Google、Gmailへの「Meet」「Chat」「Rooms」統合を開始――G Suiteユーザー向けに順次展開
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、2020年はテレワーク(在宅勤務)が多くの人々にとって日常となりました。そんな中、Googleはリモートワーク時に自社のサービス群を最も頼りにしてもらうべく、G SuiteとGmailの統合をウェブ版およびAndroid版で展開し始めました。
基本的に今後、Gmailを使用すると、「Meet」「Chat」「Rooms」の各機能にもアクセスできるようになります。なお、この変更はG Suite顧客のみが対象となるため、一般のGmailユーザーの画面に変化は当面ありません。
Gmailに「Meet」「Chat」「Rooms」が統合
Googleは公式ブログ「G Suite Updates Blog」にて、今回の大規模なGmail統合について発表しました。
それによると、Gmailは今後4つの要素で構成されることになります。1つ目は「Mail」。これは従来からあるおなじみのGmail体験で、Googleによれば、このアップデートによってG Suiteユーザーのメール体験そのものに変化はないとのことです。
大きな変更点となるのは、新たに追加される3つの機能です。「Chat」は、同僚や友人とメッセージをやり取りするためのG Suiteのサービスです。「Rooms」タブでは、グループでの共有チャット、ファイル、タスクを一元管理できます。そして最後の「Meet」は、Zoomに対抗するGoogleのビデオ会議サービスで、顔を合わせたオンラインミーティングに活用できます。
これらのサービス自体はG Suiteに以前から存在していましたが、Gmail本体に統合されるのは大きな変化といえます。ChatやRooms、Meetを利用しないユーザーにとっては、インターフェースが煩わしく感じるかもしれません。しかし、人気の高いメールアプリに他のサービスを組み込むことで、その利便性を最大限に活かそうというGoogleの戦略としては理にかなった動きです。
さらに、このアップデートの一環として、Gmailから離れることなくチームメンバーとドキュメントを共同編集できるようになります。複数のアプリを切り替える手間が省け、同僚と協力しながら作業効率を大幅に向上させることができるでしょう。
提供時期と対象ドメイン
チームでGmailへのG Suite統合を待ち望んでいる場合、Googleによると新機能は「Chat優先」設定が有効になっているすべてのドメインに展開されるとのことです。
展開は段階的に実施されます。「Rapid Release(迅速リリース)」ドメインでは8月12日から15日かけて順次提供が始まり、「Scheduled Release(予定リリース)」ドメインの場合は、9月1日から15日かけてロールアウトされる予定です。
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