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iPhoneユーザーの私がiCloudを使わない5つの理由|専門家の視点

iPhoneユーザーの私がiCloudを使わない5つの理由|専門家の視点

2025年1月30日公開

Alvin(アルビン)は、分析化学の学位取得を終える頃に執筆の楽しさに出会いました。テクノロジー愛好家として、2019年にテックライターとしてキャリアをスタートし、技術のさまざまな分野について執筆してきました。

現在はITの学位と5年以上の執筆経験を活かし、HTML/CSS、JavaScript、Python、クラウド、Linuxに関する解説チュートリアルを専門に執筆しています。執筆以外の時間は、ソフトウェアエンジニアとして働いています。

2021年5月にMUOに参画。XDA Developersをはじめ、複数のメディアでも記事が掲載されています。ソフトウェア開発と執筆のほか、旅行とフィットネスを愛好しています。

目次

  • 無料のiCloudストレージが少なすぎる
  • 端末本体のストレージが十分にある
  • Macでバックアップを取っている
  • Google Oneにすでに課金している
  • iCloudはAppleのエコシステムへの「ロックイン」

筆者は2019年からiPhoneを使い続けていますが、Appleの機能の中でどうしても馴染めないものがひとつあります。それが「iCloud」です。この記事では、iCloudを使わずに済ませている理由を5つ紹介します。

1. 無料のiCloudストレージが少なすぎる

iPhoneユーザーの私がiCloudを使わない5つの理由|専門家の視点 クレジット:Raghav Sethi/MakeUseOf

Appleが無料で提供するiCloudストレージは、わずか5GBです。一見それなりに思えますが、写真や動画、システムバックアップなど、iPhoneのデータをすべて預ける場所としては心許ありません。一般的なiPhoneのバックアップだけで5GBの半分以上を消費するため、あっという間に容量不足に陥ります。写真や動画をたくさん撮る人なら、なおさらです。

Appleもそれを承知の上で、大容量ストレージを月額固定料金で提供する「iCloud+」サブスクリプションを用意しています。費用面だけを見れば、テラバイト級の容量が必要にならない限りiCloud+は決して高くありません。しかし、わざと無料枠を小さく設定して有料プランへ誘導しているように感じられることが、筆者がiCloudを敬遠する大きな理由です。ちなみにGoogle Driveなら無料で15GBが使えるため、5GBという制限はどうしても物足りなく感じてしまいます。

2. 端末本体のストレージが十分にある

iPhoneユーザーの私がiCloudを使わない5つの理由|専門家の視点 クレジット:Tada Images/Shutterstock

もうひとつの大きな理由は、筆者のiPhone 11に128GBの内蔵ストレージがあり、クラウドに頼る必要性が低いことです。ローカルに十分な空き容量があるため、ストレージ不足に悩まされる場面はほとんどありません。端末本体の容量を最大限に活用することで、Appleのクラウドサービスへの依存度が下がり、結果的にiCloudがなくても快適に使えています。

もちろん、オンデバイス保存にはリスクもあります。端末の紛失や故障によってデータを失う可能性は常につきまといますし、筆者自身も過去にデバイスを失った経験があります。だからこそ、重要なデータは必ず別の場所にもバックアップしています。ただ、そのバックアップ先としてiCloudには頼っていない、というだけの話です。

3. Macでバックアップを取っている

iPhoneユーザーの私がiCloudを使わない5つの理由|専門家の視点

デバイスのバックアップは不可欠であり、iCloudを検討する最大の動機のひとつでもあります。幸い、iPhoneのバックアップ方法はiCloudだけではありません。筆者はMacBookにiPhoneをバックアップしています。この方法なら、iCloudと同様にデバイス全体の完全バックアップを作成でき、万が一端末にトラブルが起きたときも、バックアップから復元することが可能です。

MacBookのストレージに余裕があるため、複数世代のiPhoneバックアップを保管しても容量を気にする必要がありません。なお、これはMacを持っているからこそできることではなく、Windows PCでも同じようにiPhoneをバックアップできます。

4. Google Oneにすでに課金している

iPhoneユーザーの私がiCloudを使わない5つの理由|専門家の視点

MacBookに十分なストレージがあるとはいえ、大切なデータは複数の場所に分散して保管すべきだと考えています。過去に全データを失った経験のある筆者は、二度と同じ失敗を繰り返したくないため、Google Oneに課金しています。

Google Oneでは100GBのストレージが利用でき、iPhoneとAndroidスマートフォンの写真、動画、書類などのファイルを保存するには、現時点で十分すぎるほどです。さらに前述のとおり、Googleアカウントを持っているだけで無料の15GBが付与されます。

加えて、GoogleサービスはiPhoneとの統合もほぼシームレスで、データへのアクセスや保存も簡単です。Google Oneがクラウドストレージのニーズをすべて満たしてくれる以上、AndroidとiOSの両方でGoogleフォトやGoogleドライブなどを横断してファイルを管理できるのに、わざわざiCloudを使う理由は見当たりません。

5. iCloudはAppleのエコシステムへの「ロックイン」

iCloudを使うメリットのひとつは、Appleハードウェアとの緊密な統合による手軽さです。写真やファイルの保存・アクセスが直感的に行えるのは確かです。しかし、その強力な統合の裏側には、他プラットフォームからの利用を難しくし、競合サービスへの乗り換えを困難にするという側面があります。

例えば、iPhone上であれば「写真」アプリや「ファイル」アプリからiCloudのコンテンツに簡単にアクセスできます。ところがAndroidからiCloudへアクセスする手段はWebブラウザ経由のみで、これがかなり面倒です。

こうした事情から、iCloudはAppleがユーザーを自社エコシステムに囲い込むための道具のひとつに感じられます。筆者はiCloudでAppleの「壁に囲まれた庭」に閉じ込められるよりも、クロスプラットフォーム互換性に優れたGoogleドライブなどを選ぶほうが性に合っています。

iCloudは、Appleのエコシステムに完全に入り浸っているユーザーにとっては優れたソリューションです。しかし、クロスプラットフォーム対応の弱さと少ない無料容量は、Androidスマホも併用し、Google Oneにすでに課金している筆者にとっては、どうしても魅力に欠ける選択肢なのです。

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