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AndroidスマホでSDカードの使用を避けるべき6つの理由

古いスマホを一時的な代用機として使う必要があるとき、一番気になるのはストレージ容量ではないでしょうか。でも心配無用——SDカードを拡張スロットに挿せば、万事解決のはずです。

ところが、そう単純にはいかないかもしれません。SDカードをメインストレージとして使うと、予期しない問題が次々と発生する可能性があります。

ここでは、AndroidでSDカードを使用する際に起こりうるデメリットを詳しく解説します。

1. 動作速度が低下する

SDカードには幅広い種類があり、性能も大きく異なります。低品質なカードを使うと、あらゆる場面での遅延にすぐイライラしてしまうでしょう。

特に顕著なのは、多数のアプリをSDカードへ移動した場合です。アプリの読み込み時間、リフレッシュレート、同期速度がすべて大幅に低下する恐れがあります。残念ながら、この問題に悩む人は少なくありません。手元にある古いSDカードを、それが用途に合っているかどうか考えずに使ってしまいがちだからです。

写真やファイルの保存だけが目的であれば、高速クラスであるUHS-IまたはClass 10のいずれかで十分です。

ただし、アプリ本体をカードにインストールする予定があるなら、「アプリパフォーマンスクラス」にも注目してください。選択肢はA1とA2の2種類で、A2の方が高速です。

2. ショートカットの消失とパスワードの喪失

筆者は最近、AndroidスマホでSDカードを使った際に奇妙な問題に遭遇しました。バッテリーが切れるたびに(端末が古かったため頻繁に発生)、SDカードへ移動したアプリのショートカットがホーム画面から消えてしまうのです。

ホーム画面をフォルダで整理するのが習慣だった筆者にとって、これは本当に面倒な事態でした。

さらに困ったことに、影響を受けた一部のアプリ(Twitter、MyFitnessPal、Redditなど)では、保存していたパスワードや設定などのユーザーデータまで失われてしまいました。

なぜこの現象が起きたのか正確な理由は不明ですし、あなたにも同じことが起こるとは限りません。しかし、AndroidでSDカードを使うことで生じうる予期せぬトラブルの一例であることは間違いありません。

3. ファイル探しが悪夢になる

SDカードを内部ストレージとしてフォーマット(取り込み)することは可能ですが、それでもスマホが両方の記憶域を1つのまとまりとして扱うわけではありません。そのため、使い方によっては、必要なファイルを探すのが非常に煩わしくなることがあります。

たとえば、データの種類ごとに保存先が分散してしまう状況が起こりえます。写真やローカル音楽はSDカードに、オフラインのGoogleドキュメントやChromeでダウンロードしたファイルは内部メモリに、といった具合です。使用するアプリが増えるほど、この断片化の問題は深刻になります。

初期設定から数ヶ月後、どのアプリがどのストレージにファイルを保存しているか、自信を持って答えられるでしょうか?

これは日々の生産性を損なう要因になります。重複ファイルが無駄な容量を圧迫し、せっかくのファイル管理システムが崩壊する結果にもなりかねません。

4. SDカードの突然の故障

SDカードには読み書き可能な回数に上限があります。データにアクセスするたびに寿命は少しずつ縮んでいきます。当然ながら、寿命はカードの品質によっても大きく異なります。SanDiskなどの有名ブランド製品の方が、格安サイトで売られているノーブランド品よりも長持ちするのは言うまでもありません。

さらに厄介なのは、手持ちの予備カードがどれほど古いのか分からない点です。何年も放置されていた古いSDカードの場合、過去にどれだけ使用されたのか見当もつきません。つまり、あとどれくらい使えるのかも予測できないのです。

しかも、従来のハードディスクと違って、SDカードは故障前に警告サインが現れないこともあります。バックアップを取っていなければ、大切なデータを一瞬で失う危険があります。

将来のトラブルを避けるために、microSDカードを購入する際の失敗例をチェックしておくことをおすすめします。

5. 機種変更時のデータ移行がストレスになる

多くの人が誤解していますが、AndroidのSDカードはPCで使うSDカードやUSBメモリと同じ感覚では扱えません。パソコンであれば、カードやUSBメモリを別の端末に差し替えても問題なくファイルにアクセスできます。つまり、完全にポータブルなのです。

一方、Androidスマホで内部ストレージとして設定したSDカードを別のスマホに移したり、PCで中身を読み出そうとしたりしても、ほぼ失敗します。なぜなら、AndroidのローカルストレージとしてSDカードをセットアップした時点で、カードはその端末専用に暗号化されるからです。

そのため、新しいスマホを購入しても、カードを挿し替えるだけで済むわけにはいきません。カード内のデータをフォーマット(全消去)して、最初からやり直す必要があります。

6. ゲームのパフォーマンス低下

Androidスマホのストレージを最も圧迫する存在のひとつがゲームです。クロスワードのような軽量なタイトルではなく、高精細なグラフィックスと大ボリュームのコンテンツを持つ作品のことです。アプリ本体とセーブデータだけで、数GBに達することも珍しくありません。

こうしたゲームをSDカードに移動したくなりますが、これは避けるべきです。最高峰のA1対応Class 10カードでさえ、最新のAndroidゲームを快適に動かすには速度が不足しています。

その結果、ゲーム中の不具合、グラフィックスの表示漏れ、頻繁な強制終了に悩まされることになります。SDカード導入のメリットを検討する際には、こうしたデメリットは意外と見落とされがちです。

それでもSDカードを使いますか?

ここまでのポイントを理解したうえで、それでもAndroid端末でSDカードを使いたいというのであれば、試してみても構いません。うまくいく可能性もあります。ただし、問題が起こりうることは覚悟しておいてください。実際にトラブルが発生したときは、頭を抱えたくなるほどストレスを感じるはずです。

余計な手間を避けたいなら、代用機を使っている期間は多少の不満は仕方ないと割り切り、新しいスマホの到着を一心に待つのが賢明かもしれません。

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