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Wordでテキストを非表示にする方法|非表示テキストの再表示・印刷・編集制限まで徹底解説

Microsoft Wordには、ドキュメント内のテキストを非表示にして画面上に表示されなくできる便利な機能があります。テキストを完全に削除したくない場合、非表示にしておくのはとても有効な選択肢です。

そもそも、なぜWord文書のテキストを隠す必要があるのでしょうか?一つの例として、同じ文書の異なる2つのバージョンを印刷したいけれど、ファイルを2つ作りたくないというケースが挙げられます。この場合、一部のテキストを非表示にしてまず印刷し、その後、印刷オプションで「隠し文字を印刷する」を指定してもう一度印刷すれば、1つのファイルから2種類の出力が得られます。

この記事では、Wordでテキストを非表示にする方法、非表示テキストを再表示する方法、さらには他の人が非表示テキストを編集できないようにする方法まで、順を追って解説します。なお、Mac版Officeでも、以下で紹介する手順とまったく同じ操作でテキストを非表示にできます。

Word 2007・2010・2013でテキストを非表示にする

まず、ある程度の分量のテキストが含まれた文書を開きます。ここでは説明用として、次のサンプル文書を使用します。

非表示にしたいテキストをドラッグで選択し、右クリックして「フォント」を選択します。

Wordでテキストを非表示にする方法|非表示テキストの再表示・印刷・編集制限まで徹底解説

「フォント」ダイアログボックスの「効果」セクションに「隠し文字」チェックボックスがあります。このボックスにチェックを入れましょう。

Wordでテキストを非表示にする方法|非表示テキストの再表示・印刷・編集制限まで徹底解説

「OK」をクリックすると、あら不思議、テキストが消えてしまいました!画面に残っているのは1つの段落だけで、もう一方の段落の痕跡はどこにもありません。ただし、段落自体は文書内に存在しており、非表示になったことでいくつか興味深い疑問が生じます。

Wordでテキストを非表示にする方法|非表示テキストの再表示・印刷・編集制限まで徹底解説

最初に浮かんだ疑問は、「先ほどテキストがあった空白部分に入力を始めたらどうなるのか?」というものでした。実際に、非表示になっていた場所にもう1つの段落を入力して試してみました。

Wordでテキストを非表示にする方法|非表示テキストの再表示・印刷・編集制限まで徹底解説

さて、結果はどうなったでしょうか?それについては、次のセクションで非表示テキストの表示方法とあわせて説明します。

Wordで非表示テキストを表示する

では、いったん非表示にしたテキストを文書に再び表示するには、どうすればよいのでしょうか?基本的には、テキストを非表示にしたときと同じ手順を実行するだけです。Ctrl + Aキーを押して文書全体を選択し、選択範囲のどこかを右クリックして再度「フォント」を選びます。今回は「隠し文字」チェックボックスにチェックマークが付いておらず、緑色で塗りつぶされた状態になっているのが分かるはずです。

Wordでテキストを非表示にする方法|非表示テキストの再表示・印刷・編集制限まで徹底解説

この状態は、選択したテキストの一部が非表示で、一部が表示されていることを意味します。チェックボックスを1回クリックするとチェックマークに変わり、文書内のすべてのテキストが非表示になります。もう1回クリックするとチェックマークが外れ、文書内のどのテキストも非表示ではなくなります。

Wordでテキストを非表示にする方法|非表示テキストの再表示・印刷・編集制限まで徹底解説

これで非表示だったテキストが見えるようになりましたが、ご覧のとおり表示位置が少し変わっています。テキストが非表示だった間に入力した段落の下に移動しているのです。つまり、後から入力した文字によって上書きされるのではなく、単に下へ押し下げられています。もしテキストを元の場所に留めておきたい場合は、「編集記号の表示/非表示(¶)」ボタンをクリックしてみてください。非表示テキストが特別な点線の下線付きで表示され、位置を確認できます。

