iPhoneがWi-Fiに頻繁に接続できない?原因別の12の対処法
大事な仕事の通話やオンラインゲームの最中にWi-Fiが突然切れると、非常にストレスですよね。iPhoneがWi-Fiから繰り返し切断される問題は、その根本的な原因によって、簡単に解決できることもあれば、複雑な対応が必要なこともあります。
まずは機内モードのオン/オフを切り替えてみましょう。それでも改善しない場合は、本記事で紹介する12のトラブルシューティング方法のいずれかで問題が解決するはずです。
1. 別のWi-Fiネットワークに接続して原因を切り分ける
別のネットワークに接続してみると、問題が端末側にあるのかルーター側にあるのかを判断できます。iPhoneを複数のWi-Fiネットワークに接続し、接続の安定性を確認しましょう。
どのWi-Fiネットワークでも接続が維持されない場合は、スマホ本体の設定やソフトウェアに問題がある可能性が高いです。逆に、特定のネットワークでのみ切断が起こるのであれば、原因はルーター側にあります。プロバイダー側で障害が発生しているケースも考えられます。
ルーターが原因と思われる場合は、後述の「3」「4」「7」「8」「12」の対処法を参考にしてください。
2. 「自動接続」を有効にする
iOSは、ネットワークへの自動参加が無効になっていると、Wi-Fi接続を切断することがあります。「自動接続」を有効にしておくと、iPhoneがWi-Fiに接続されたままになりやすくなります。
「設定」>「Wi-Fi」を開き、該当するWi-Fiネットワーク名の横にある情報アイコン(i)をタップして、「自動接続」をオンにしましょう。
3. ルーターの設置場所を見直す
iPhoneがルーターから離れすぎていると、Wi-Fi接続が不安定になります。安定した高速通信を楽しむには、ルーターの電波がしっかり届く範囲にいる必要があります。距離は近いほど有利です。
ルーターを移動できない場合は、Wi-Fi中継機やWi-Fiエクステンダーを導入すると通信品質を改善できます。
また、ルーターは過熱すると誤動作することにも注意が必要です。気温の高い部屋や電子機器の近くで使用したり、通気口が塞がれていたりすると、熱がこもりやすくなります。涼しく風通しの良い、電波干渉を受けにくい場所にルーターを移動させましょう。
4. ルーターの設定を確認する
iOS端末がネットワーク上で制限されている場合や、同時接続台数の上限に達している場合は、Wi-Fiが頻繁に切れることがあります。
ルーターの管理画面にアクセスできるなら、自分のiPhoneがブロックリスト(ブラックリスト)に登録されていないか確認してください。ブロックされた端末は、管理画面の「MACアドレスフィルタリング」や「デバイス管理」といった項目で確認できます。
制限されている場合はホワイトリストに追加するか、管理画面にアクセスできない場合はネットワーク管理者に問い合わせましょう。また、使用していない端末をネットワークから切断すれば、帯域幅が解放され、接続品質の向上も期待できます。
5. ネットワーク設定を削除して再接続する
他の端末ではWi-Fi接続が安定しているのにiPhoneだけ切断される場合は、一度ネットワーク設定を削除して再接続すると解決することがあります。
- 「設定」>「Wi-Fi」を開き、ネットワーク名の横の情報アイコン(i)をタップします。
- 「このネットワーク設定を削除」をタップし、確認画面で「削除」を選択します。数十秒待ってから、改めてWi-Fiネットワークに接続してください。
6. 「Wi-Fiアシスト」を無効にする
「Wi-Fiアシスト」は、Wi-Fiの通信状態が悪いとiOSが判断したときに、自動的にモバイルデータ通信へ切り替える機能です。便利な機能ですが、この判定が常に正しいとは限りません。
たとえば、Apple Musicで曲が再生されない、Safariでページが読み込まれないといった場面で、Wi-Fiアシストが有効だと勝手にモバイルデータ通信へ切り替わることがあります。
Wi-Fiが正常にインターネットへ接続できているのにiPhoneが切断される場合や、ネットワークの切り替えが頻繁すぎると感じる場合は、この機能をオフにしましょう。
「設定」アプリを開いて「モバイル通信」を選択し、画面を一番下までスクロールして「Wi-Fiアシスト」をオフにします。
7. ルーターを再起動する
一時的なシステム不具合によるネットワーク切断には、ルーターの電源再投入(パワーサイクル)が非常に効果的です。電源アダプターを抜くか、バッテリー式のモバイルルーターであればバッテリーを取り外してください。Web管理画面や専用アプリからリモートで再起動することも可能です。
