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VMware Workstation/PlayerのVM自動サスペンド機能を無効化する方法

VMware Workstationハイパーバイザーを使っていると、少し不便に感じる仕様があります。仮想マシン(VM)をしばらく操作していないと、内蔵されている「自動サスペンド(Auto-Suspend)」機能によって、VMが勝手に一時停止状態になってしまうのです。再びVMを使うには、「Resume this virtual machine(この仮想マシンを再開)」ボタンをクリックする必要があります。

自動サスペンド機能とは

この自動サスペンド機能は、VMware Workstation Player/Fusionでデフォルトで有効になっています。VMをシャットダウンすることなく状態を凍結(フリーズ)させることで、ホストマシンのリソースを節約できるのが目的です。サスペンドされたVMの復帰には数秒かかりますが、便利な反面、使い方によってはむしろストレスになることもあります。

自動サスペンドが厄介な理由

筆者はこの機能を以下の3つの理由から煩わしく感じています。

  • テスト作業の妨げになる: VM上でスクリプトやプロセスを実行し、その結果を待っている最中にVMがサスペンドされると、作業が中断されてしまいます。
  • SSDへの負担: サスペンドのたびにメモリの状態をディスクに書き込むため、頻繁に繰り返されるとSSDの寿命を消耗します。
  • 待ち時間の発生: VMware WorkstationがVMをレジュームするたびに数秒待たされるのは、地味にストレスです。

VMがサスペンドされるタイミング

VMware Workstationは、一定時間操作がない場合だけでなく、ゲストOSがスリープまたは休止状態に入ったことを検出した際にもVMをサスペンドします。例えばWindows 10では、デフォルト設定で30分間無操作だとスリープモードに移行します(コントロールパネル → ハードウェアとサウンド → 電源オプション → プラン設定の編集 → 「コンピューターをスリープ状態にする」)。

VMXファイルで自動サスペンドを無効にする

残念ながら、VMware Workstationの設定画面から自動サスペンドを完全に無効化することはできません。しかし、VMX構成ファイルを編集することで、特定のVMに対してハイパーバイザーによるサスペンドを防ぐことが可能です。

以下の手順で設定を行いましょう。

  1. VMをシャットダウンします。
  2. VMプロパティでVMX構成ファイルのパスを確認します。
  3. VMXファイルを任意のテキストエディタで開き、ファイルの末尾に以下の1行を追加して保存します。
    suspend.disabled = "TRUE"

    ヒント: PowerShellを使えば、次のコマンドで簡単に追記できます。
    Add-Content C:\VHD\win10x64\win10x64.vmx 'suspend.disabled = "TRUE"'

    追記が正しく反映されたかどうかは、以下のコマンドで確認できます。
    get-content C:\VHD\win10x64\win10x64.vmx | Select-String "suspend"
  4. VMを起動し、VMware WorkstationがVMを自動的にサスペンドしなくなったことを確認します。

これで、長時間放置してもVMが勝手に一時停止されることはなくなります。テストや検証作業を継続的に行いたい環境では、ぜひ試してみてください。

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