Windows 11が起動時にフリーズする原因と対処法8選【初心者でもできる解決ガイド】
Windows 11パソコンの電源を入れたのに、起動画面で固まってしまう――そんな経験はありませんか?この問題が発生すると、ファイルやアプリケーションにアクセスできず、業務にも支障が出てしまいます。起動時のフリーズにはさまざまな原因が考えられますが、本記事ではその原因を特定し、PCが正常に起動できるようにするための8つの対処法を順番にご紹介します。
起動時にフリーズが起こる主な原因としては、接続した周辺機器の不具合、Windowsシステムファイルの破損、ドライバーの古さ、マルウェアに感染したアプリのインストールなどが挙げられます。
1. 不要な周辺機器を取り外す
デバイスを接続した直後からフリーズするようになった場合、そのデバイス自体に不具合がある可能性があります。故障したハードウェアは、システム全体の起動不良をはじめ、さまざまなトラブルを引き起こすことがあります。
まずは、キーボードとマウス以外のすべての外付け機器(外部Webカメラ、ジョイスティック、USBメモリなど)を取り外してみましょう。
取り外したらPCを再起動し、フリーズが解消されたかどうかを確認してください。
2. スタートアップ修復を実行する
Windowsが起動しない、または起動に問題が生じている場合は、OSに標準搭載されている「スタートアップ修復」ツールを活用しましょう。このツールを使えば、起動に関する問題を自動的に検出して修復できます。
すでにブルースクリーンが表示され「トラブルシューティング」オプションが見えている場合は、手順5から進めてください。
- 「Windows + I」キーを押して設定を開きます。
- 「システム」>「回復」を選択します。
- 「高度なスタートアップ」の横にある「今すぐ再起動」をクリックします。

- 再度「今すぐ再起動」を選択してPCを再起動します。
- 「トラブルシューティング」>「詳細オプション」>「スタートアップ修復」の順に選択し、修復を開始します。
3. Windowsメモリ診断ツールを使う
メモリ(RAM)に問題があると、一時ファイルの保存が正常に行えなくなり、PCがフリーズすることがあります。その場合は、Windowsに内蔵されたメモリ診断ツールで問題を検出・修復しましょう。
- スタートメニューを開きます。
- 「Windowsメモリ診断」と検索して起動します。

- 「今すぐ再起動し、問題を確認する(推奨)」を選択します。

- PCが自動的に再起動し、メモリ関連の問題がスキャン・修復されます。完了まで待ちましょう。
4. 高速スタートアップを無効にする
「高速スタートアップ」機能は、PCの起動時間を短縮するための機能です。完全にシャットダウンする代わりに休止状態に近い形で終了することで、次回の起動を高速化しています。しかし、この機能が原因で起動時にフリーズが発生することもあります。
一度無効化して問題が解決するか確認しましょう。必要になれば、いつでも再有効化できます。
- コントロールパネルを開きます。
- 「ハードウェアとサウンド」>「電源オプション」に移動します。
- 左側のメニューから「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。

- 画面上部の「現在利用可能ではない設定を変更します」を選択します。
- 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外します。

- 下部の「変更の保存」をクリックして完了です。
5. 破損したシステムファイルを修復する
システムファイルが破損すると、Windows 11のさまざまな機能が正常に動作しなくなります。起動時のフリーズも、破損したシステムファイルが原因である可能性があります。その場合は、標準搭載のSFC(システム ファイル チェッカー)ツールを使って、壊れたファイルを検出・修復できます。
このツールはコマンドプロンプトから実行します。スタートメニューまたは詳細オプション画面からCMDウィンドウを起動してください。
- スタートメニューで「コマンドプロンプト」と検索し、「管理者として実行」を選択します。
- ユーザーアカウント制御のダイアログで「はい」を選択します。
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。このコマンドは、破損したファイルを修復するために必要なファイルをダウンロードします。
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth

- 続いて、以下のコマンドを実行してシステムファイルの修復を開始します:
sfc /scannow - 修復が完了したらPCを再起動します。
6. Windows 11とデバイスドライバーを更新する
古いバージョンのWindowsやドライバーは、さまざまな不具合の原因になります。起動時のフリーズも、古いドライバーやOSが影響している可能性があります。
まずはWindows Updateを実行して、OSとドライバーを最新の状態に保ちましょう。
- 「Windows + I」キーで設定を開きます。
- 左サイドバーから「Windows Update」を選択します。
- 「更新プログラムをチェック」をクリックします。

- 利用可能な更新プログラムをすべてダウンロードしてインストールします。
- PCを再起動します。
上記の手順でドライバーも同時に更新されますが、グラフィックカードのドライバーについては手動での確認をおすすめします:
- スタートメニューで「デバイスマネージャー」と検索して起動します。
- 「ディスプレイアダプター」を展開し、該当するアダプターを右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。

- 「ドライバーを自動的に検索」を選択します。
- デバイスマネージャーが必要なドライバーを検索・インストールするのを待ちます。
- PCを再起動します。
7. システムの復元ポイントから復元する
PCへの設定変更が原因で、システムの挙動に不具合が生じることもあります。以前変更したオプションが、起動不良につながっているかもしれません。
その場合は、Windows標準の「システムの復元」ツールを使って、過去の復元ポイントまでシステムを巻き戻しましょう。
- スタートメニューで「回復」と検索し、検索結果から該当項目を選択します。
- 「システムの復元を開く」を選択します。
- ウィザードの最初の画面で「次へ」をクリックします。
- 一覧から最新の復元ポイントを選択し、「次へ」をクリックします。

- 「完了」を選択すると、復元プロセスが開始されます。
8. クリーンブートを実行する
上記の方法でも起動時のフリーズが解消されない場合、インストール済みアプリが原因である可能性があります。悪意のあるアプリや互換性のないソフトウェアが、起動時にシステムを停止させているケースがあります。
そこで試したいのが「クリーンブート」です。これは外部アプリを読み込まずにPCを起動する方法で、原因がアプリ側にあるのかどうかを切り分けられます。クリーンブートの具体的な手順については、別途詳しいガイド記事を参照してください。
クリーンブート時にフリーズが発生しなければ、インストール済みアプリが犯人だと特定できます。その場合は「設定」>「アプリ」>「インストール済みアプリ」から、疑わしいアプリをアンインストールしましょう。
まとめ:起動時フリーズを解消して快適なWindows 11環境を
Windows 11の起動時フリーズには、ハードウェア、システムファイル、ドライバー、アプリなど、実にさまざまな要因が絡んでいます。原因を特定できない場合は、本記事で紹介した8つの対処法を上から順番に試してみてください。これらの方法で、考えられる原因を網羅的にカバーできます。
問題が解決すれば、PCは本来あるべき姿でスムーズに起動するようになりますよ。
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