「android.process.acoreが停止しました」エラーの原因と6つの解決策【Android】
Androidスマホで頻繁に発生するエラーの一つに、「残念ながら、プロセスandroid.process.acoreが停止しました」というメッセージがあります。このエラーは、主に連絡先アプリや電話(ダイヤラー)アプリを開こうとしたときに表示されることが多いです。
ポップアップを閉じても何度も表示され続ける厄介なエラーで、最悪の場合スマホがクラッシュすることもあります。もしこのエラーに悩まされているなら、この記事で紹介する解決策を順番に試してみてください。
このエラーの原因は?
このエラーは比較的よく見られるもので、原因も複数考えられます。最も多いのが、連絡先アプリのキャッシュデータ内に破損したファイルがあるケースです。ファイルが破損する理由はさまざまで、OSやファームウェアのアップデート中にエラーが発生することなどが挙げられます。
そのほかにも、同期処理が途中で中断されたこと、ストレージ容量の不足、システムのクラッシュ、マルウェア(ウイルス)感染などが原因となることもあります。
こうしたトラブルの多くは予測も回避も難しいものですが、頭に入れておくことは重要です。以下の解決策を試す前に、必ずデータのバックアップを取っておきましょう。バックアップがあれば、大切なデータを失う心配がなくなります。
1. アプリを最新版にアップデートする
まずはGoogle Playストアを確認し、特に連絡先(Contacts)、電話(Phone)などのシステムアプリを含むすべてのアプリを最新版に更新しましょう。最新バージョンにしておけば、既知のバグが修正されている可能性が高く、バージョンの非互換性や不具合による問題を防ぐことにつながります。
すべてのアプリを最新版にアップデートしたら、スマホを再起動してエラーが消えたかどうか確認してください。
2. 連絡先関連アプリのキャッシュとデータを消去する
連絡先アプリのキャッシュとストレージを消去すると、エラーの原因となっている破損ファイルを取り除けます。「連絡先」「連絡先ストレージ」「Google連絡先の同期」の3つのアプリのデータを消去すれば、アプリがリセットされ、関連するバグやキャッシュの問題が解消されます。
連絡先アプリのキャッシュには、アプリをより速く快適に動作させるためのファイルが保存されています。キャッシュを消去してもユーザーデータが失われることはありませんが、一時的にアプリの動作が遅くなることがあります。
一方、ストレージ(データ)を消去するとアプリ内のファイルはすべて削除されます。ただし、Googleアカウントと再同期すれば連絡先は元に戻るので安心してください。同期していない場合は、事前に取っておいたバックアップから復元できます。
連絡先アプリのキャッシュとストレージを消去する手順は以下の通りです。
- 設定を開きます。
- アプリと通知 > すべてのアプリを表示を選択します。
- 連絡先(Contacts)を選択します。
- 強制停止をタップしてアプリを終了させます。
- ストレージとキャッシュを選択します。
- キャッシュを削除をタップします。
- ストレージを消去をタップします。
連絡先アプリのキャッシュとストレージを消去したら、同じ手順を連絡先ストレージ(Contact Storage)とGoogle連絡先の同期(Google Contacts Sync)に対しても実行します。「連絡先ストレージ」が見つからない場合は、アプリ情報画面の三点メニュー(⋮)をタップし、システムアプリを表示を選択してください。
また、Facebookも同期時にこのエラーを引き起こすことで知られています。FacebookおよびFacebook Messengerの連絡先同期をオフにしておくのも有効な対策です。
3. アプリの設定をリセットする
アプリ設定をリセットすると、すべてのアプリがデフォルト状態に戻り、無効化されていたアプリも自動的に再有効化されます。
重要なシステムアプリをうっかり無効化すると、スマホの一部機能が正常に動かなくなり、「android.process.acoreが停止しました」のポップアップが表示される原因になることがあります。自分では気づかないうちにアプリを無効化しているケースもあるため、念のためアプリ設定をリセットしておくと安心です。
アプリ設定をリセットする手順は以下の通りです。
- 設定を開きます。
- アプリと通知 > すべてのアプリを表示を選択します。
- 画面右上の三点メニュー(⋮)をタップします。
- アプリの設定をリセットを選択します。
- アプリをリセットをタップして確定します。
4. Googleアカウントを削除して再追加する
Googleアカウントと連絡先アプリの間に競合が起きている場合も、このエラーの原因になります。問題をすっきり解消するには、一度Googleアカウントを削除して、再度追加するのが手っ取り早い方法です。
アカウントを削除して再追加することで、不具合がリセットされ、見逃していたソフトウェアの更新情報が改めて取得されることもあります。
Googleアカウントを削除する手順:
- 設定を開きます。
- アカウントを選択します。
- 対象のGoogleアカウントを選択します。
- アカウントを削除を選択します。
- 確認のため、もう一度アカウントを削除をタップします。
アカウントを再追加するには、画面下部のアカウントを追加を選択し、Googleをタップします。認証情報を入力すれば完了です。以前に同期していたデータは自動的に再同期されます(時間がかかる場合があります)。
5. システムキャッシュパーティションを消去する
キャッシュパーティションをワイプ(消去)すると、スマホ上のさまざまな問題を解決できることがあります。システムが検出できていないランダムな不具合やエラーも、キャッシュの消去によって改善されるケースがあります。この操作では一時ファイルや破損したデータが削除されますが、個人データが失われることはありません。とはいえ、念のためバックアップを取っておくことをおすすめします。
キャッシュパーティションを消去する手順:
- スマホの電源を切ります。
- 音量下ボタン+電源ボタン、または音量上ボタン+電源ボタン+ホームボタンを同時に長押しします。
- 画面にシステムリカバリーモードが表示されます。
- 音量キーの上下で項目を移動します。
- Wipe cache partition(キャッシュパーティションの消去)を選択し、電源ボタンで決定します。
キャッシュパーティションについてさらに詳しく知りたい方は、詳細な解説ガイドも参考にしてください。
6. ファクトリーリセット(初期化)を行う
どの解決策でもエラーが直らない場合は、最後の手段としてスマホを工場出荷状態に初期化しましょう。これによりすべてのデータが消去され、端末は工場出荷時のデフォルト設定に戻ります。
事前にバックアップを取っていれば怖いものはありません。初期化後にデータを同期し直せば、アプリも自動的に再インストールされます。まだバックアップを作成していない場合は、必ず初期化の前に行ってください。
ファクトリーリセットの手順:
- 設定を開きます。
- システムを選択します。
- 詳細設定 > リセットオプションを選択します。
- すべてのデータを消去(初期化)を選択し、パスコードを入力して確定します。
スマホのAndroidエラーを解決しよう
やり方がわからないと、エラーの修正は難しく感じられるものです。初めて目にするエラーに焦ってしまうかもしれませんが、覚えておくべきは「どんな問題にも必ず解決策がある」ということ。落ち着いて何が起こったのかを分析することが、エラー解決への第一歩となります。
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