Windows 10でスクロールスクリーンショットを撮る完全ガイド|PicPick・Snagitなどの使い方
Windows 10でスクロールしながらスクリーンショットを撮りたい、あるいは縦に長いウィンドウ全体を一枚でキャプチャしたいとお考えではありませんか?本記事では、スクロールスクリーンショットを撮るためのさまざまな方法をご紹介します。
そもそもスクロールスクリーンショットとは?
スクリーンショットとは、画面に表示されている内容をそのままデジタル画像として記録する機能です。思い出の保存はもちろん、言葉だけでは伝えにくい操作手順を視覚的に説明したり、画面の状態を記録として残したりと、幅広い場面で活躍します。
その中でも「スクロールスクリーンショット」は、画面に収まりきらない長いページやコンテンツを、自動的にスクロールしながら1枚の縦長画像としてキャプチャできる機能です。ページ全体の情報を単一の画像にまとめられるため、複数枚のスクリーンショットを撮って順番に管理する手間が省けるのが大きなメリットです。
一部のAndroid端末には標準でこの機能が搭載されていますが、Windowsパソコンでも専用ソフトを使えば簡単に実現できます。Windows標準の「切り取り&スケッチ(Snipping Tool)」は通常のスクリーンショットしか撮れないため、別途ソフトウェアをインストールする必要があります。
Windows 10でスクロールスクリーンショットを撮る方法
注意: 作業前に万が一に備えてシステムの復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。
方法1:無料ソフト「PicPick」を使う
PicPickはWindows 7/8.1/10に対応した高機能なキャプチャソフトで、スクロールスクリーンショットを含む多彩なキャプチャモードを備えています。トリミング、リサイズ、拡大鏡、定規などの編集ツールも充実しており、個人利用なら無料で使える点も魅力です。
PicPickでスクロールスクリーンショットを撮る手順は以下の通りです。
- 公式サイトからPicPickをダウンロードしてインストールします。
- キャプチャしたいウィンドウを開いた状態でPicPickを起動します。
- 対象ウィンドウを背景に残したまま、希望するキャプチャタイプを選択します。ここでは「スクロールウィンドウ」を選びましょう。
- 「全画面」「特定範囲」「スクロールウィンドウ」の中から目的のモードをクリックします。
- マウスをウィンドウ上で動かすと、候補となる領域が赤枠でハイライト表示されるので、わかりやすく範囲を確認できます。
- 目的の部分にマウスを合わせると、PicPickが自動的にスクロールしてキャプチャを実行します。
- 撮影したスクリーンショットはPicPickのエディターで開かれます。
- 編集が完了したら、画面左上の「ファイル」をクリックし、「名前を付けて保存」を選択します。
- 任意の保存先を指定して「保存」をクリックすれば完了です。
なお、PicPickは画面に表示されている位置からキャプチャを開始する仕様です。ウェブページ全体を撮影したい場合は、あらかじめ手動でページ最上部までスクロールしてからキャプチャを始めましょう。
方法2:高機能な有料ソフト「Snagit」を使う
PicPickと異なり、SnagitはTechSmith社の有料ソフト(15日間の無料トライアルあり)です。より強力な機能と直感的に操作しやすいインターフェースを備えており、高品質なキャプチャと本格的な編集を求める方に最適です。
基本的な使い方は以下の通りです。
- TechSmith公式サイトからSnagitをダウンロードしてインストールします。
- キャプチャしたいウィンドウを開き、Snagitを起動します。
- ウィンドウを背景に開いたまま、必要に応じて4つのスイッチを切り替え、「Capture(キャプチャ)」ボタンをクリックします。
- 通常のスクリーンショットの場合は、キャプチャを開始したい地点をクリックしてドラッグします。範囲は後から調整でき、納得できたら「Capture Image」をクリック。画像はSnagitエディターで開かれます。
- スクロールスクリーンショットの場合は、3つの黄色い矢印のいずれかをクリックします。「横方向スクロール」「縦方向スクロール」「全体スクロール」を選ぶと、Snagitが自動でページをスクロールしながら撮影します。
- テキストの追加、吹き出し(コールアウト)、図形描画、色塗りなど、豊富な編集機能を利用できます。
- 編集後、画面左上の「ファイル」から「名前を付けて保存」を選択します。
- 保存先を指定してファイル名を入力し、「保存」をクリックします。
さらにSnagitには「パノラマキャプチャ」という高度なモードもあります。これはウェブページ全体を自動取得するのではなく、キャプチャする範囲を自分で正確にコントロールできるモードです。
- 「Capture」をクリックし、通常のスクリーンショットと同じ要領で撮影したい領域の一部をドラッグ選択します。
- 必要に応じて範囲を調整し、パノラマキャプチャを起動するボタンをクリックします。
- 「Start」を押して自由にページをスクロールし、必要な範囲をカバーしたら「Stop」を押して終了します。
また、Snagitではスクリーンショットだけでなく画面録画(スクリーンレコーディング)も可能です。録画オプションはウィンドウ左側に配置されています。
方法3:Chrome拡張機能「Full Page Screen Capture」を使う
ここまで紹介したソフトはあらゆる種類のページやウィンドウに対応していますが、「Full Page Screen Capture」はウェブページ専用のスクロールキャプチャツールです。Google Chromeの拡張機能として動作するため、大型ソフトをインストールする手間がありません。
- Chromeウェブストアから「Full Page Screen Capture」をインストールします。
- ブラウザ右上にアイコンが追加されます。
- アイコンをクリックすると、自動的にページをスクロールしながらキャプチャが開始されます。
- キャプチャは現在の表示位置に関係なく、必ずページの先頭から自動的に実行されます。
- PDF形式または画像形式のどちらで保存するかを選び、画面右上の該当アイコンをクリックします。求められた場合は必要な権限を許可してください。
- スクリーンショットはデフォルトで「ダウンロード」フォルダに保存されます。保存先は「オプション」から変更可能です。
Firefoxアドオン「Page Screenshot」を使う
主にMozilla Firefoxでウェブページをキャプチャしたい方には、アドオン「Page Screenshot」がおすすめです。Firefoxに追加するだけで専用ソフト不要になり、ウェブページのスクロールスクリーンショットを手軽に撮影できます。保存画像の品質(クオリティ)も細かく指定できるのが特徴です。
まとめ
今回は、Windowsパソコンで効率よくスクロールスクリーンショットを撮影できる便利なソフトウェアと拡張機能をご紹介しました。無料で手軽に使いたいならPicPickやChrome拡張機能、本格的な編集まで行いたいならSnagitといったように、用途や環境に合ったツールを選んでぜひ活用してください。
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以上の手順が参考になり、Windows 10でスクロールスクリーンショットが簡単に撮れるようになれば幸いです。このチュートリアルについてご不明な点があれば、お気軽にコメント欄からお尋ねください。
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