HTMLキャンバスのshadowBlurプロパティの使い方を解説
HTMLキャンバスのshadowBlurプロパティとは
HTMLキャンバスのshadowBlurプロパティは、図形に描画される影のぼかし度合いを設定するために使用されます。デフォルト値は「0」で、この状態では影にぼかしがまったくかかりません。
<canvas>要素を使うと、JavaScriptでWebページ上にグラフィックを描画できます。各キャンバスには、キャンバスの縦横のサイズを表すheight属性とwidth属性が用意されています。
構文
shadowBlurプロパティの基本的な構文は以下のとおりです。
ctx.shadowBlur = 数値;
ここで指定する数値は、影のぼかしレベルを表します。数値が大きくなるほど、影はより広く柔らかくぼかされます。
shadowBlurプロパティの実装例
それでは、実際にcanvasのshadowBlurプロパティを使ったサンプルコードを見てみましょう。この例では、異なるぼかしレベルと影の色を持つ2つの長方形を描画しています。
サンプルコード
<!DOCTYPE html>
<html>
<body>
<canvas id="newCanvas" width="600" height="350" style="border:2px solid orange;">
</canvas>
<script>
var c = document.getElementById("newCanvas");
var ctx = c.getContext("2d");
// ぼかしレベル20・黒い影の緑色の長方形
ctx.shadowBlur = 20;
ctx.shadowColor = "black";
ctx.fillStyle = "green";
ctx.fillRect(40, 40, 100, 250);
// ぼかしレベル30・青い影のオレンジ色の長方形
ctx.shadowBlur = 30;
ctx.shadowColor = "blue";
ctx.fillStyle = "orange";
ctx.fillRect(200, 40, 200, 150);
</script>
</body>
</html>出力結果
上記のコードを実行すると、黒い影(blur値:20)が付いた緑色の縦長の長方形と、青い影(blur値:30)が付いたオレンジ色の横長の長方形が描画されます。影のぼかし具合がそれぞれ異なるため、視覚的な違いを確認できます。

まとめ
shadowBlurプロパティを使用する際は、shadowColorプロパティと組み合わせて影の色も指定することがポイントです。影の色を設定しない場合、ブラウザによっては影が表示されないことがあります。ぼかしレベルを調整することで、立体感のあるグラフィックや柔らかい演出など、さまざまな視覚効果を実現できます。
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