MacでMicrosoft Officeのエラー0xD000000C「有効なアカウントへのサインオンが必要」を解決する方法
MacコンピューターにMicrosoft Officeをインストール済みの方で、「システムでは、有効なアカウントにサインオンする必要があります。エラーコードは0xD000000Cです」というエラーメッセージが表示される場合があります。このエラーは、MicrosoftアカウントにサインインしてOfficeのインストールを認証(アクティベート)しようとしたタイミングで発生します。
この問題は、主に以下のような状況で起こります。
- Macに以前からMicrosoft Officeがインストールされていた
- 旧バージョンをアンインストールした
- 新しいバージョンのMicrosoft Officeをインストールした
- Microsoftアカウントで新規インストールの認証を試みた
このケースに当てはまる場合、以下のトラブルシューティング手順に従うことで、短時間で問題を解決できます。コンピューターが古い認証情報と新しい認証情報を区別できないことが原因のため、まず旧ライセンス情報を完全に削除し、その後で改めて認証を行う必要があります。
「有効なアカウントにサインオンする必要があります」エラーの解決手順
Macでこのエラーを修正するには、以下の4つの方法を順番に試してください。
- キーチェーンアクセスからライセンスデータをすべて削除する
- ライブラリフォルダ内のエントリを削除する
- Microsoft公式のライセンス削除ツールを使う
- ネットワークアカウントからローカルアカウントへ切り替える
1. キーチェーンアクセスからライセンスデータを削除する
キーチェーンアクセスには、パスワードだけでなくソフトウェアのライセンス情報も保存されています。ここに「Office」という名前のエントリが残っていると、新しいMicrosoft Officeを認証する際にこのエラーが表示される可能性が高くなります。そのため、Microsoft Officeに関連するエントリをすべて削除しましょう。
操作手順は以下の通りです。Cmd+スペースキーを押してSpotlight検索を開き、「keychain access(キーチェーンアクセス)」と入力して、表示された結果を開きます。

次に、検索ボックスに「office」と入力します。関連する項目が見つかった場合は、右クリックして「削除」を選択してください。
2. ライブラリフォルダからエントリを削除する
Macのライブラリフォルダは、WindowsでいうProgram Filesフォルダに相当する場所です。ここから特定のファイルを削除するとライセンス情報が消去され、認証画面が正常に表示されるようになります。
ライブラリフォルダを開くには、デスクトップを表示した状態で、画面上部のナビゲーションバーにある「移動」ボタンをクリックします。フォルダの一覧が表示されたらOptionキーを押すと、メニューの中に「ライブラリ」フォルダが現れます。
ライブラリフォルダ内の「Group Containers」フォルダを開くと、以下の4つのエントリが見つかるはずです。
- UBF8T346G9.ms
- UBF8T346G9.Office
- UBF8T346G9.OfficeOneDriveSyncIntegration
- UBF8T346G9.OfficeOsfWebHost

これら4つのフォルダをすべて削除した後、WordやExcelを再起動すれば、エラーなく製品の認証を完了できるようになります。
3. Microsoft公式のOfficeライセンス削除ツールを使う
キーチェーンアクセスを手動で確認しても該当する項目が見つからない場合は、Microsoftが提供しているライセンス削除ツールの利用をおすすめします。このツールはOffice製品自体をアンインストールすることはありませんが、ライセンス情報だけを確実かつ迅速に削除できます。
使い方は簡単で、画面上の指示に従って進めるだけでOKです。処理が完了すると、削除成功を知らせる確認ウィンドウが表示されます。

Microsoft Officeライセンス削除ツールは、Microsoftの公式サイトから無料でダウンロードできます。
4. ネットワークアカウントからローカルアカウントへ切り替える
Macでネットワークアカウントを使用している場合は、ローカルアカウントへ切り替える必要があります。ネットワークアカウントのままでは、Microsoft Officeの認証が完了しないことがあります。一度ネットワークアカウントからサインアウトし、ローカルアカウントにログインしてから認証を試みてください。
ローカルアカウントをまだ持っていない場合は、先に作成しておきましょう。「システム環境設定」を開き、「ユーザーとグループ」に移動します。左下の鍵アイコンをクリックして管理者パスワードを入力すると変更が可能になり、プラス(+)ボタンから新しいユーザーアカウントを作成できます。

必要事項を入力してアカウント作成を完了させたら、ネットワークアカウントからサインアウトし、ローカルアカウントにログインして、Microsoft Officeの認証を再度実行してください。
以上の手順で、エラー0xD000000Cは解決できるはずです。いずれの方法でも改善しない場合は、Officeを完全にアンインストールしてから再インストールすることも検討してみてください。
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