【保存版】ブート環境のスクリーンショットを撮る方法 – VirtualBoxを使った完全ガイド
CDやDVDからPCを起動したとき、そのブート環境内でスクリーンショットを撮りたいと思ったことはありませんか?例えば、パソコンの不具合を修理するためにOSのDVDから起動する必要があるものの、画面の内容をどうやって詳しい人に伝えればいいのか分からない——そんな経験はないでしょうか。スマートフォンやデジカメで画面を撮影して送るという手もあります。
しかし、私のように「高品質なスクリーンショット」が必要な場合、スマホ撮影では物足りません。モニターを直接撮影すると、どうしても画像がぼやけたり、ザラついたり、ちらつき(フリッカー)が発生したりしがちです。残念ながら、OSが起動していない状態ではスクリーンショットを撮る手段がありません。そもそも、どんなソフトで撮影すればいいのでしょうか?
解決策:仮想マシンを使う
幸い、この問題には回避策があります。その方法とは、PCを再起動するときに直接CD/DVDから起動するのではなく、現在稼働中のOS上で動く仮想マシンからそのディスクを起動するのです。「仮想マシンなんて難しそう…」と感じるかもしれませんが、心配いりません。思ったほど大変ではありませんよ。
仮想マシンソフトウェアを使えば、今使っているOSの中で別のOSを動かすことができます。例えば、Windows 7の中でLinuxを動かしたり、Windows 8の中でWindows XPを動かしたりすることも可能です。
VirtualBoxを選ぶ理由
まずは仮想マシンソフトをインストールしましょう。無料で使えて安定して動作するソフトといえば、やはりVirtualBoxが断トツのおすすめです。完全無料でありながら多機能で、今回の目的である「CD/DVDまたはISOイメージの読み込み」には十分すぎるほどの性能を持っています。
その他の仮想マシンソフトとしては、Parallels(Windows/Mac/Linux)、VMware(Windows)、VMware Fusion(Mac)などが挙げられます。これらは有料の商用ソフトで、日常的に仮想マシンを業務で扱うようなケースに向いています。今回の用途であれば、無料のVirtualBoxで十分です。
VirtualBoxでスクリーンショットを撮る手順
ステップ1:VirtualBoxのインストールと新規仮想マシンの作成
まず、お使いのOSに対応したVirtualBoxを公式サイトからダウンロードしてインストールします。インストールが完了したらプログラムを起動しましょう。次のような管理画面が表示されます。

新規(New)ボタンをクリックするとポップアップウィンドウが開き、作成する仮想マシンの情報入力を求められます。

仮想マシンに任意の名前を付け、「タイプ(Type)」と「バージョン(Version)」を選択します。タイプにはWindows、Linux、Mac、BSD、Solarisなどの選択肢がありますが、今回は何もインストールせずディスクから起動するだけなので、Other(その他)を選びましょう。
バージョンは主にDOSまたはOther/Unknown(その他/不明)から選ぶことになります。他にも選択肢はありますが、それらは特定のOSをインストールする場合にのみ必要となる、かなり特殊な項目ばかりです。
ステップ2:メモリ容量の割り当て
「次へ」をクリックすると、仮想マシンに割り当てるメモリ(RAM)容量の設定画面が表示されます。ここでは安全のため、64MB〜128MB程度を選んでおくのがおすすめです。

ステップ3:仮想ハードディスクの設定
さらに「次へ」をクリックすると、仮想ハードディスクを作成するかどうかを尋ねられます。今回は起動画面を読み込むだけで、実際に何かをインストールする必要はないため、「仮想ハードドライブを追加しない(Do not add a virtual hard drive)」を選択しました。

「次へ」をクリックすると、ハードディスクが存在しないことに関する警告メッセージが表示されますが、これは無視して問題ありません。そのまま完了(Finish)をクリックして、仮想マシンの作成を確定させましょう。
ステップ4:起動ディスクの指定と仮想マシンの起動
仮想マシンのセットアップが完了したら、次に起動可能なディスクやイメージがどこにあるのかをVirtualBoxに教える必要があります。

左側のメニューから作成した仮想マシン(ここでは「Boot CD」)を選択し、起動(Start)ボタンをクリックします。すると、スタートアップディスクの場所を尋ねるポップアップが表示されます。デフォルトでは物理的なCD/DVDドライブのドライブレターが表示されるため、起動ボタンを押す前に必ずディスクを挿入しておきましょう。

ISOイメージファイルを使用する場合は、ドロップダウンボックスの右側にある小さなフォルダアイコンをクリックすると、ISOイメージを選択できます。
あとは起動(Start)をクリックするだけ。驚くことに、現在使用中のWindows/Mac/Linuxのセッション内で、ブートプロセスの全工程を目の前で見ることができます!

上のスクリーンショットのように、私はBoot RepairのISOイメージをVirtualBoxに読み込ませて、次の記事用のスクリーンショットを撮影しました。とても便利ですよね!質問がある場合は、ぜひコメント欄でお知らせください。
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