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Androidでプライバシーを守る9つの方法【今すぐできる設定まとめ】

スマートフォンは、私たちの生活に欠かせない存在になっています。友人とのメッセージのやり取り、銀行口座の確認、ネットショッピング、重要な書類の保存、レストランへの道案内まで、ポケットの中の小さな端末があらゆる場面を支えています。

こうした利便性は、ここ10年ほどで手に入れた贅沢なものですが、その裏には大切な個人情報がぎっしり詰まっていることを忘れてはいけません。Androidはここ数年でさまざまなプライバシー保護機能を搭載してきましたが、Googleがその使い方を丁寧に説明してくれるとは限りません。そこで本記事では、Androidスマートフォンのデータを守るために今日から実践できる9つの方法をご紹介します。

1. ロック画面を強化する

ロック画面は、スマートフォンを守るための最初の防衛線です。住んでいる場所、やり取りする相手、メール、プライベートな書類など、スマホには最も個人的な情報が保存されています。だからこそ、ロック画面をしっかり設定し、許可のない人やアプリからのアクセスを防ぐことが非常に重要です。

設定方法は簡単です。「設定」>「セキュリティ」>「画面ロック」から、パスワード・PINコード・パターンのいずれかを選択できます。さらに、指紋センサーを搭載した機種をお使いの方は、生体認証として指紋認証も併用すると、より強固なセキュリティを実現できます。

2. 端末を暗号化する

端末を暗号化すると、ロックを解除するまで内部のデータが読み取れない状態になります。つまり、スマホを紛失したり盗難に遭ったりしても、第三者に情報を読まれるリスクを大幅に減らせるのです。

暗号化を有効にするには、「設定」>「セキュリティ」>「暗号化」へ進みます。暗号化をオンにすると画面ロックの設定も必須となるため、不正アクセスを試みる者に対する防御力がさらに高まります。

3. 位置情報の共有を見直す

スマホが収集する情報の中でも、位置情報はとても便利な反面、最もプライバシーに関わるデータの一つです。GoogleマップやWazeのようなナビアプリでは正当な用途に活用されますが、悪用されればあなたの行動をすべて追跡されてしまう可能性もあります。

位置情報を完全にオフにすることも可能ですが、それだと多くの便利な機能が使えなくなってしまいます。現実的な解決策は、位置情報の精度レベルを調整することです。

「高精度」モードは最も詳細な位置情報を提供します。もう少し大まかな位置で十分だと感じたら、「設定」>「位置情報」から「高精度」「バッテリー節約」「端末のみ」の3種類を選びましょう。また、Android 6.0以降ではアプリごとに個別の権限を管理できるため、位置情報を取得されたくないアプリについては、そのアプリだけ権限をオフにすることも可能です。

4. 広告設定を変更する

無料でコンテンツを楽しめる裏には広告が存在するのは否定できない事実で、Playストアの人気アプリの多くも広告収入によって成り立っています。ただし、知っておくべき重要な設定があります。それが「興味・関心に基づく広告(インタレストベース広告)」です。

オプトアウトするには、「設定」>「Google」>「広告」から該当の設定をオフにします。この種の広告は、位置情報、性別、年齢層、閲覧履歴などのプロフィールをもとに、アプリ内広告をカスタマイズしています。広告ネットワークにデバイス情報から自分のプロフィールを作られたくなければ、必ず設定を見直しておきましょう。

5. Playストア以外からアプリをインストールしない

Google公認のAndroid端末には標準でPlayストアが搭載されており、普段はそこからアプリを入手している方がほとんどでしょう。PlayストアはAndroid最大のアプリストアですが、世の中には他のサードパーティ製ストアや、どのストアにも登録されていないアプリも存在します。

どうしてもPlayストアにないアプリが必要な場合は、提供元が信頼できるのであれば大きな問題はありません。しかし、「提供元不明のアプリ」のインストールを許可してしまうと、セキュリティリスクにさらされるだけでなく、データを盗もうとする悪質なアプリの標的になる恐れがあります。

