iPhone・iPadで「このアイテムを削除する権限がありません」と出たときの原因と解決策
iPhoneやiPad、パソコンの中には数え切れないほどのフォルダやファイルが保存されています。iCloudのストレージ容量不足を解消したり、個人のプライバシーを保護したりするために、不要なデータを削除したい場面は多いものです。ところが、写真やファイル、DCIMフォルダ、アプリなどを削除しようとしても「このアイテムを削除する権限がありません」というエラーが表示され、削除できずに困ってしまうことがあります。

パート1:iPhoneで「このアイテムを削除する権限がありません」と表示される原因
削除権限がない旨のメッセージが表示される理由はさまざまです。主な原因を以下にまとめました。
原因1:iOSのバージョンが古い
OSが旧バージョンのままになっていると、ファイルの削除操作に不具合が生じることがあります。
原因2:iCloudやiTunesのバックアップの影響
削除したい写真がiCloudまたはiTunesでバックアップされている場合、同期の仕組みによって削除操作が制限されることがあります。
原因3:セキュリティ保護による制限
多くの場合、このエラーは不正なユーザーが端末にアクセスして重要なデータを持ち出すことを防ぐためのセキュリティ機能として働いています。
原因4:他のデバイスとの同期
以前に写真をパソコンやiPad、Macと同期したことがある場合、削除できないアイテムが第三者のデバイス側に存在している可能性があります。
このようなトラブルに遭遇しても慌てる必要はありません。次のパートでは具体的な解決方法を紹介します。
パート2:「このアイテムを削除する権限がありません」エラーの解決方法
解決策1:iPhoneを再起動する
まず試したいのが端末の再起動です。機種ごとの再起動方法は以下の通りです。
- iPhone 6シリーズ:スリープ/スリープ解除ボタンとホームボタンを、Appleロゴが表示されるまで同時に押し続けます。
- iPhone 7シリーズ:スリープ/スリープ解除ボタンと音量を下げるボタンを、Appleロゴが表示されるまで押し続けます。
- iPhone 8以降およびiPhone Xシリーズ:音量を上げるボタンと下げるボタンをすばやく押し、その後サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しします。

また、「設定」アプリを開き、「一般」から一番下までスクロールして「システム終了」をタップすれば、簡単に電源を切ることもできます。
解決策2:iOSを最新バージョンにアップデートする
古いOSが原因の場合、iOSを最新版に更新するだけで問題が解決することもあります。
- 「設定」を開き、「一般」→「ソフトウェア・アップデート」をタップします。
- 利用可能なアップデートがあればインストールを実行します。
アップデート完了後、改めてファイルの削除を試してみてください。

パート3:その他の有効な対処法
対処法1:iCloud写真を無効にする
写真がクラウドにバックアップされていると、端末側での削除が制限されることがあります。カレンダーやメッセージなどiCloud全体をオフにする必要はなく、「iCloud写真」だけを無効化すれば大丈夫です。
- 「設定」アプリを開き、画面上部の自分の名前をタップして「iCloud」を選択します。
- 「ストレージを管理」をタップし、「iCloud写真」を選びます。
- 「無効にして削除」をタップします。

対処法2:写真アプリから1枚ずつ削除する
一括削除がうまくいかない場合は、標準の「写真」アプリから直接削除を試みましょう。
- 「写真」アプリを開きます。
- 削除したい写真を選択して「削除」をタップします。
- ゴミ箱アイコンをタップし、選択した写真を削除して操作を確定します。

おすすめ:削除前にiPhoneをバックアップしておく
削除権限に関するエラーが表示されたら、まず上記の方法を順番に試してみてください。それと同時に、大切なデータを失わないよう、事前にバックアップを取っておくことを強くおすすめします。「FoneBackup」は強力なiPhoneバックアップ・転送ソフトで、写真や動画、メッセージなどのデータをiPhoneからパソコンへ転送でき、端末の空き容量確保にも役立ちます。
ここでは、Windowsで無料で写真をバックアップする具体的手順を紹介します。
- FoneBackupを起動し、iPhoneを接続します。「電話転送」をクリックして「iPhoneからPCへ」を選択します。

注意:イメージ形式でバックアップを作成したい場合は、「電話バックアップ」→「選択的バックアップ」からiPhoneの写真をバックアップできます。 - 「+」アイコンをクリックして転送したい画像を選択し、「OK」をクリックして次へ進みます。

- 「転送開始」をクリックし、保存先のパスを選択して「転送」をクリックすると処理が始まります。

- 転送が完了したら「OK」をタップします。

まとめ
iPhone/iPadで「このアイテムを削除する権限がありません」というエラーが発生したときは、本記事で紹介した複数の方法を順に試すのが効果的です。また、重要なファイルを誤って失わないためにも、削除前にFoneBackupなどを活用して安全な場所へデータを転送しておくと安心です。この記事がトラブル解決の一助となれば幸いです。
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