNo() {
var e = document.embeds.length;
document.getElementById("Sample").innerHTML ="The number of embed elements in this document are " + e;
}
このように、embedsコレクションを使えば、ドキュメント内の埋め込み要素を簡単に操作できます。特にlengthプロパティは要素数の確認に便利なので、ぜひ活用してみてください。
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