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あなたの機密データ、携帯キャリアに売られているかも――T-Mobile・Verizon・AT&Tのオプトアウト設定方法

T-Mobileは最近、顧客がオプトアウトしない限り、ウェブ閲覧履歴やアプリ利用データをターゲット広告の目的で販売するという新たなビジネスを始めました。これ自体がかなり胡散臭い話ですが、近年は「匿名化された」販売データが個人情報と簡単に紐付けられてしまう事例が相次いでいることも、周知のとおりです。

しかもこの問題は業界全体に及んでいます。AT&TやVerizonといった大手キャリアも、「より関連性の高い広告」や「ビジネス・マーケティングインサイト」といった美しい言葉で包みながら、顧客データを第三者に販売するプログラムを運用しているのです。

これは通常の広告トラッキングよりも深刻なプライバシー侵害になり得ます。携帯キャリアは、位置情報、訪問したウェブサイト、通話の相手、使用中のアプリ、そして電波に乗って送信されるスマートフォン上のあらゆるデータを把握しているからです。これを制限する手段は、WhatsAppのような暗号化メッセージアプリを使うか、常時モバイルVPNを利用することくらいしかありません。

T-Mobileはこの件で法的な問題に発展する可能性もあります。顧客をデフォルトでプライバシーに配慮しないプログラムへ登録させる行為は違法とみなされる恐れがあり、特に包括的なプライバシー法を有するカリフォルニア州では顕著です。

FCC(米国連邦通信委員会)が重い腰を上げて実質的な対策を講じるまでの間、ここでは携帯キャリアに対して「機密データの販売をやめてほしい」と伝えるための具体的な手順をご紹介します。

携帯キャリアによる機密データ販売をオプトアウトする方法

「隠したいものなんてない」と思うかもしれませんが、だからといってキャリアがあなたのデータを転売して利益を得てよい理由にはなりません。そもそも毎月高額な利用料を支払っているわけですから、この二重取りはあまりに図々しいと言わざるを得ません。

T-Mobileの場合

  1. T-Mobileの公式サイトにアクセスする
  2. Account(アカウント)を開く
  3. Profile settings > Privacy and Notifications > Advertising & Analytics へ移動する
  4. 「Use my data to make ads more relevant to me(広告の関連性向上のためデータを使用)」と「Use my data for analytics and reporting(分析・レポートのためデータを使用)」をオフにする

T-Mobileの公式アプリでも同様の設定が可能です:

アプリ下部のメニューでMoreをタップし、Advertising & analyticsを選択してください。

Verizonの場合

  1. PCのブラウザで www.VerizonWireless.com/myprivacy にアクセスする
  2. 「Customer Proprietary Network Information」「Business & Marketing Insights」「Relevant Mobile Advertising」の各項目でDon't share(共有しない)を選択する
  3. 同じページ内のVerizon Selectsも確認し、パーソナライズド広告にオプトインしていればオフに切り替える

モバイルアプリでの設定方法:

VerizonアプリのメニューでMoreをタップし、歯車アイコンのAccount Settingsを開きます。Manage Privacy Insightsへ移動し、「Customer Proprietary Network Information」「Business & Marketing Insights」「Relevant Mobile Advertising」をすべてオフにしてください。

AT&Tの場合

  1. PCのブラウザでAT&Tの「Consent Dashboard」を開く
  2. Relevant Advertisingをクリックし、Noに設定する
  3. ログインした状態でEnhanced Relevant Advertisingを探し、パーソナライズド広告にオプトインしていなければそのまま、有効になっていればオフにする

モバイルアプリを利用している場合:

AT&TアプリのメニューでMoreをタップし、Profileを開きます。Data & Privacy > Privacy settings > Relevant Advertisingへ移動し、Noに設定してください。

以上で完了です。これにより、携帯キャリアは合法的にあなたの機密データを販売できなくなり、ターゲット広告も表示されなくなります。

もちろん、怪しげな無名ブランドの広告が減るかどうかまでは保証できません。今のウェブにおける非ターゲット広告の大半がそればかりですから。ただし少なくとも、あなたの詳細なデータに基づいて配信される広告ではなくなるという点は確かです。

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