Safariが位置情報を尋ねてこないようにする方法【iPhone・iPad・Mac対応】
最近のウェブ閲覧はストレスフルになりがちです。Cookieや位置情報など、自分に関するデータの利用許可を求めるポップアップが頻繁に表示されるためです。Cookie関連のプライバシーポップアップは法律で義務付けられているため表示頻度はどうにもなりませんが、少なくともSafariが位置情報の使用を尋ねてくるのは止めることができます。本記事ではその具体的な手順をご紹介します。
ただし注意点もあります。Safariによる位置情報の確認をオフにすると、Google検索の結果が設定変更時の場所に固定されてしまう可能性があるのです。「Safariの位置情報がおかしい」「検索の関連性を高めるために位置情報をリセットしたい」とお悩みの方に向けて、その解決策も後半で説明します。
Safariはなぜ位置情報を尋ねてくるのか?
設定を変更する前に、そもそもなぜSafariが位置情報を求めてくるのかを知っておくと、オン/オフの判断に役立ちます。
最もよく見かけるのは、Googleで何かを検索したときです。最新のAppleニュースを探すだけなら位置情報はさほど重要ではありません(ただし、同じ国内のウェブサイトが優先的に表示されることはあります)。
しかし、レストランのレビュー、近隣の学校の休校情報、地元スーパーの営業時間など、地域に密着した情報を検索する場合には、現在地に基づいた検索結果はむしろ便利です。
では、なぜSafariは許可を求めるのでしょうか? これはAppleが搭載したプライバシー機能で、自分に関する情報がGoogleなどのウェブサイトへ提供されるかどうかをユーザー自身が決定できるようにするためのものです。
広告のターゲティングや価格の差別表示に使われ得るデータをウェブサイトに渡したくない場合は、iOSやmacOSのプライバシー設定でデータ共有を防ぐことができます。

iPhone/iPadでSafariが位置情報を尋ねないようにする方法
iPhoneでGoogleを検索したり一部のサイトを訪れるたびに位置情報の確認を求められるのがうんざりしているなら、以下の手順を試しましょう。
- iOSデバイスで「設定」を開きます。
- 下にスクロールして「プライバシーとセキュリティ」をタップします。
- 「位置情報サービス」をタップします。
- 「Safari Webサイト」までスクロールします。
- 「しない」をタップします。

ただし、Safariはメモリ内に保持している位置情報を次回の検索でも使用する点に注意してください。移動後に検索結果を現在地に関連付けたい場合は、後述の「位置情報を変更する方法」を参照してください。
位置情報データを共有せずに検索する方法
位置情報を共有せずに検索する、あるいは別の地域で検索する方法の一つがDuckDuckGoの活用です。
- DuckDuckGo.comにアクセスします。
- 通常どおり検索を実行します。

検索結果は依然として国単位の位置に基づきますが、これも変更可能です。
- ページ上部の地域情報(例:「United Kingdom」)の横にあるドロップダウンメニューをタップします。
- 別の地域を選択します。
選択した国に基づいた検索結果が表示されるはずです(筆者が米国に変更した際、ページ上部の地図にはなぜかコヴェントリーが表示されましたが…)。
検索時に位置情報の使用を完全に防ぐ唯一の方法はVPNを使うことです。iPhone向けのおすすめVPNについては、関連記事をご覧ください。
Safariで位置情報を変更する方法
位置情報の確認をオフにすると、Google検索が以前いた場所に固定されてしまうことがあります。ここでは、現在地に変更する手順を説明します。
- iPhoneでSafariを開き、Googleにアクセスします。
- ページ最下部までスクロールすると、前回の位置情報または「不明」という表示が見つかります。
- このまま検索すると、検索履歴に保存された位置情報に紐づいた結果が表示されます。
- 新しい場所に切り替えたい場合は、「正確な位置情報を使用」をタップします。

- 位置情報が表示されるか、「位置情報を利用できません」と表示されます。

- 「位置情報を利用できません」と出た場合は、「設定 > プライバシーとセキュリティ > 位置情報サービス」へ戻ります。
- 再び「Safari Webサイト」を見つけて、「アプリの使用中」に変更します。
- もう一度検索し、位置情報データの共有に同意します。
- 位置情報が現在地に更新されたら、「位置情報サービス」に戻って「Safari Webサイト」を再び「しない」に戻せば完了です。
プライベートにウェブを検索する方法
シークレットモードで閲覧したい場合は、Safariのプライベートブラウズウィンドウを開きましょう。
- 右下にある四角形が2つ重なったアイコンをタップします。
- 「プライベート」をタップします。
- 「+」をタップします。
- 通常より暗い色調の新しいウィンドウで検索を入力します。
ただし、Safariは依然として直近の位置情報に基づいて検索を行う点には注意が必要です。
また、トラッキング防止機能やコンテンツブロック機能を備えた「Firefox Focus」など、プライベート閲覧に特化したSafari以外のブラウザも存在します。
MacでSafariが位置情報を尋ねないようにする方法
デスクトップ版macOSのSafariでは、設定を最大1日間記憶させることができますが、メッセージが頻繁に表示されるとやはり煩わしく感じるかもしれません。
Safariが位置情報データを使用しないようにするには、以下の手順に従います。
- Safariを開きます。
- Safariメニューから「環境設定」を選択します。
- 「Webサイト」タブをクリックします。
- 「位置情報」をクリックします。
- ウェブサイトごとに個別設定するか、すべてのウェブサイトへ一括適用するかを選べます。「確認する」「拒否」「許可」の3つの選択肢があり、位置情報へのアクセスを望まない場合は「拒否」を選びます。
- あるいは、データ利用には問題ないけれど確認を省きたい場合は「許可」を選択します。

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