Microsoft Publisherでバナーを作成する方法|初心者向けステップバイステップガイド
Microsoft Publisherは、シンプルなポスターから本格的なカレンダーまで作れる、まさに宝箱のような多機能ツールです。宣伝活動の手段のひとつとして、バナーは多くの人にメッセージを届けるのにとても効果的です。
バナーは大きく作られるため、遠くからでも目につきやすく、たくさんの人の目を引きます。バナーは見出しのような存在で、イベントの内容を要約したもの。うまくデザインされていれば人の興味を引き、詳細を確かめようと足を運んでもらえるのです。
Publisherでバナーを作成する手順
Publisherは非常に柔軟性が高く、できることはあなたの想像力次第です。適切な手順を踏めば、魅力的なバナーは意外と簡単に作れます。バナーは希望する長さと幅に合わせて、複数枚の用紙に分けて印刷されるのが特徴です。
この記事では、Publisherでバナーを作成する方法と、制作時に役立つコツやテクニックを、以下のトピックに沿って解説します。
- 素材を準備・整理する
- デザインの方針を決める
- バナーを作成する
- 印刷する
- バナーをつなぎ合わせる
それでは、実際にPublisherでバナーを作ってみましょう。
綿密な計画を立てれば、素晴らしいPublisherバナーは必ず作れます。以下の手順に従えば、効率よく短時間で高品質なバナーを仕上げられます。また、作成したバナーをテンプレートとして保存しておけば、次回以降の制作時間を大幅に節約できます。
1. 素材を準備・整理する
バナーの目的を明確にしておくと、プロジェクト開始前に集めるべき素材が見えてきます。バナーに載せる画像などは、スキャナーやカメラであらかじめデジタル化しておきましょう。また、バナーを組み立てる際には、のり、ひも、画鋲などが必要になる場合があります。
Publisherのバナーは複数枚の用紙に印刷されるため、貼り合わせるためののりも用意してください。完成したバナーは壁に直接貼ったり、ひもや画鋲で固定したりできます。これらの道具は最終工程で使うので、事前に揃えておきましょう。さらに、バナーを掲示するスペースを測っておけば、適切なサイズがわかります。
2. デザインの方針を決める
バナーの見た目は、使用する場面によって変わります。Publisherのバナーは、フォーマルな場面からカジュアルな場面まで、あらゆる用途に活用できます。例えば、以下のような場面です。
- 結婚式
- 記念日
- 誕生日
- 卒業式
- オフィスのパーティー
- 掲示板の見出し
- 歓迎バナー
- フィッシュフライ(魚料理イベント)
場面ごとに、フォント、配色、スタイル、画像が決まります。設置スペースの広さもバナーの長さに関わってきます。また、屋外に設置して雨風にさらされるかどうかも確認しておきましょう。これらの条件をもとに、印刷する媒体を選べます。
Publisherでバナーを作れば、自分だけのオリジナルデザインが実現し、世界にひとつだけの作品になります。バナーは「音の出ない拡声器」のようなもの。人目を引く魅力的なデザインを心がけましょう。人はバナーの見た目からイベントの雰囲気を感じ取ります。フィッシュフライのバナーなら、思わず足を運びたくなるような食欲をそそるデザインに。テクノロジー系のイベントなら、その内容がひと目で伝わるビジュアルに仕上げるのがおすすめです。
3. バナーを作成する

[スタート]をクリックし、Microsoft Officeのアイコンをクリックします。

ウィンドウ左下の[すべてのアプリ]をクリックすると、Office 365アプリの一覧ウィンドウが開きます。

表示されたOffice 365アプリの一覧からPublisherをクリックします。

[その他のテンプレート]をクリックすると、テンプレートがさらに表示され、Officeのオンラインテンプレートや、パソコン内蔵の組み込みテンプレートのオプションも確認できます。

[ビルトイン(組み込み)]をクリックし、続けて[バナー]をクリックすると、さまざまなスタイルのバナーが多数表示されます。

好みのバナースタイルを選び、配色スキームやフォントスキームを選択したり、情報を追加したりして、さらにカスタマイズしましょう。既成のバナーから選ぶことも可能です。どれもイメージと合わなければ、後から自由に修正できます。すべて決まったら[作成]をクリックして、選んだバナーの編集を始めましょう。
バナーの候補はカテゴリ別に分かれており、それぞれ異なるデザインが用意されています。テンプレートは自由に編集でき、グラフィックスのスキルがあれば、背景やアートワークを自作してバナーをより魅力的に仕上げることもできます。画面を下にスクロールすると、さまざまなサイズの空白バナーも見つかります。万が一のトラブルに備えて、作業中はこまめに保存することを忘れないようにしましょう。
4. 印刷する
印刷の前に、印刷プレビューを必ず確認しましょう。最終的な仕上がりをチェックするには、印刷プレビューを使うのが最善の方法です。プレビューで仕上がりを確認すれば、本番の印刷前に調整できます。各用紙の向きや、バナー全体の印刷に必要な用紙枚数も確認できます。ページ数を増減させたい場合は、ここでレイアウトを調整しましょう。
フルカラーのバナーページを印刷する
白い印刷余白(プリンターマージン)がないほうが、Publisherのバナーは格段に美しく仕上がります。この余白は、プリンターが用紙の端をつまんで送り出すために生じるものです。白い縁が気にならない場合や、プリンターがそれ以上の幅の用紙に対応していない場合は、そのまま印刷しても問題ありません。
しかし、白い余白がどうしても嫌で、大判プリンターをお持ちなら、「ブリード印刷(裁ち落とし印刷)」という方法で全面カラーのバナーを印刷できます。これは、より大きな用紙に印刷し、背景色をできる限り広げてから、希望のサイズに裁断する手法です。こうすることで、仕上がった用紙の全面に背景色が行き渡ります。
5. バナーをつなぎ合わせる

印刷プレビューを見ると、バナーが複数枚の用紙に分かれているのがわかります。バナーを印刷したら、片側の短い辺を切り落とし、隣のページと重ね合わせて貼り付けます。

切り取る前に、必ずページを正しい順序で並べておきましょう。バナーと同じサイズに厚紙(ボール紙)を切り出し、その上にページを並べて貼り付けるのもおすすめです。この方法だとバナーはやや重くなりますが、短い辺に穴を開けてひもで吊るせば、しっかりと掲示できます。
Publisherでのバナー作成は簡単で、ほとんど費用がかからず、誰でもどこでも挑戦できます。特別なスキルはほぼ不要ですが、グラフィックスのスキルがあれば、さらにクオリティの高いバナーに仕上げられます。バナーは広告なので、広告らしい見た目にすることが大切です。面白く、魅力的なデザインを心がけましょう。人はバナーの見た目から、そのイベントについて判断するものです。
一方で、装飾のしすぎには注意が必要です。バナーがはっきり見えて、読みやすいことを確認しましょう。一目見ただけでメッセージが伝わることが理想です。現代はスピード重視の社会なので、立ち止まってじっくり読み解いてくれる人は多くありません。

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