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VLC 4.0の初期ビルドを試す ― ハロー、ダークネス、旧友よ

私が初めてVLCを試したのは2003年前後のことでした。しかし当時の体験は決して良いものではなく、再生しようとした動画ファイルがインターフェース上に乱れた状態で表示されてしまったのです。その後、2006年頃にもう一度試してみたところ、状況は一変。それ以来、VLCはモバイル端末を含むあらゆるプラットフォーム、あらゆるOSにおける私の主力メディアプレーヤーとなっています。その理由はいくつも挙げられます。「コーデックの王」と呼ばれる圧倒的な互換性、豊富な機能、そして余計な装飾を排したシンプルなインターフェース。

ところが最近、VLC開発チームがUIの全面的な刷新に着手したことが明らかになりました。これはバージョン4.0で搭載される予定のもので、これまで大きなビジュアル変更を受けてこなかった同プレーヤーの見た目と操作感を大きく変えるものです。そこで今回は、まだ発展途上の初期ビルドを実際に触ってみて、VLCの未来がどのような方向へ向かいつつあるのかを確認していきたいと思います。あくまで早期の印象であり、今後大きく進化・変更される可能性がある点はご了承ください。それでは始めましょう。

VLC 4.0の初期ビルドを試す ― ハロー、ダークネス、旧友よ

タッチ操作の脅威、再び

新しいプレーヤーを起動した瞬間、私は落胆しました。すぐさま大量の問題点が目についたのです。しかも、そのどれもが旧来のVLC 3.Xインターフェースには存在しないものでした。アプリはデフォルトで「動画」タブが開いた状態で起動します。従来のVLCは、既存のファイルやクリップを一切表示・列挙しない中立な画面から起動する設計でした。

では、動画ファイルを探して再生してみよう、と思い立ったのですが、ここで早速つまずきます。なんとローカルファイルシステムをブラウズできないのです。VLC 4.0には各種ロケーションハンドラーが並んでいるものの、肝心の自分のディスクは表示されません。ディスクへアクセスするには「ファイル」メニューを使う必要がありますが、それは画面右隅の三点アイコンの背後に隠れています。

VLC 4.0の初期ビルドを試す ― ハロー、ダークネス、旧友よ

ネットワークタブはない。そもそもなぜネットワークなのか。欲しいのはローカルディスクなのに!

VLC 4.0の初期ビルドを試す ― ハロー、ダークネス、旧友よ

「ブラウズ」の下にはSamba共有を含むさまざまなプロトコルが並んでいる。しかしローカルディスクは、なし。

まさにタッチ向けの迷走と言うほかありません。旧プレーヤーではメニューが常に表示されているため、目的の操作にたどり着くまでのクリック回数が少なくて済みます。デスクトップ環境にタッチ向けの要素を持ち込めば、必ず、必ず効率が損なわれる――これは昔からの鉄則です。

さらに新UIは淡いグレー×グレーの配色を採用しており、人間工学的にも好ましくありません。Ctrl+マウススクロールでメインインターフェース内を拡大・縮小できますが、まるでブラウザにいるかのような挙動です。その結果、UI要素の配置が絶えず変わり、タブバーの構成まで変わってしまいます。つまり、信頼できるシンプルで予測可能なレイアウトが存在しないのです。

VLC 4.0の初期ビルドを試す ― ハロー、ダークネス、旧友よ

「トラック」と「ジャンル」が上部の「ブラウズ」「ディスカバー」と揃っていないことに注目してください。3.Xなら素早く簡単にできたことが、新メニューでは余分なクリックを要求されます。配色は淡く、Helpの下線や再生ボタンの赤線など、視覚的な乱れも散見されますが、それはまだ最も軽微な問題にすぎません。

新インターフェースは操作性と視認性が低下しているだけでなく、動作も遅くなっています。全体として3.Xよりも反応が鈍く感じられました。開発サイクルのこの段階では些細な問題かもしれませんが、新しい実装が旧来のものより非効率であることを示す一つの証左と言えます。

