Windows 11の時計に秒を表示する方法|簡単な設定手順と更新時の注意点
Windows 10の時代、システムクロックに秒を表示させるのは簡単なことではありませんでした。レジストリ編集などの裏技的な回避策を使う必要があり、一般ユーザーにはハードルが高い作業でした。しかしWindows 11では、ついにこの機能が正式に搭載されました。本記事では、その有効化の手順をわかりやすく解説します。
ただし、この機能はWindows 11の初期状態から備わっているものではありません。2023年5月に配信された「Moment 3」アップデートで追加されたため、お使いのPCが最新の状態でない場合は、まずWindows Updateを実行してから設定を行う必要があります。
Windows 11のタスクバークロックに秒を表示する手順
すでにWindows 11が最新の状態に更新されている場合は、以下の手順に進んでください。レジストリ編集や複雑な設定は一切不要で、タスクバーの設定からオプションをオンにするだけです。
- まず、タスクバーの何もない部分を右クリックし、「タスクバーの設定」を選択します。
- 設定アプリの該当セクションが開きます。画面を一番下までスクロールし、リストの最後にある「タスクバーの動作」を選択しましょう。
- セクションが展開され、複数の設定項目が表示されます。ここでも目的の項目はリストの最下部にあります。「システムトレイの時計に秒を表示する(より多くの電力を使用します)」というチェックボックスを探してください。
- チェックを入れると、システムクロックに即座に秒が表示されるようになります。
以上で設定完了です。Windows 11ではこれだけで済みます。ただし、オプション名にもある通り、この機能は電力消費を増やします。バッテリー駆動でノートパソコンを使用している場合は、オフのままにしておくことをおすすめします。
設定にオプションが表示されない場合の対処法
Moment 3アップデートが適用されていないWindows 11のPCには、秒を表示するオプション自体が存在しません。この場合も対処はシンプルで、Windows Updateを実行して最新の状態にするだけです。
- スタートメニューを開き、歯車アイコンの「設定」をクリックします。
- 左側のメニューから「Windows Update」タブに切り替え、「更新プログラムのチェック」ボタンを押して利用可能な更新を確認します。更新プログラムが一覧に表示されたら、「ダウンロードしてインストールする」を選択して進みましょう。
- あとは更新プログラムが自動的にダウンロードされ、PCにインストールされます。
インストールが完了したらPCを再起動し、前述の手順に従ってシステムトレイの時計に秒を表示させてください。万が一、更新プログラムが表示されない場合は、Windows Updateのトラブルシューティングガイドを参照するとよいでしょう。
Windows 10ではどうだったのか
技術的に言えば、Windows 10にはシステムトレイの時計に秒を表示する公式機能が存在しません。ユーザーからの要望は長年寄せられていましたが、実装されたのはWindows 11のMoment 3アップグレードになってからです。
つまり、システムクロックのカスタマイズ性は、Windows 11へアップグレードすることで初めて得られる機能の一つと言えます。とはいえ、Windows 10で完全に不可能だったわけではありません。
Windowsの多くの設定と同様に、関連するレジストリエントリを編集することで秒表示を実現することは可能でした。ただし、レジストリの操作ミスはシステム不具合につながる恐れがあるため、実際にこの方法を使っていたのは上級者ばかりでした。
まとめ:Windows 11で秒を表示する最良の方法
Moment 3アップデート以降、システムトレイの時計に秒を表示するオプションは設定アプリに組み込まれました。これにより、サードパーティ製アプリやレジストリ編集に頼ることなく、標準の時計を簡単にカスタマイズできるようになりました。
必要なのは、Windows 11のPCを最新の状態に更新すること(未更新の場合のみ)と、タスクバーの設定を開くことだけです。そこに秒表示を有効化するオプションが用意されています。
なお、秒表示は時計の更新頻度が上がるため、バッテリーの消耗が速くなる傾向があります。モバイル環境でノートパソコンを使う機会が多い方は、この点を考慮して設定を検討してください。
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