LinuxでPDFファイルを結合する方法 – pdftkコマンドの使い方を解説
複数のPDFドキュメントを1つのファイルにまとめたい——これは多くのユーザーにとってごく一般的なニーズです。では、Linux上でそれを実現するにはどうすればよいのでしょうか?この記事では、そのために必要なツールと、タスクを完了するための非常にシンプルなコマンドを紹介します。
主役は「pdftk」
pdftkは、単なるドキュメント結合ツールではありません。自らを「電子ホッチキス外し・パンチ・製本器・暗号解読リング・X線メガネ」と称するほど多機能なツールです。具体的には、PDFドキュメントの結合や分割、ファイルの暗号化・復号化、PDFフォームへの入力、背景ウォーターマーク(透かし)の追加、PDFメタデータの編集など、幅広い操作が可能です。
PDFファイルを扱うなら、まず押さえておきたい一本のツールと言えるでしょう。
pdftkでドキュメントを結合する
pdftkはコマンドラインツールですが、使い方はとてもシンプルです。基本構文は以下のとおりです。
pdftk A=<file> B=<file> output <file>
各オプションの意味は?
AとBには結合したい入力ファイルを指定します。outputはその名のとおり出力先のファイルです。これ以上ないほどシンプルですね。実際の例を見てみましょう。見やすさのため、コマンドを改行して表示しています。
ここでは、Linuxカーネルクラッシュに関する2つのチュートリアル(LKCDとKdump)を、「merged.pdf」という1つのファイルに結合します。もちろん、3つ以上のファイルを結合することも可能です。
これだけです!コマンドがエラーなく完了すると、シェルプロンプトに戻ります。出力先ディレクトリを開き、新しく作成されたファイル(この例ではmerged.pdf)を確認してみましょう。
ファイルの中身を見てみると、22ページ目にはLKCDチュートリアルの結論部分があり、23ページ目にはKdumpチュートリアルの表紙ページが続いています。結合処理は正常に完了しました。
その他のさまざまな使い方を知りたい場合は、次のコマンドを実行してください。
pdftk --help
pdftkには充実したヘルプが付属しており、実行できるすべてのタスクについて使用例が記載されています。これのおかげで、pdftkの操作をほぼ瞬時に習得できるでしょう。
まとめ
pdftkの操作は非常に簡単です。ターミナルを開いていくつかのコマンドを入力する必要がありますが、それほど手間ではありません。なお、Windowsユーザー向けに、フリーウェアを使って同じことを実現する方法を解説した記事も別途用意していますので、そちらもぜひ参考にしてください。
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