また、私の音楽クリップにはアートワークのプレビューが表示されません。旧VLCがこれをいかにエレガントにこなせるかは、以前お見せした通りです。全体的な印象は、スマートフォン上のVLCによく似ています。でも……あちらはスマホです!こちらはデスクトップです!しかも皮肉なことに、スマホ版のほうがむしろ一貫性があり統合度が高く、フォントの明瞭さとコントラストもシャープです。PC上でこのようなタッチ向けの仕様を誰が望むのでしょうか。

VLC 4.0の初期ビルドを試す ― ハロー、ダークネス、旧友よ

素晴らしいことに、27インチの画面が、実物のCDとほぼ同じサイズのアルバムプレビューを表示してくれました。

VLC 4.0の初期ビルドを試す ― ハロー、ダークネス、旧友よ

動画再生

音楽のサムネイルが出ないのはまあ良しとしても、動画については深刻な問題を抱えています。動画クリップはなんと「別ウィンドウ」で開くのです。枠のないフレームでコンテンツが再生されるだけで、コントロール類は一切ありません。マウスクリックでは動画を一時停止できず、スペースキーを使うか、メインインターフェースへ操作対象を切り替える必要があります。なぜそんな仕様なのでしょうか?何が良いのでしょうか?クリック数と操作量の増加による大幅な効率低下はさておき、動画を見ている人が、そのウィンドウを操作するためにわざわざAlt+Tabで別ウィンドウへ移らなければならないのはあまりに不自然です。例えるなら、Firefoxを使っているのに、新しいタブを開くためだけにThunderbirdへ切り替えなければならない、というようなものです。

VLC 4.0の初期ビルドを試す ― ハロー、ダークネス、旧友よ

動画ファイル再生の一例。インターフェースは動画が表示されている場所とは別の場所にある。

そしてこうして、私の心は沈んだ……

低いコントラスト、揃っていない要素、余分なマウスクリック、非効率なワークフロー。VLC本来の姿――あらゆる作業を極めて高い水準でこなす、メディア界の十徳ナイフ――からはるか遠く離れたものです。VLCはおそらく、私のソフトウェアの中で最も多くインストールされているアプリでしょう。パソコンごとにいろいろなアプリを入れることはあっても、毎回必ず、どこにでもインストールするのはVLCだけです。

それだけでなく、私はVLCとの歩みそのものを楽しんできました。その多彩な機能と活用法を発見しながら。長年にわたり、動画への字幕埋め込みをはじめ、実用的かつかなり高度なタスクのやり方を紹介する記事を数十本書いてきました。もしこれがVLCの未来だとしたら、私からVLC関連の記事がこれ以上生まれるかどうか、怪しいところです。要するに、こういうことです。どうか常に忘れないでください。

デスクトップにおいて、「タッチ」対応のアプリケーションやUIは、クラシックなデスクトップ方式に100%劣ります。

「モダン」な手法で開発されたソフトウェアは、地道で堅実なアプローチに劣ります。

結論

VLCのUIは完璧でしょうか?いいえ。再設計が必要でしょうか?おそらく。では、4.0の初期ビルドで示された新UIコンセプトは、その需要への答えでしょうか?いいえ、断じて違います。細部に立ち入らなくても、それがタッチ操作を志向しているという事実だけで十分語っています。モバイル世界の何かを取り入れることで改善したデスクトップアプリの事例は、ゼロ件です。ゼロです。

このUIが本採用にならないことを切に願います。もし実現すれば、この素晴らしいプログラムを私のマシンで使い続ける理由は、本当に無くなってしまうでしょう。可能な限り3.Xを使い続け、最悪の場合は自分でコンパイルすることになるかもしれません。それでも動かなくなれば、それはそれまでのこと。デスクトップにタッチ向けの迷走を持ち込む理由はありません。人生は、そんなものに費やすにはあまりにも貴重です。もういっそ、どこか田舎の農場に移り住んで、芽キャベツでも育てようかと思う次第です。以上、またしても憂鬱な記事になってしまいました。

それでは、また。

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