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【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

大量のデータをMicrosoft Excelで扱っていると、ドロップダウンリストを作成したものの、リスト内に重複した値が含まれてしまい困ることがあります。実は、この重複を削除するのはとても簡単で、正しい手順を知っていれば作業時間と手間を大幅に節約できます。本記事では、Excelのドロップダウンリストから重複値を効率的に取り除くための4つの方法を、分かりやすい図解とともに詳しく解説します。

Excelのドロップダウンリストから重複を削除する4つの方法

ここでは、ある国がヨーロッパの3カ国に輸出した果物野菜に関する情報が記録された大きなワークシートを例にします。データには商品名(Product)商品カテゴリー(Category)輸出量(Amount)輸入国(Country)の列が含まれています。このデータセットを使い、キーボードショートカット、データの入力規則コマンド、ピボットテーブル、そしてSORTFILTERUNIQUE関数の組み合わせという4つのアプローチで、重複のないドロップダウンリストを作成していきます。まずは今回使用するデータセットの全体像をご覧ください。

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

方法1:キーボードショートカットを使って重複を削除する

キーボードショートカットを活用すれば、素早くドロップダウンリストを作成し、その後重複を取り除くことができます。以下の手順に従って進めましょう。

ステップ1:

  • まず、次のキーを順番に押します。

Alt → A → V → V

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

ステップ2:

  • キーを押すと、「データの入力規則」ダイアログボックスが表示されます。「設定」タブを選択し、「入力値の種類」ボックスから「リスト」を選びます。続いて「元の値」ボックスに =$E$5:$E$46 と入力し、最後に「OK」をクリックします。

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

  • これで国名に対応したドロップダウンリストが作成されます。ただし、現時点ではリストに重複した値が含まれています。次はこの重複を削除していきます。

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

ステップ3:

  • 重複を削除するには、「データ」タブから以下の操作を行います。

データ → データツール → 重複の削除

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

  • 「重複の削除」ダイアログボックスが表示されたら、まず「すべて選択解除」をクリックし、次に「Country」列のみにチェックを入れて、最後に「OK」を押します。

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

  • すると、「39個の重複した値が見つかり、削除されました。残りは3個の一意な値です」という内容のメッセージウィンドウが表示されます。

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

  • 以上の操作を完了すると、下のスクリーンショットのように、重複のないドロップダウンリストが完成します。

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

方法2:データの入力規則コマンドを使って重複を削除する

続いて、キーボードショートカットではなく、リボンのメニューから「データの入力規則」コマンドを使う方法をご紹介します。こちらも簡単で、時間の節約になります。

手順:

  • まず、「データ」タブから次の操作を行います。

データ → データツール → データの入力規則 → データの入力規則

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

  • 「データの入力規則」ダイアログボックスが開いたら、方法1のステップ2およびステップ3と同じ操作を繰り返します。完了すると、下のスクリーンショットのような結果が得られます。

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

方法3:ピボットテーブルを作成して重複を削除する

この方法では、まずピボットテーブルを作成し、そこから重複のない値だけを抽出してドロップダウンリストを作ります。データセットから簡単に行えますので、以下の手順に沿って進めてみましょう。

ステップ1:

  • まず、「挿入」タブから次の操作を行います。

挿入 → テーブル → ピボットテーブル → テーブル/範囲から

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

  • 「テーブル/範囲から」をクリックすると、「ピボットテーブル」ダイアログボックスが表示されます。「テーブル/範囲」ボックスにデータセットのセル範囲 'Pivot Table'!$B$4:$B$46 を指定し、「既存のワークシート」にチェックを入れて、最後に「OK」をクリックします。

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

  • これでピボットテーブルが作成されます。下のスクリーンショットのように、フィールドリストで商品(Product)項目のみにチェックを入れます。ピボットテーブルは自動的に重複値を除外してくれるので、一意の商品名だけが表示されます。

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

ステップ2:

  • 次に、データテーブルのセルH4「Drop Down List」という見出しを追加し、「データ」タブから以下の操作を行います。

データ → データツール → データの入力規則 → データの入力規則

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

  • 「データの入力規則」ダイアログボックスが表示されたら、「設定」タブを選択し、「入力値の種類」「リスト」を選びます。「元の値」ボックスに =$G$5:$G$18 と入力して、「OK」をクリックします。

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

  • これで、重複値を一切含まない商品名のドロップダウンリストが完成します。

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

方法4:SORT・FILTER・UNIQUE関数を組み合わせて重複を削除する

最後に、SORT関数FILTER関数UNIQUE関数を組み合わせる方法をご紹介します。この手法では、データセットから商品カテゴリーの一意な値を抽出し、並べ替えた状態でドロップダウンリストを作成できます。

手順:

  • まず、商品のカテゴリー(Category)が入力されたC列から重複値を除去します。そのために、SORT・FILTER・UNIQUE関数を使用します。セルE5に次の数式を入力してください。

=SORT(FILTER(UNIQUE(C5:C46),UNIQUE(C5:C46)<>0))

数式の解説:

  • UNIQUE関数:セルC5〜C46の中から一意な値だけを抽出します。
  • FILTER関数:セルC5〜C46の値をフィルター処理し、空白や0を除外して一意な値のみを残します。
  • SORT関数:抽出したデータをカテゴリー順に並べ替えます。

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

  • セルE5に数式を入力したら、キーボードのEnterキーを押すだけで、商品カテゴリーの一意な値が自動的に表示されます。

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

  • 次に、データテーブルのセルF4「Drop Down List of Category」という見出しを追加し、「データ」タブから以下の操作を行います。

データ → データツール → データの入力規則 → データの入力規則

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

  • 「データの入力規則」ダイアログボックスで、「設定」タブを選択し、「入力値の種類」から「リスト」を選びます。「元の値」ボックスに =$E$5:$E$6 と入力して、「OK」をクリックします。

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

  • これで、重複値を完全に排除したドロップダウンリストが完成です。

【保存版】Excelでドロップダウンリストの重複を削除する4つの方法

注意点

👉 FILTER関数およびUNIQUE関数Microsoft 365(Excel 365)でのみ利用可能です。古いバージョンのExcelをお使いの場合は、方法1〜3を活用してください。

まとめ

本記事では、Excelのドロップダウンリストから重複を削除するための4つの実践的な方法を解説しました。状況に応じてショートカット、データの入力規則、ピボットテーブル、動的配列関数を使い分けることで、より生産的にスプレッドシート作業を進められるはずです。ご不明な点や質問がある場合は、お気軽にコメント欄からお寄せください。

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