Windowsでよく使うフォルダにドライブ文字を割り当てる3つの方法
頻繁にアクセスするフォルダがある場合、毎回長いパスを入力せずにエクスプローラーから素早く開けるととても便利です。この記事では、フォルダにドライブ文字を割り当てて仮想ドライブとして扱うことで、目的のフォルダへワンクリックでアクセスできるようにする3つの方法をご紹介します。
方法1:DOSコマンド「subst」を使う
まずは、Windowsに古くから搭載されているDOSコマンド「subst」を使用する方法です。このコマンドを使うと、任意のフォルダにドライブ文字を割り当てることができます。
ここでは例として、次のフォルダにドライブ文字を割り当てます。
C:\Users\Lori Kaufman\Documents\My Work
スタートメニューを開き、検索ボックスに「cmd.exe」と入力します。検索結果に表示されたcmd.exeをクリックして、コマンドプロンプトを起動しましょう。

コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力してドライブ「Y:」をフォルダに関連付けます。
subst y: "C:\Users\Lori Kaufman\Documents\My Work"
注意:パスにスペースが含まれている場合は、パス全体を必ずダブルクォーテーションで囲んでください。

これでエクスプローラーを開くと、「Y:」という新しいドライブが表示され、クリックするだけで直接My Workフォルダが開きます。

同じ手順を繰り返せば、よく使うフォルダすべてにそれぞれ異なるドライブ文字を割り当てられます。ただし、substコマンドはネットワーク上の共有フォルダには使用できない点に注意してください。
方法2:「psubst」ユーティリティを使う
substコマンドの欠点は、作成した仮想ドライブが一時的なものであり、シャットダウン・再起動・ログオフすると消えてしまうことです。この問題を解決できるのが無料ユーティリティの「psubst」です。substと同じように動作しながら、PCを再起動しても消えない永続的な仮想ドライブを作成できます。
psubstは以下のページからダウンロードできます。
https://github.com/ildar-shaimordanov/psubst
psubstの詳しい使い方は、「psubstでフォルダをドライブ文字にマッピングする方法」の記事もあわせて参考にしてください。
方法3:GUIツール「Visual Subst」を使う
コマンド操作ではなくGUIツールで設定したい方には、無料ツール「Visual Subst」がおすすめです。psubstのグラフィカル版とも言えるツールで、マウス操作だけで仮想ドライブを直感的に管理できます。
Visual Substは以下の公式サイトからダウンロードできます。
https://www.ntwind.com/software/utilities/visual-subst.html
インストールするには、ダウンロードした.exeファイルをダブルクリックします。

インストールオプション画面で、作成したいプログラムのショートカットにチェックを入れ、「Next(次へ)」をクリックします。

セットアップが完了したら「Close(閉じる)」をクリックします。デスクトップのショートカットをダブルクリックするか、スタートメニューからプログラムを起動しましょう。

Visual Substのメインウィンドウが表示されたら、ドロップダウンリストから希望のドライブ文字を選択します。

選択したドライブ文字に割り当てるフォルダを指定するには、入力欄の右側にある「Browse(参照)」ボタンをクリックします。

「フォルダーの参照」ダイアログで、割り当てたいフォルダへ移動して選択し、「OK」をクリックします。

フォルダをドライブ文字にマッピングするには、ドライブ文字のドロップダウンリスト左側にある緑色のプラスボタンをクリックします。

仮想ドライブがリストに追加されます。同様の手順で、ドライブ文字とフォルダの組み合わせを必要なだけ追加していきましょう。

Windows起動時に自動的に仮想ドライブを利用可能にしたい場合は、「Apply virtual drives on Windows startup(Windows起動時に仮想ドライブを適用)」チェックボックスにチェックを入れておきます。

Visual Substの設定を保存するには、ボタンバーのフロッピーディスクアイコンをクリックします。設定内容は、インストール先フォルダ内に.ini形式のファイルとして保存されます。

マッピングされたフォルダは、エクスプローラー上ではハードディスクドライブとして表示されます。

マッピングを解除したい場合は、Visual Substを再度開き、リストから該当する仮想ドライブを選択して、ボタンバーの赤いXボタンをクリックします。

フォルダにドライブ文字を割り当てれば、目的の場所へ素早くアクセスでき、日々の作業時間を大幅に短縮できます。Visual Substを使えば仮想ドライブの追加も簡単です。対応OSはWindows 2000やXP以降で、Windows 7、8、10など幅広いバージョンで動作します。ぜひ活用してみてください。
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