写真撮影だけじゃない!あなたが知らなかったiPhoneカメラの強力な機能5選
筆者のクリスティンは20年以上にわたりコンシューマーテック分野を取材してきたライターです。ヘッドホンやワイヤレスイヤホン、ポータブルBluetoothスピーカー、ウェアラブル端末など数多くの製品をレビューしてきました。また、12年以上にわたりエンターテインメント分野でも執筆活動を行っています。
iPhoneのカメラアプリを開くとき、その目的はたいてい写真の撮影か動画の録画のはず。しかし、iPhoneのカメラはそれ以外にも多彩な使い方ができる、思った以上に万能なパーツです。
中には「今まで知らなかったのが不思議なくらい」と感じるほどシンプルな機能もあり、一度知ってしまえば日常的にお世話になるはず。例えば、鏡が近くになくて歯に食べかすが挟まっていないか確認したいときは、前面カメラを簡易ミラー代わりに使えます。測定からスキャン、身の回りの物についての学習まで、カメラはあらゆる場面で活躍してくれるのです。iPhoneユーザーなら、以下の便利な使い方はぜひ押さえておきましょう。
書類やQRコードをスキャンする
サイトへのアクセスもファイル保存もこれ一台で
iPhoneのカメラは、書類のスキャンにもQRコードの読み取りにも利用できます。書類スキャンについては、レシートなどを自動検出してスキャンモードに切り替えられるGalaxy S26 Ultraのような機種のほうが手軽ですが、iPhoneでも十分に行えます。まず「メモ」アプリで新規メモを開き、右上の縦3点アイコンをタップして「スキャン」を選択。カメラが起動したら、請求書やレシートなどの上にiPhoneをかざしましょう。自動で撮影され、スキャン済みファイルとして保存されます。
QRコードならもっと簡単で、「カメラ」アプリを開いてコードにかざすだけ。リンク先のウェブサイトアドレスやアプリが認識され、画面下にリンクが表示されます。リンクをタップすればそのままページへ移動可能です。ウェブサイトへの誘導だけでなく、フォーム入力やイベントチケットの表示など、さまざまな場面で役立ちます。
目の前の物を識別する
移動中でもすぐに調べられる
iPhoneの「ビジュアルルックアップ」機能を使えば、すでに撮影した写真の中の物について、下部メニューの情報(i)ボタンが表示されている場合にタップするだけで詳細を調べられます。さらに、側面に「カメラコントロール」ボタンを搭載したiPhone(iOS 18.2以降のiPhone 15 Pro以降)では、「ビジュアルインテリジェンス」によってその場で調べることも可能です。調べたい物にiPhoneを向け、本体右下のボタンを長押しします。「質問する」を選択すればChatGPTによる詳しい解説が得られ、「検索」を選択すればGoogle画像検索で類似画像から対象を特定できます。
AndroidではGoogleレンズが定番ですが、iPhoneにもGoogleアプリをダウンロードして同じように使えます。「Googleレンズ」を開いてカメラを物に向けると、AIによる概要と視覚的に一致する画像が表示され、その物について深く知ることができます。野菜、植物、動物などであれば、名前を特定できるだけでなく、その野菜がどんな料理に向いているのか、どう保存すればよいのかといった実用的な情報まで得られます。
言語をその場で翻訳する
海外旅行の心強い味方
筆者はイタリアとスペインへの旅行で、iPhoneの翻訳機能を実際に活用しました。英語表記のないメニューしか置いていない店に入ったときは、「翻訳」アプリを開いて「カメラ」を選択し、翻訳元と翻訳先の言語を設定。あとはメニューにiPhoneをかざすだけで、すべての言葉が即座に自分の言語へと翻訳されて表示されます。看板やメールなどにも同じ方法が使えます。
この機能はGoogle翻訳アプリでも同様に利用可能です。アプリを開いて「カメラ」を選択し、同じ手順を踏めば、理解できない言語で書かれたテキストを読めるようになります。観光地から離れた、英語メニューのない店で注文するときに大いに助かりました。交通機関の案内表示の意味を知りたいときや、お店でパッケージの中身がひと目で判断できないときの確認にも重宝しました。
拡大鏡として使う
眼鏡を家に忘れた日にも
シンプルながら、意外と見落とされがちなカメラの使い方です。外出中に遠視のせいで小さな文字が読みづらい、眼鏡を家に忘れてきた——そんなときは、iPhoneのカメラを使えば文字をより鮮明に読めます。読みたいテキストにカメラを向け、2本指を広げるピンチアウト操作で拡大するだけ。機種によっては、あらかじめ用意されたデジタルズームボタン(2倍、4倍、8倍など)を押すのも有効です。例えばiPhone 17 Proなら最大40倍までズームできるため、視力に自信がある人でも読み取れないほど遠くの文字まで判別できます。
なお、iPhoneには専用の「拡大鏡」アプリも標準搭載されています。スライダーで必要な倍率までズームできるほか、明るさの調整スライダーやフラッシュライトの起動ボタンも備えており、夜のキャンドルライトのレストランのように暗い環境でも文字を読みやすくなっています。とはいえ、ちょっとした読み取りであれば、カメラアプリ自体で十分間に合うことも多いでしょう。
物を測る
サイズが収まるか事前にチェック
iPhoneで物を測定できることをご存じでしたか?「計測」アプリを使えば、片方の端にポイントをマークし、iPhoneをもう片方の端へ移動させてマークを打つだけで、正確な寸法がわかります。狭いスペースや家具の採寸に最適で、袖丈を測るための腕の長さを調べたり、子どもの身長を記録して成長を見守ったりといった使い方もできます。
計測結果は、メートル、センチメートル、インチなど、状況に応じて最も自然な単位で表示されます。数値はアプリ内に記録されるため、コーヒーテーブルの幅・奥行き・高さのように、1つの物について複数の寸法を保存して後から参照することも可能です。できれば計測値を「メモ」アプリにコピー&ペーストしてラベルを付けておくと、どれが何の寸法なのかひと目でわかり便利です。店頭の商品にサイズ表記がない場合(例えばキッチンカウンターに置きたい電子レンジなど)も、その場でiPhoneを使って測定し、自宅で取った寸法と比較すれば安心です。
iPhoneカメラを最大限に活用しよう
写真撮影だけが能じゃない
iPhoneのカメラは、写真や動画で周囲の世界を記録するだけでなく、さまざまな形で毎日の生活をサポートしてくれます。海外旅行での移動をスムーズにしたり、身の回りの物について学んだり、忘れかけた老眼鏡や巻き尺の代わりを務めたりと、想像以上に多くの用途があるのです。この記事で紹介した機能を、ぜひ日常で試してみてください。
あわせてチェックしたい機種:Apple iPhone 17 Pro
- ブランド: Apple
- SoC: A19 Proチップ(3nm)/ 6コアCPU、Neural Accelerators搭載6コアGPU
- ディスプレイ: 6.3インチ LTPO Super Retina XDR OLED / 120Hz ProMotion / 最大輝度3000ニット
- RAM: 12GB LPDDR5X
- ストレージ: 256GB / 512GB / 1TB
- バッテリー: 4252mAh(eSIMモデル)/ 動画再生最大30時間
iPhone 17 Proは、現行のAppleラインナップの中で機能と価格のバランスに優れた最有力モデルです。カメラにはデュアルキャプチャや自動ズームCenter Stageなど豊富な機能が搭載されていますが、カメラでできることはそれだけではありません。一部の機能はApple Intelligenceを活用しており、本記事で紹介したような使い方もさらに快適になります。
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