Microsoft Publisherで画像を配置する方法|インラインと抽出のオブジェクト位置設定ガイド
Microsoft Publisherで画像を配置する基本
Microsoft Publisherは、パンフレット、チラシ、カレンダー、書籍の表紙など、美しい出版物を作成できるデスクトップパブリッシングツールです。ユーザーは自由に画像を挿入でき、画像の位置調整、回転、サイズ変更、移動なども柔軟に行えます。
しかし、「画像をテキストと同じ行で扱いたい」と考えたことはありませんか?この記事では、Publisherにおけるオブジェクトの位置設定である「インライン」と「抽出」の2つの方法を使って、画像を配置する手順をわかりやすく解説します。
オブジェクト位置の種類
- インライン(Inline):画像を行内グラフィックとして扱う位置設定です。隣接するテキストを入力したり置き換えたりすると、画像も一緒に移動します。
- 抽出(Extract):画像を独立したオブジェクトとして配置する位置設定です。テキストの入力や置換を行っても画像は動きません。画像そのものを別の場所へ移動した場合にのみ位置が変わります。
インラインでオブジェクトを配置する方法
まず、Microsoft Publisherを起動します。

Publisherのドキュメント内にサンプルテキストを入力、またはコピー&ペーストします。テキストはテキストボックス内に配置されます。テキストボックスの端にあるハンドル(点)をドラッグして、ドキュメントのサイズに合わせて調整しましょう。
ポイント: ドキュメント内にテキストが存在しない場合、インライン位置は機能せず、既定の「抽出」に設定されてしまうので注意してください。

次に、画像をドキュメントに挿入します。[挿入]タブを開き、図グループにある[図]ツールをクリックします。
[図の挿入]ウィンドウが表示されるので、ファイルから任意の画像を選択し、[挿入]をクリックします。
画像がドキュメントに挿入されました。続いて、画像をテキストの上に重なるように配置します。

画像を右クリックし、[図の書式設定]を選択します。

[図の書式設定]ダイアログボックスが表示されたら、[レイアウト]タブをクリックします。
[オブジェクトの位置]のドロップダウン矢印をクリックし、[インライン]を選択します。

[インライン]を選択すると、ダイアログボックス内の[レイアウト]タブの設定内容が変化します。
[水平方向の配置]では[左]や[右]を選べるほか、[テキストと共にオブジェクトを移動する]にチェックを入れることも可能です。
設定が完了したら、[OK]をクリックして確定します。

この状態で画像の下にテキストを追加してみると、画像が隣接するテキストと一緒に移動することが確認できます。これがインライン配置の特徴です。
抽出でオブジェクトを配置する方法
「抽出」は、ドキュメントに画像を挿入したときに初期状態で適用されている、既定のオブジェクト位置です。

画像を再度右クリックします。
[図の書式設定]を選択します。

[レイアウト]タブをクリックします。
[オブジェクトの位置]のドロップダウン矢印から[抽出]を選択します。

設定が抽出レイアウトに切り替わります。
この設定画面では、ページ上の位置を変更できます。[水平方向]は[左上隅]、[中央]、[右上隅]の中から選択可能です。
[垂直方向]についても同様に、[左上隅]、[中央]、[右上隅]から選ぶことができます。
設定できたら、[OK]をクリックします。

Spaceキーで画像を移動しようとしても、画像は動きません。抽出配置の画像を移動させるには、画像をクリックしてドラッグする必要があります。
この記事がお役に立てば幸いです。ご不明な点がある場合は、下のコメント欄からお気軽にお問い合わせください。
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