iPhoneで日付と時刻を手動で変更する方法|「自動設定」がグレーアウトして変更できないときの対処法も解説
iPhoneは、GPSと携帯電話回線の情報を組み合わせて、自動的に正確な日付と時刻を表示するように設計されています。海外へ頻繁に出かける方や、サマータイム(DST)が導入されている地域にお住まいの方にとっては非常に便利な機能です。しかし、iOSデバイスでは、必要に応じて日付や時刻を手動で変更することも可能です。
端末に表示される時刻が正確ではない場合(まれに起こります)や、時間を数分進めておくことで時間に遅れないよう自分を戒めたい場合など、理由はさまざまです。この記事では、iPhoneで日付と時刻を手動で変更する方法を詳しく解説します。
iPhoneの日付と時刻を手動で変更する手順
iPhoneでは、「設定」アプリの「日付と時刻」画面から、日付・時刻・タイムゾーンを手動で変更できます。
1. iPhoneで「設定」アプリを開きます。
2. 下にスクロールして「一般」をタップします。
3. 「日付と時刻」をタップします。
4. 「自動設定」の横にあるスイッチをオフにします。
注意:「自動設定」がグレーアウトして操作できない場合は、次のセクションで紹介する対処法をご確認ください。
5. 「タイムゾーン」をタップすると、別のタイムゾーンを検索して切り替えられます。また、現在の日付と時刻をタップし、日付ピッカーと時刻のスクロールホイールを使って、それぞれ手動で調整できます。
警告:選択したタイムゾーンから大きくずれた日付や時刻を設定すると、一部のアプリやサービスが正常に動作しなくなる可能性があります。
日付と時刻の変更が完了したら、左上の「一般」をタップして「日付と時刻」画面を終了しましょう。
「自動設定」のスイッチがグレーアウトしている場合の対処法
iPhoneの「日付と時刻」設定で「自動設定」のスイッチがグレーアウトしてロックされている場合、原因を取り除かない限り手動での変更はできません。以下の対処法を順番に試してみてください。
スクリーンタイムのパスコードを解除する
iPhoneには、アプリの利用制限や使用状況の管理を支援する「スクリーンタイム」という機能が搭載されています。ただし、スクリーンタイムにパスコードを設定していると、「自動設定」のスイッチがロックされてしまうことがあります。これを解消するには、スクリーンタイムのパスコードをオフにする必要があります。
1. iPhoneの「設定」アプリを開きます。
2. 「スクリーンタイム」を選択します。
3. 下にスクロールして「スクリーンタイムパスコードを変更」をタップします。
4. 「スクリーンタイムパスコードをオフにする」をタップします。
5. 操作を認証するためにスクリーンタイムのパスコードを入力します。
注意:スクリーンタイムのパスコードを忘れてしまった場合は、「パスコードをお忘れですか?」をタップし、Apple IDの認証情報を使ってリセットしてください。
6. 「設定」>「一般」>「日付と時刻」に戻ります。「自動設定」のスイッチが操作できる状態になっているはずです。その場合はスイッチをオフにして、必要な調整を行いましょう。作業が完了したら、再度新しいパスコードを設定しても問題ありません。
スクリーンタイムを完全に無効にする
パスコードの解除でも改善しない場合は、スクリーンタイム自体を無効にしてみましょう。比較的簡単に行えます。
1. 「設定」アプリを開き、「スクリーンタイム」をタップします。
2. 下にスクロールして「スクリーンタイムをオフにする」をタップします。
3. 確認のため、もう一度「スクリーンタイムをオフにする」をタップします。
日付と時刻の変更が終わったら、必要に応じてスクリーンタイムを再度有効化すればOKです。
位置情報サービスを無効にする
iPhoneは時刻の自動設定にGPSを部分的に利用しています。そのため、位置情報サービス内の該当する設定をオフにしない限り、「自動設定」のスイッチがロックされたままになることがあります。
1. 「設定」アプリを開き、「プライバシー」をタップします。
2. 「位置情報サービス」をタップし、下にスクロールして「システムサービス」をタップします。
3. 「タイムゾーンを設定」の横にあるスイッチをオフにします。
それでも「自動設定」のスイッチが操作できない場合は、残りの対処法に進みましょう。
iPhoneを再起動する
システムソフトウェアの一時的な不具合により、「自動設定」のスイッチがグレーアウトして見えることがあります。iPhoneを再起動することで解決する場合があります。
1. 「設定」アプリを開き、「一般」>「システム終了」をタップします。
2. 電源アイコンを右にドラッグして、iPhoneの電源を切ります。
3. 少なくとも30秒待ってから、サイドボタンを長押ししてデバイスを再起動します。
キャリア設定をアップデートする
キャリア側の制限により、iPhoneの時刻設定を変更できないケースもあります。この場合、ユーザー側でできることは限られますが、保留中のキャリア設定アップデートがあれば適用することで、手動での時刻設定が可能になる可能性があります。可能性は低めですが、試す価値はあります。
1. 「設定」を開き、「一般」>「情報」に移動します。
2. 少なくとも30秒ほど待ちます。
3. その間に「キャリア設定アップデート」のプロンプトが表示されたら、「アップデート」をタップします。
システムソフトウェアをアップデートする
iPhoneに最新のシステムソフトウェアアップデートを適用することで、「自動設定」のスイッチがグレーアウトする原因となっている既知のバグが修正されることがあります。
1. 「設定」アプリを開き、「一般」>「ソフトウェア・アップデート」に移動します。
2. iPhoneが新しいアップデートの検索を完了するまで待ちます。
3. 「ダウンロードとインストール」をタップして、iOSを最新バージョンに更新します。
すべての設定をリセットする
上記の対処法をすべて試しても改善しない場合は、iPhoneのすべての設定をリセットしてみてください。「自動設定」のスイッチがグレーアウトしている根本的な問題を解決できる可能性があります。
1. 「設定」を開き、「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」に移動します。
2. 「すべての設定をリセット」をタップします。
3. デバイスのパスコードを入力し、確認のためもう一度「すべての設定をリセット」をタップします。
リセット後、「日付と時刻」画面にアクセスし、手動で調整できるかどうかを確認してください。おそらく問題なく操作できるはずです。ただし、Wi-Fiネットワークへの再接続や、各種設定の再構成を最初から行う必要がある点にはご注意ください。
定期的な調整を忘れずに行うこと
iPhoneの時刻を手動で変更すること自体は問題ありませんが、タイムゾーンに応じた定期的な調整が必要になる点には注意が必要です。アプリやサービスに不具合が発生し始めたら、デバイス自身による時刻の自動設定に戻すか、自分で時刻を修正するようにしましょう。
ちなみに、時刻といえば、ホーム画面に設置できる便利な時計ウィジェットもぜひチェックしてみてください。
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