HTMLの
autofocus属性とは
HTMLの<select>要素に用意されているautofocus属性は、ページが読み込まれたタイミングで、自動的にドロップダウンリスト(プルダウンメニュー)へフォーカスを設定するための属性です。ユーザーがマウスやタブキーで操作しなくても、ページ表示と同時に該当のセレクトボックスを選択状態にできるため、入力フォームの利便性向上に役立ちます。
書式は非常にシンプルで、以下のように記述します。
<select autofocus>
それでは、<select>要素のautofocus属性を実装した具体的な例を見ていきましょう。
サンプルコード
<!DOCTYPE html> <html> <body> <h1>Profile</h1> <h2>Educational Qualification</h2> <section> <h3>Graduation</h3> <select autofocus> <option value="bca">BCA</option> <option value="bcom">B.COM</option> <option value="btech">B.TECH</option> </select> </section> <section> <h3>Postgraduation</h3> <select> <option value="mca">MCA</option> <option value="mcom">M.COM</option> <option value="mtech">M.TECH</option> <option value="msc">M.Sc</option> </select> </section> <section> <p>Worked at ABC Corporation from July 2015 - May 2019 as a Technical Manager.</p> </section> </body> </html>
実行結果
このコードを実行すると、学歴情報を示す複数のセクションを持つプロフィールページが表示され、「Graduation(学士課程)」側のドロップダウンリストに自動的にフォーカスが当たります。
上記の例では、異なるセクション内に2つのドロップダウンリストを配置しています。
<section> <h3>Graduation</h3> <select autofocus> <option value="bca">BCA</option> <option value="bcom">B.COM</option> <option value="btech">B.TECH</option> </select> </section> <section> <h3>Postgraduation</h3> <select> <option value="mca">MCA</option> <option value="mcom">M.COM</option> <option value="mtech">M.TECH</option> <option value="msc">M.Sc</option> </select> </section>
ポイントは、1つ目の「Graduation」セクションにある<select>要素だけにautofocus属性を指定している点です。これにより、ページ読み込み時に以下のドロップダウンリストへフォーカスが自動設定されます。
<select autofocus> <option value="bca">BCA</option> <option value="bcom">B.COM</option> <option value="btech">B.TECH</option> </select>
autofocus属性を使う際の注意点
autofocus属性は論理属性(ブール型属性)のため、値を指定せず属性名だけで有効になります。ただし、1つのHTML文書内でautofocus属性を指定できる要素は1つだけという点に注意してください。複数の要素に指定した場合、動作はブラウザによって異なり、意図しない挙動につながる可能性があります。また、モバイルデバイスでは画面キーボードが強制的に開くなどの副作用がある場合もあるため、使用場面は慎重に検討することをおすすめします。
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