ChromebookでファイルをZIP圧縮・解凍する方法:初心者向け簡単ガイド
ファイルを圧縮すると、Chromebookのストレージ容量を節約できます。さらに、複数のファイルを1つにまとめて、データを損失することなく素早く共有できるのも大きなメリットです。WindowsやmacOS、Linuxと同様に、ChromeOS(Chromeオペレーティングシステム)でもファイルのZIP圧縮と解凍が標準で行えます。
この記事では、ChromebookでファイルやフォルダをZIPファイルにまとめる方法を詳しく解説します。あわせて、ChromeOSでZIPファイルの中身を取り出す複数の方法もご紹介します。
ChromebookでファイルをZIP圧縮する方法
ChromeOS標準の「ファイル」アプリを使えば、画像、音声ファイル、動画など、さまざまな種類のファイルを1つのZIPファイルにまとめられます。
- 「ファイル」アプリを開きます(ショートカットキー:Shift + Alt + M)。圧縮したいファイルが保存されているフォルダへ移動します。
- ZIP化したいファイルを右クリックし、「選択範囲をZIP圧縮(Zip selection)」を選択します。
ChromeOSにより、元のファイルと同じ名前のZIPファイルが自動的に作成されます。
- 複数のファイルをまとめて圧縮することも可能です。Ctrlキーを押しながら、トラックパッドやマウスで対象ファイルを順番にクリックして選択しましょう。
- 選択したファイルを右クリックし、「選択範囲をZIP圧縮」を選びます。
選択したファイルは「Archive.zip」という名前のZIPファイルに圧縮されます。デフォルトのファイル名を変更したい場合は、ZIPファイルを右クリックして「名前の変更」を選択し、任意のタイトルを入力してください。または、ZIPファイルを選択した状態でCtrl + Enterキーを押すことでも素早く名前を変更できます。
フォルダを圧縮した場合、生成されるZIPファイルにはフォルダと同じ名前が付きます。たとえば「Screenshots」フォルダを圧縮すると、「Screenshots.zip」というファイルが作られます。
Chromebookでパスワード付きZIPファイルを作成する方法
残念ながら、ChromeOSは標準機能としてZIPファイルの暗号化(パスワード保護)に対応していません。そのため、サードパーティ製アプリを利用する必要があります。Androidアプリの「RAR」(RARLAB製)や「ZArchiver」なら、簡単に暗号化できます。
どちらのアプリも無料で使いやすいのですが、RARのほうがインターフェースがより洗練されています。ここでは、RARアプリを使ってパスワード保護されたZIPファイルを作成する手順を見ていきましょう。
- Google PlayストアからRARアプリをダウンロードしてインストールします。アプリを起動し、求められたらファイルへのアクセス許可を与えてください。
- 圧縮したいファイルやフォルダの横にあるチェックボックスにチェックを入れます。上部メニューの「アーカイブに追加」アイコンを選択して進みます。
- ダイアログボックスで「ZIP」形式を選択し、任意のファイル名を入力します。「参照(Browse)」ボタンから保存先フォルダを変更することもできます。
- 次に「パスワード設定(Set Password)」ボタンを選択して、ZIPファイルを暗号化します。
- パスワード入力欄に任意のパスワードを入力し、「OK」を選択します。
- 最後に「アーカイブオプション」画面で「OK」を選択すれば、パスワード保護されたZIPファイルが指定先に保存されます。
「ファイル」アプリで保存先フォルダを開き、暗号化されたZIPファイルが正しく作成されているか確認しておきましょう。暗号化パスワードを知らない人は、Chromebookはもちろん、他のデバイス上でもZIPファイルを開いたり中身を取り出したりできません。
ChromebookでZIPファイルを解凍する方法は大きく分けて2つあります。ChromeOS標準の解凍機能を使う方法と、手動でZIPファイルの中身をコピーする方法です。
ChromeOSの解凍機能を使ってZIPファイルを展開する
ChromeOS 101以降を搭載したChromebookでは、ZIPだけでなく、ISO、TAR、RAR形式のアーカイブファイルの中身も直接展開できます。解凍したいファイルを右クリックし、ポップアップメニューから「すべて解凍(Extract all)」を選択してください。
ChromeOSは、ZIPファイルの中身を元のファイルと同じ名前のフォルダに展開します。たとえば「Pictures.zip」を解凍すると、「Pictures」というフォルダ内に内容が保存されます。
圧縮済みファイルを右クリックしても「すべて解凍」という項目が見当たらない場合は、Chromebookを最新バージョンにアップデートしてください。
ChromebookをWi-Fiネットワークに接続し、「設定」を開いてサイドバーの「ChromeOSについて」を選択、「アップデートを確認」をクリックします。すでにダウンロード済みのアップデートをインストールするには、「再起動」を選択しましょう。
手動でZIPファイルを解凍する
この方法では、圧縮ファイルの中身をコピー&ペーストして、Chromebook内の別のフォルダに移します。
- ZIPファイルをダブルクリックして中身を表示します。または、ZIPファイルを選択して上部ツールバーから「開く」を選んでも構いません。
ZIPファイルがパスワードで保護されている場合は、暗号化パスワードを入力して「ロック解除(Unlock)」を選択します。
- 展開したいファイルを選択して右クリックし、コンテキストメニューから「コピー」を選択します。
- ファイルを展開したい場所(フォルダ)へ移動し、フォルダ内の空いている部分を右クリックして「貼り付け」を選びます。
ヒント:Ctrl + C(コピー)とCtrl + V(貼り付け)のショートカットキーを活用すると、Chromebook上でファイルを素早くコピー&ペーストできます。
- ChromeOSでは、ZIPファイルがサイドバーに外部ドライブのようにマウントされて表示されます。中身の取り出しが完了したら、ZIPファイル名の横にある「取り出し(Eject)」アイコンを選択しましょう。
まとめ:ロスレスな圧縮と解凍を楽しもう
ChromeOSでZIPファイルにまとめた場合、個々のファイルのサイズや品質が低下することはありません。解凍時にも劣化やサイズの減少は一切発生しません。もし圧縮・解凍の操作中に問題が起こった場合は、Chromebookを再起動するか、OSを最新版にアップデートしてみてください。
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