Samsung Galaxy S9徹底解説──スペック・価格・カメラなど知っておくべきすべて
長い待ち時間の末、ついにそのベールが脱がれました。サムスン電子のフラッグシップスマートフォン「Galaxy S9」と「Galaxy S9+」が、スペイン・バルセロナで開催されたMWC 2018(Mobile World Congress)にて正式発表されたのです。
Galaxyシリーズの最新フラッグシップとして登場した本機は、先代モデルから大きく進化を遂げています。この記事では、Samsung Galaxy S9について知っておくべきポイントを、初心者にもわかりやすくすべてまとめました。
Samsung Galaxy S9/S9+の主なスペック
- ディスプレイ:5.8インチ/6.2インチ、2960×1440ピクセル、Super AMOLED
- RAM:4GB/6GB
- ストレージ:64GB(microSDカードによる拡張対応)
- プロセッサー:Exynos 9810/Snapdragon 845
- フロントカメラ:800万画素
- リアカメラ:1200万画素
- OS:Android 8.0 Oreo
- バッテリー:3000mAh
- 価格:719.99ドル/839.99ドル
1. Galaxy S9/S9+の発売日
Galaxy S9は、2018年2月25日にMWC 2018の会場でお披露目されました。発表直後から予約受付が順次開始され、ヨーロッパではすぐに予約注文がスタート。アメリカでも3月1日〜2日頃に予約受付が始まるとアナウンスされていました。
そして一般販売は、2018年3月16日より世界各国で開始されています。日本国内では投入時期がやや遅れ、同年4月に大手キャリア経由で発売されました。
2. Galaxy S9/S9+の価格
- サムスン公式ストアでの価格は、Galaxy S9が719.99ドル、S9+が839.99ドルです。
- オーストラリアでは約1,300豪ドルの価格設定が予定されていました。
- イギリスでは約739ポンドで販売されています。
- 参考までに、日本国内ではキャリアやストレージ容量によって異なるものの、おおよそ9万円前後の価格帯でした。
3. Galaxy S9のディスプレイ
Galaxy S9には5.8インチの有機EL(Super AMOLED)ディスプレイが搭載され、QHD+(2960×1440ピクセル)という高解像度を実現。約570ppiという高い精細度により、映像も文字も非常にクリアに表示されます。
画面比率は18.5:9で、上下のベゼルを極限まで削ぎ落とした「Infinity Display」を採用。Galaxy S8やNote 8で好評だったこのデザインを受け継ぎ、Galaxyシリーズの中でも際立ってスタイリッシュな仕上がりになっています。
4. Galaxy S9のデザイン
- 基本デザインはGalaxy S8を踏襲しつつ、細部に改良が加えられています。
- スリムなベゼル、ガラス製の背面、角の丸みを帯びた前面ガラスにより、シームレスで美しいフォルムを実現しました。
- 本体左下には3.5mmのイヤホンジャックを継続搭載。隣にはUSB Type-C充電ポートとステレオスピーカーの片方が配置され、もう片方は本体上部に設置されています。
- 虹彩認証センサー用の穴を目立たなくするなど、細部の仕上げにもこだわりが見られます。
- 指紋認証センサーは、Galaxy S8ではカメラの横にあった位置から、背面カメラの真下へ移動。ロック解除時の操作性が大幅に向上しました。
- スピーカーはGalaxy S8の約1.4倍の音量を実現し、ドルビーアトモス(Dolby Atmos)サラウンド技術にも対応。音楽好きには見逃せないポイントです。
- カラーバリエーションは「ミッドナイトブラック」「コーラルブルー」「ライラックパープル」の3色。IP68等級の防水・防塵性能も備えています。
5. カメラ性能
Galaxy S9はリアカメラに1200万画素、フロントカメラに800万画素を搭載しています。
最大の特徴は、単一レンズながら絞り値を切り替えられる「デュアル絞り(Dual Aperture)」機構です。F1.5とF2.4の2段階の絞りを備え、明るい場所から極端に暗い場所まで、光量に応じて自動的に切り替えることで、いつでもどこでも最適な一枚を撮影できます。この機構はGalaxy S9のリアカメラ、およびS9+の広角カメラに搭載されています。
- F1.5モード:暗所撮影向け。被写体を明るく写し込み、ノイズも抑えます。
- F2.4モード:日中などの明るい環境向け。よりシャープで精細な写真が撮れます。
- スーパースローモーション撮影も大幅に強化され、毎秒960フレームという高速撮影に対応。従来モデルの約4倍のスロー感覚で、劇的な瞬間を鮮明に記録できます。
- 被写体の動きを自動的に検知して録画を開始する「自動モーション検出」機能も備えています。
6. バッテリー
バッテリー容量はGalaxy S8と同じ3000mAhです。ワイヤレス充電に対応しているため、充電方法の選択肢が広がっている点も魅力です。さらに急速充電にも対応しており、短時間で効率よくチャージできます。
7. セキュリティ
Galaxy S9は、多彩なロック解除方法を提供することでセキュリティを強化しています。利用できるのは、虹彩認証、顔認証、指紋認証、PIN、パターン、パスワードの6種類です。
中でも虹彩認証と顔認証は特に高度で安全な方式です。暗い場所や強い日差しの下でも顔を識別でき、メガネを着けたままでも認証できるのが大きな特徴といえます。
8. 拡張現実(AR)機能
AR絵文字(AR Emoji)
フロントカメラで自撮りをするだけで、自分の顔をもとにしたAR絵文字を自動生成できる新機能です。顔認識技術によって自分そっくりのアバターを作成し、髪型や髪色、服装などを自由にカスタマイズできます。また、18種類の表情の変化にも対応しています。
iPhone Xの「Animoji(アニモジ)」に似た機能ですが、衣装やヘアスタイルを細かくアレンジできる点で、より自由度の高い仕上がりになっています。
Bixby
音声アシスタント「Bixby」も進化を遂げています。カメラアプリ起動時には、被写体をリアルタイムで追いかけるライブトラッキングなどの新機能が利用可能になりました。
さらに便利なのがライブ翻訳機能です。カメラを翻訳したいテキストにかざすだけで、自動的に翻訳してくれます(インターネット接続が必要)。また、セルフィーを美しく補正するビューティーモードも強化されています。
まとめ
以上、Samsung Galaxy S9について知っておきたい情報を一通りご紹介しました。サムスンは新フラッグシップにあらゆる面で磨きをかけましたが、高価格帯であるだけに、ユーザーがどこまで受け入れるかは今後の市場の反応次第といえるでしょう。
買い替えを検討している方は、実際の販売状況やユーザーレビューもあわせてチェックしてみてください。
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