この設定は「設定」>「セキュリティ」>「提供元不明のアプリ」でオン/オフを切り替えられます。Amazon系アプリなどを入れたい特別な理由がない限り、常にオフのままにしておくのが安全です。

6. アプリの権限を細かく管理する

かつてAndroidは、iOSのようにアプリごとの権限を細かく制御できない点で一歩遅れていました。しかし、Android 6.0 Marshmallowの登場以降、Androidでもアプリごとに個別の権限をオン/オフできるようになり、状況は大きく改善しました。

権限設定画面へのアクセス方法は次の通りです。「設定」>「アプリ」を開き、歯車アイコンから「アプリを構成」>「アプリの権限」と進むと、権限ごとの一覧が表示されます。特定のアプリの権限を変更したい場合は、「設定」>「アプリ」>[アプリ名]>「権限」から直接編集できます。

新しい権限管理システムに対応したアプリは、機能が必要になった時点で初めてアクセス許可を求めてきます。一方、旧来のアプリは権限をオフにすると動作が不安定になるケースもあるため、その点には注意してください。

7. 有料版に切り替えて広告をなくす

広告主はユーザーのプロフィールを作り込むほど、ターゲット広告を効果的に配信でき、追加の広告収入を得られます。システム設定でのオプトアウトに加えて、広告を生活から根本的に減らしたいなら、有料版への切り替えも有効な選択肢です。

開発者がアプリで収益を得る方法は主に3つあります。1つ目は最も一般的な広告収入型。2つ目は基本機能が無料で追加機能に課金するフリーミアム型。3つ目はアプリ本体を購入するプレミアム型です。

ソフトウェアを購入すれば、開発者を支援しながら同時に広告も取り除くことができ、一石二鳥です。

8. クラウドバックアップを慎重に使う

クラウドバックアップの魅力は抵抗しがたいものがあります。機種変更や端末の初期化の際に、各種設定、アプリの環境設定、パスワードなどがクラウドに同期されていれば、復元作業が格段に楽になりますからね。

しかし、プライバシー保護を本気で考えるなら、一度立ち止まって考えてみてください。強力で固有のパスワードや二段階認証でアカウントをしっかり守っていても、一度インターネット上にデータを置いてしまえば、企業、ハッカー、あるいは政府など、どこかの誰かがアクセスできる可能性はゼロではありません。

バックアップ機能をオフにするには、「設定」>「バックアップとリセット」から「データのバックアップ」をオフにします。これはプライバシーと利便性のトレードオフの典型例であり、自分の価値観に合わせて判断しましょう。

9. インストール前にアプリをよく調べる

GoogleはAppleほど厳しくPlayストアの審査を行っていないという指摘もあります。初めてインストールするアプリ、特に知名度の低いアプリについては、事前のチェックを怠らないようにしましょう。

インストール前に確認すべきポイントは以下の通りです。

  • ダウンロード数:思ったより少ない場合は、偽アプリや詐欺アプリの可能性があります。
  • 要求される権限:納得できない権限を要求してくるアプリは、インストールしないのが賢明です。Android 6.0以降は個別の権限をオフにできますが、アプリの一部機能が動かなくなることもあります。
  • PrivacyGradeを活用する:カーネギーメロン大学の研究チームが、アプリのプライバシーへの取り組み度合いを評価しています。公式サイトで詳細なデータを確認できます。
  • BitDefender Cluefulを活用する:セキュリティ大手BitDefenderが提供するこのツールは、端末にインストール済みのアプリが使用している権限や、データを送信しているWebサイトを分析して表示してくれます。

まとめ

Googleは長年の間に、Android上でのプライバシー管理を大幅に容易にしてきました。それでも結局のところ、プライバシーとは「どんなデータを共有してもよいか」と「どんな機能やサービスを使いたいか」の間で、自分にとっての妥協点を見つける作業です。

あなたはスマホが保存している情報を気にしていますか?データ管理のために何か対策をしていますか?今回紹介したTipsを試したことはありますか?ぜひコメント欄で教えてください!

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