Gmailをデスクトップアプリ化する方法【Chrome・Edge・Mac対応】

Gmailは世界で最も利用されているメールサービスです。豊富な機能、スマートフォンでの高い普及率、そして洗練されたインターフェースが魅力ですが、「いちいちブラウザを開かずにデスクトップから直接Gmailにアクセスしたい」と思ったことはありませんか?
実は、ChromeやMicrosoft Edge(Chromium版)には、ウェブページを独立したデスクトップアプリとして登録する機能が備わっています。専用のアイコン付きで、まるでネイティブアプリのようにサイトへアクセスできるのです。この記事では、その方法を使ってGmailのデスクトップアプリを作成する手順を解説します。複数のメールアカウントを1つのアプリで管理することも可能です。
まずはGmailのオフライン機能を有効にしよう
作業の前に、Gmailのネイティブオフラインモードを有効にしておきましょう。必須ではありませんが、インターネット未接続でもGmailを使えて、後からオンラインアカウントと同期される「本格的なデスクトップアプリ」として運用したいなら、設定しておくことを強くおすすめします。
Gmailの受信トレイを開き、右上の歯車アイコン(設定)→「すべての設定を表示」をクリックします。続いて「一般」タブ内の「オフライン」を選択してください。

「オフラインメールを有効にする」にチェックを入れると、詳細なオプションが表示されます。
ここでは、オフラインデータがどれだけストレージを使用するかを確認できます。また、保存期間を7日・30日・90日から選んだり、添付ファイルをPCにダウンロードするかどうかも指定できます。

「セキュリティ」欄では、家庭用PCなど他の人が自分のメールボックスにアクセスできない環境であれば、「オフラインデータをこのコンピュータ上に保持する」を選ぶのがおすすめです。これにより、PC起動直後からすべてのメールへすぐアクセスでき、毎回受信トレイ全体を同期して待つ必要がなくなります。
設定が完了したら「変更を保存」をクリックしましょう。
MacでGmailデスクトップアプリを作る方法
Macユーザーなら、特別なブラウザは不要です。macOS標準搭載の「Automator(オートメータ)」を使えば、同じようなことが簡単に実現できます。
- アプリケーションフォルダからAutomatorを起動します。
- 「新規書類」→「ワークフロー」を選択します。
- 左側のパネルで「インターネット」→「指定されたURLを取得」を選び、「アドレス」リストにGmailのURL(https://gmail.com)を追加します。

次に、中央のリストから「Webサイトポップアップ」をダブルクリックし、「サイトサイズ」を画面全体に表示できるよう大きめに設定します。
準備ができたら「ファイル」→「別名で保存」を選択し、アプリ名を「Gmail」として、フォーマットを「アプリケーション」にして保存します。保存先から新しいアプリをDockやデスクトップなど、好きな場所へドラッグ&ドロップすれば完成です。

Microsoft EdgeでGmailデスクトップアプリを作る方法
MicrosoftがEdgeをChromiumベースに移行して以降、Chromeと同等の機能が多数使えるようになりました。そのひとつが「サイトをアプリとしてインストールする機能」です。最新版のEdgeをお持ちでない場合は、公式サイトからダウンロードできます。
まずMicrosoft EdgeでGmailを開き、右上の三点メニュー(...)をクリックして「アプリ」→「このサイトをアプリとしてインストール」を選択します。

名前の入力欄では「Gmail」のままでも、好きなラベルに変更しても構いません。「インストール」をクリックしましょう。

GmailがURLバーやブラウザの余計な要素なしに、独立したアプリウィンドウとして開きます。ショートカットはデスクトップではなく、スタートメニューの「最近追加したもの」に表示される場合があります。そこからデスクトップへドラッグしてショートカットを作ったり、右クリックでタスクバーにピン留めしたりできます。

Google ChromeでGmailデスクトップアプリを作る方法
オフライン同期の設定が済んでも、まだChromeを開く必要があります。次はGmailを通常のデスクトップアプリとして登録しましょう。
ChromeでGmailを開き、右上の三点メニュー(...)→「その他のツール」→「ショートカットを作成」を選択します。

ショートカット名を「Gmail」として「作成」をクリックすると、デスクトップにGmailのショートカットが表示されます。

続いて、Chromeのアドレスバーに chrome://apps と入力すると、Googleアプリや作成したショートカット一覧のページが開きます。ここでGmailのショートカットを右クリックし、「ウィンドウとして開く」を選択してください。以降、デスクトップのGmailショートカットはChromeブラウザ内ではなく、独立したウィンドウで開くようになります。

デスクトップ上では、ショートカットを自由にコピー・移動できます。右クリックから「スタートにピン留め」や「タスクバーにピン留め」を選べば、それぞれスタートメニューやタスクバーに固定することも可能ですし、好きなフォルダに置いておくこともできます。

以上で完了です。公式には存在しなかったGmailのデスクトップアプリを、自力で作り上げることができました。
この方法では、美しい新インターフェースそのままのGmailをデスクトップアプリとして使えます。ただし、GmailのUIにこだわりがないなら、ThunderbirdやMailbird、さらにはWindows標準のメールアプリなど、優秀なデスクトップメールクライアントとGmailを同期させるという選択肢もあります。
オンライン体験をさらに快適にしたい方は、Chromeのフラグ機能を試してブラウザをカスタマイズしてみてください。時間に余裕があるときは、Googleの各種サービスに隠されたシークレットゲームを探してみるのもおすすめです。
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