HTML5 CanvasのshadowOffsetYプロパティの使い方を徹底解説
HTMLのCanvasで使用されるshadowOffsetYプロパティは、図形から影までの垂直方向(縦方向)の距離を設定するためのものです。影の位置を上下にずらすことで、より立体的で奥行きのある描画表現が可能になります。
<canvas>要素を使うと、JavaScriptを通じてWebページ上に自由にグラフィックを描画できます。なお、canvas要素には描画領域のサイズを指定するための「width(幅)」と「height(高さ)」という2つの属性が用意されています。
shadowOffsetYの構文
shadowOffsetYプロパティの基本的な書き方は以下のとおりです。
context.shadowOffsetY = num;
ここで「num」には、影をずらす垂直方向の距離をピクセル単位で指定します。正の値を設定すると影は下方向へ、負の値を設定すると上方向へ移動します。
shadowOffsetYの実装例
それでは、実際にcanvasのshadowOffsetYプロパティを使ったサンプルコードを見てみましょう。
サンプルコード
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>
<canvas id="newCanvas" width="600" height="350" style="border:2px solid orange;">
</canvas>
<script>
var c = document.getElementById("newCanvas");
var ctx = c.getContext("2d");
ctx.shadowBlur = 30;
ctx.shadowOffsetX = 35;
ctx.shadowOffsetY = 35;
ctx.shadowColor = "orange";
ctx.fillStyle = "red";
ctx.fillRect(150, 60, 280, 250);
</script>
</body>
</html>実行結果
このコードを実行すると、赤い四角形に対してオレンジ色の影が右下方向(X方向・Y方向ともに35px)にずれて表示されます。shadowBlurで30pxのぼかしを加えているため、柔らかく自然な影の効果が得られます。
関連するシャドウ系プロパティ
影の描画を制御するプロパティは他にもあります。組み合わせて使うことで、より多彩な表現が可能です。
- shadowOffsetX: 影の水平方向(横方向)の距離を設定
- shadowBlur: 影のぼかし具合を設定
- shadowColor: 影の色を設定
これらのプロパティとshadowOffsetYを適切に組み合わせることで、ボタンやカードUIなどに立体感を持たせたデザインを簡単に実装できます。
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