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メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

データによっては、Microsoftが提供するテキストエディター「メモ帳」でテキスト形式(.txt)として保存されているケースがあります。しかし、Excelは幅広いソースからデータを取り込むことが可能で、テキストを読み込む際に自動的に列を分割してくれる便利な機能を備えています。本記事では、メモ帳のデータを列付きでExcelに変換する5つの方法を、手順を追ってわかりやすく解説します。

メモ帳のデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

ここでは、下のスクリーンショットのように、メモ帳に商品ID日付売上などの情報を含む商品別売上レポートが保存されているものとします。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

補足: 上記のテキストはタブ区切りです。つまり、タブが区切り文字として機能しています。

それでは、メモ帳のテキストを列付きでExcelに変換していきましょう。

方法1:メモ帳ファイルをExcelから直接開く

最初の方法は、メモ帳ファイルをExcelから直接開くやり方です。

ステップ01:メモ帳ファイルを開く

➤ まず、空白のブックを作成し、「ファイル」>「開く」を選択します。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

➤ 次に、メモ帳ファイルを保存しているフォルダーへ移動します。

➤ テキストドキュメントをクリックします。ファイルが表示されない場合は、画面右下のファイル形式を「すべてのテキストファイル」に変更してください。

➤ 最後に「開く」をクリックします。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

ステップ02:テキストファイルウィザードの操作

テキストファイルを開くとすぐに、「テキストファイルウィザード」というダイアログボックスが自動的に表示されます。ここでの操作は3段階です。

➤ まず(ステップ1/3)、データの形式で「区切り文字あり」を選択し、「データの先頭行をフィールド名として使う」にもチェックを入れます。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

➤ 次に(ステップ2/3)、データがタブ区切りのため、区切り文字として「タブ」を選択します。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

➤ 最後に(ステップ3/3)、列のデータ形式が「標準」になっていることを確認し、「完了」ボタンをクリックします。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

これで以下のような出力が得られます。驚くことに、ブック名やシート名は元のテキストファイルの名前がそのまま引き継がれます。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

その後、必要に応じて書式を調整すると、次のように見栄えの良い表に仕上げることができます。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

関連記事: テキストファイルをExcelに自動変換する3つの方法

方法2:メモ帳からコピー&ペーストする

方法1は素早く変換できる反面、好きなセル位置にデータを配置することはできません。例えば、B4セルを起点にデータを格納したい場合は、この方法が便利です。

➤ まず、メモ帳を開いてテキスト全体を選択し、Ctrl + Cでコピーします。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

➤ 次に、ExcelのB4セルに移動してCtrl + Vで貼り付けるだけです。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

すると、出力は以下のようになります。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

方法3:カンマ区切りのテキストを「区切り位置」機能で変換する

方法2には重大な欠点があります。それは、下のスクリーンショットのようにテキストがカンマ区切りの場合、うまく機能しないという点です。

ステップ01:テキストをコピー&ペーストする

➤ まず、メモ帳でテキストを選択してコピーします。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

テキストをB4セルに貼り付けると(方法2と同様の手順)、B4~B15セルに以下のような出力が得られます。

ステップ02:「区切り位置」機能を使う

次に、「区切り位置」機能を使って列を分割します。

➤ 「データ」タブ > 「データツール」グループ > 「区切り位置」を選択します。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

➤ ウィザードのステップ1/3では、データ形式として「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドに区切られたデータ」を選択します。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

➤ 次に(ステップ2/3)、区切り文字として「コンマ」にチェックを入れます。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

➤ 最後のステップでは、列のデータ形式を「標準」のままにします。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

最終的に、以下のような出力が得られます。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

関連記事: 区切り文字を指定してExcelをテキストファイルに変換する2つの方法

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方法4:Power Queryでメモ帳をExcelに変換する

メモ帳のデータを列付きでExcelに変換する際、Power Query(Excelに搭載されたデータ変換・整形エンジン)を活用すると、非常に効率的かつ高品質な結果が得られます。

➤ まず、「データ」タブ > 「データの取得」のドロップダウン > 「ファイルから」> 「テキスト/CSVから」を選択します。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

➤ テキストファイルを選択し、「インポート」ボタンをクリックします。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

➤ すると、テキストファイルのプレビューが表示され、区切り文字として「タブ」が自動的に認識されます。

➤ さらに、変換したデータをワークシートに読み込みたい場合は、「読み込み先」オプションを選択します。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

➤ 次に、データの配置場所を指定します(例:=PowerQuery!$B$4)。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

最終的に、以下のような出力が得られます。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

方法5:VBAコードを使用する

5つ目の方法は、VBAコードを使って、ワンクリックでメモ帳のデータを列付きのExcelに変換する方法です。

その前に、VBAコードを挿入するためのモジュールを作成しておきましょう。

➤ まず、「開発」>「Visual Basic」をクリックするか、ショートカットキーAlt + F11を押してVBEを起動します。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

➤ 次に、「挿入」>「標準モジュール」を選択します。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

➤ そして、以下のコードを新しく作成したモジュールにコピーします。

Sub ConvertNotepadToExcel()
Dim Txt As String
Open "E:\Exceldemy\Sales Report.txt" For Input As 60
Range("B4").Select
Do Until EOF(60)
Input #60, Txt
ActiveCell.Value = Txt
ActiveCell.Offset(1, 0).Select
Loop
Close (60)
End Sub

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

⧬ 環境に合わせて変更が必要な2箇所:

  • ファイルパスの指定: 既存のテキストファイルのパス(保存場所)を指定します。例:E:\Exceldemy\Sales Report.txt
  • 出力セルの指定: 変換したデータを表示させたいセルを指定します。例:B4セル

コードを実行すると(ショートカットキーはF5)、以下のような出力が得られます。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

その後、方法3のステップ2で説明した「区切り位置」機能を適用し、書式を整えると、出力は次のようになります。

メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法

関連記事: テキストファイルをExcelに変換するVBAコード(7つの方法)

まとめ

今回は、メモ帳のテキストデータを列付きでExcelに変換する5つの方法をご紹介しました。用途や状況に応じて、最適な方法を選んでみてください。ご感想やご質問があれば、ぜひお聞かせください。

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