前述のとおり、高温になったルーターは通信速度やパフォーマンスに悪影響を及ぼします。ルーターが熱くなっている場合は、数分間冷ましてから電源を入れ直すのがおすすめです。
8. ルーターのファームウェアを更新する
ルーターのファームウェアにバグがあったり、バージョンが古かったりすると、通信速度や接続性に問題が生じることがあります。最新のファームウェアをインストールし、問題が解消するかどうか確認しましょう。
更新手順については、ルーターの取、ルーターの取扱説明書やメーカーの公式サイトを参照してください。今後のために、ファームウェアを自動的にダウンロード・インストールする設定にしておくのもおすすめです。
9. iPhoneを再起動する
Wi-Fiから切断され続けているのがiPhoneだけの場合は、本体の再起動を試してみましょう。
Face ID搭載モデルでは、サイドボタンと音量を上げる(または下げる)ボタンを同時に長押しします。Face ID非対応モデルでも、同様にサイドボタン(または上部ボタン)と音量ボタンを組み合わせて操作できます。より確実なのは、「設定」>「一般」から「システム終了」をタップする方法です。
スライダーを右にドラッグし、iPhoneが完全にシャットダウンするまで約1分ほど待ちます。
その後、Appleロゴが表示されるまでサイドボタン(電源ボタン)を長押しして起動します。ロックを解除してWi-Fiネットワークに再接続し、それでも問題が続く場合は次の対処法に進んでください。
10. iPhoneを最新のiOSにアップデートする
Appleは、iPhoneのWi-Fi性能に影響するバグを修正するソフトウェアアップデートを定期的にリリースしています。たとえば、iOS 14.0.1やiOS 15.1では、Wi-Fiネットワークの検出や接続に関する問題が修正されました。
長期間アップデートしていない場合は、できるだけ早く実行しましょう。古いiOSバージョンやバグを含むバージョンを使い続けていることが、Wi-Fi切断の原因になっている可能性があります。
「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」を開き、「ダウンロードしてインストール」をタップして最新のiOSを導入してください。
iOSアップデートのダウンロードにはWi-Fi接続が必要です。Wi-Fiが切れて更新できない場合は、Macを使ってアップデートしましょう。
iPhoneのロックを解除し、USBケーブルでMacに接続してFinderを開きます。サイドバーで自分のiPhoneを選択し、「アップデートを確認」をクリックしてください。あらかじめMacがインターネットに接続されていることを確認しておきましょう。
11. ネットワーク設定をリセットする
不正なネットワーク設定が原因で、iPhoneやiPadのWi-Fiが頻繁に切断されることがあります。ネットワーク設定を出荷時の状態に戻すことで解決できる場合があります。
iOS 15以降では、「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「リセット」と進み、「ネットワーク設定をリセット」をタップします。パスコードを入力し、確認画面でもう一度「ネットワーク設定をリセット」を選択してください。
iOS 14以前のiPhoneでは、「設定」>「一般」>「リセット」>「ネットワーク設定をリセット」の順に進みます。パスコードを入力して操作を実行しましょう。
なお、ネットワーク設定のリセットを実行すると、モバイル通信、Bluetooth、VPNの設定も一緒に初期化されます。iPhoneが再起動したらWi-Fiに再接続し、安定した接続が維持できるか確認してください。
12. ルーターを初期化(工場出荷状態に戻す)
ルーターを工場出荷状態にリセットすると、パスワードの再設定や接続トラブルの解決に役立ちます。本体に物理的なリセットボタンがある場合は、デバイスが再起動するまでボタンを押し続けます。これがいわゆる「ハードリセット」です。
一方、Web管理画面から行うリセットは「ソフトリセット」と呼ばれます。こちらは管理画面へのアクセス権限が必要です。詳しい手順は、ルーターのリセットガイドを参照するか、メーカーに直接問い合わせてください。
それでもWi-Fiが切れる場合は専門サポートへ
どのWi-Fiネットワークでも接続が維持できない場合は、Appleサポートに連絡してiPhone本体のハードウェア診断を受けてみましょう。Wi-Fiアンテナの故障が疑われます。また、他の端末でも同じような症状が出ている場合は、契約中のインターネットサービスプロバイダーに問い合わせてください。
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