Wordでテキストを非表示にする方法|非表示テキストの再表示・印刷・編集制限まで徹底解説

その後、任意の場所で新しい段落を作成し、再びボタンをクリックしてテキストを非表示に戻せば完了です。非表示と再表示の方法が分かったところで、次は印刷方法について見ていきましょう。

Wordで非表示テキストを印刷する

Wordで非表示テキストを印刷するには、「印刷」画面のオプション設定を開く必要があります。「ファイル」→「印刷」と進み、下部にある「ページ設定」をクリックします。

Wordでテキストを非表示にする方法|非表示テキストの再表示・印刷・編集制限まで徹底解説

「ページ設定」ダイアログで「用紙」タブをクリックし、続いて「印刷オプション」をクリックします。

Wordでテキストを非表示にする方法|非表示テキストの再表示・印刷・編集制限まで徹底解説

すると「Wordのオプション」ダイアログボックスが表示され、「表示」タブがすでに選択された状態になっています。ここに「印刷オプション」の下に「隠し文字を印刷する」というチェックボックスがあります。

Wordでテキストを非表示にする方法|非表示テキストの再表示・印刷・編集制限まで徹底解説

このダイアログには、「ファイル」→「オプション」→「表示」タブの順にクリックすることでもアクセスできます。なお、この設定はアプリ全体に適用されるグローバル設定なので、別の文書で非表示テキストを印刷したくない場合は、忘れずに戻ってチェックを解除してください。

これでテキストの非表示化と再表示の方法が分かりました。では、他の人が非表示テキストを勝手に編集できないようにすることはできるのでしょうか?実は、それも可能です。以下でその手順を紹介します。

Word文書を保護して編集を制限する

残念ながら、Wordで非表示テキストを完全に隠し通すことはできません。非表示テキストを含む文書を誰かに送ると、上記で紹介した手順を知っていれば、相手はそれを見ることができてしまいます。ただし、誰もテキストを編集できないようにすることは可能です。

文書を保護すると、誰もテキストに変更を加えられなくなります。受け取った人は文書を閲覧することはできますが、内容を修正することは一切できません。

校閲」タブをクリックし、お使いのOfficeのバージョンに応じて「文書保護」または「編集制限」をクリックします。

Wordでテキストを非表示にする方法|非表示テキストの再表示・印刷・編集制限まで徹底解説

書式設定を制限し、使用できるスタイルに限定する」チェックボックスにチェックを入れ、「設定」ボタンをクリックします。

Wordでテキストを非表示にする方法|非表示テキストの再表示・印刷・編集制限まで徹底解説

書式の制限」ダイアログで、再度チェックボックスにチェックを入れたうえで「なし」を選択します。これにより、書式やスタイルに関して何ひとつ変更できない状態になります。

Wordでテキストを非表示にする方法|非表示テキストの再表示・印刷・編集制限まで徹底解説

「OK」をクリックすると、許可されていない書式スタイルを削除するかどうか尋ねるポップアップが表示されます。ここでは必ず「いいえ」をクリックしてください。誤って「はい」をクリックすると、非表示テキストから隠し文字の属性が削除され、テキストが再び見える状態になってしまいます。

Wordでテキストを非表示にする方法|非表示テキストの再表示・印刷・編集制限まで徹底解説

次に、「文書でこの種の編集のみを許可する」チェックボックスにチェックを入れ、「変更不可(読み取り専用)」のままにします。

Wordでテキストを非表示にする方法|非表示テキストの再表示・印刷・編集制限まで徹底解説

例外」の項目は、すべてチェックを外したままにして構いません。最後に「はい、保護を開始します」ボタンをクリックし、Word文書を保護するためのパスワードを入力します。特に古いバージョンのOfficeを使用している場合は、8文字以上のパスワードを設定するようにしましょう。

Wordでテキストを非表示にする方法|非表示テキストの再表示・印刷・編集制限まで徹底解説

この設定により、他の人が非表示テキストを見ることはできても、文書内のどのテキストも編集できなくなります。もしテキストを完全に隠したいのであれば、実際に文書から削除するしかありません。ご不明な点があれば、お気軽にコメントでお知らせください。それでは、快適なWordライフを!

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