ひらめきを逃さない!シンプルに使えるChromeメモ拡張機能10選
人間は1日に約7万個の考えを巡らせていると言われます。この数字が正確かどうかはともかく、私たちの頭の中では毎日、膨大なアイデアやひらめきが浮かんでは消えているのは間違いありません。
ふと浮かぶ雑念——時に今取り組んでいる仕事とはまったく関係のないもの——は、私たちにとってごく自然なこと。その中には、インスピレーションや創造性のきらめきを秘めた、追いかける価値のある「種」も含まれています。
そんなひらめきを、ブラウザでキャッチしましょう。
現代では、起きている時間の大半をパソコンとスマートフォンの前で過ごしています。思考やアイデアを記録する方法は、Evernoteのような万能デジタルノートから、シンプルなメモ帳までさまざま。EvernoteやOneNoteは強力なツールですが、数秒でサッとメモを取るなら、もっと手軽な拡張機能が便利です。そこで今回は、シンプルに使えるGoogle Chromeのメモ拡張機能を10個紹介します。
a5 — 驚くほどシンプルなメモツール
この超シンプルなメモツールは、説明が難しいほど機能が絞り込まれています。というのも、説明すべきものがほとんどないからです。スクリーンショットを見れば一目瞭然でしょう。開発者のJason Cooper氏が自分用に作ったもので、あなたにも同じように使えるはずです。ブラウザのキャッシュをクリアしない限り、書いたメモはそのまま保存され続けます。
Jot — 新しいタブでタスク管理
新しいタブページに何かを表示する拡張機能は数多くありますが、Jotは美しい風景写真を背景に、ToDoや思いついたことを書き込めるのが特徴です。落ち着いた写真には認知的なリラックス効果もあり、書き留めた思考と相性抜群。シンプルさを保ちながら、心地よく使えます。
Thought Plan — Markdownで思考を構造化
プレーンテキストは最もシンプルですが、思考に構造を持たせるには物足りません。そこで活躍するのがMarkdown記法です。一度覚えてしまえば、装飾なしのテキストと同じ手軽さで、必要に応じて見出しやリストといった「飾り」を付けられます。
新しいドキュメントを開いて、頭にあることをひたすら入力するだけ。ページ上のどこをクリックしても、思考プランとしてすぐ保存できます。カテゴリ分けして整理したり、読み取り専用リンクを生成して誰かと共有することも可能です。
Thought Planはベータ版ですが、初期ユーザーからはその速さとシンプルさが好評です。Markdownの学習を検討中なら、無料PDFガイド付属の10分動画チュートリアルから始めるのがおすすめです。
Fetchnotes — ハッシュタグでメモを整理
ふとした瞬間のひらめきを捕まえるのも、Webで見つけた素敵な情報を保存するのも、メモアプリに求めたい動作です。Fetchnotesはその両方を見事にこなします。他の多機能メモアプリ同様、すべてのデバイス間で同期でき、iOS・Androidアプリに加え、Chrome用のWebクリッパー拡張機能、Mac・Windows・Linuxデスクトップ用ウィジェットも提供されていました。
Fetchnotesは登録後も操作がとてもシンプルでした。
- ハッシュタグでグループ化: 単語の前に「#」を付けるだけで、そのカテゴリにメモが追加されます。文中にハッシュタグを埋め込むと、自動的に分類されます。
- 「@」で簡単共有: アドレス帳の名前、ユーザー名、メールアドレス、電話番号を使って素早く共有できます。
- 共同編集: 共有した相手と一緒にメモを編集できます。
2011年に早期レビューを行いましたが、その後も日々改良が続けられ、開発サイクルの中でさらに多くの機能が追加されていくことが期待されていました。
Workflowy — アウトラインで頭の中を整理
良いアイデアにはアウトラインが必要です。ブレインストーミングの専門家はこれを「プリライティング」と呼びます。呼び名は何であれ、思考をアウトライン化することで、肉付けする前に全体を整理できるのです。Workflowyのシンプルさの裏には、クイックリスト作成やプロジェクト管理ツールとしても使える潜在能力が隠れています。
思いついたことを書き込み、その下に派生するアイデアを枝葉のように追加していきます。後で見返すときは、項目を展開・折りたたみしながら全体像を把握できます。WorkflowyにはChromeアプリ版もあります。
Sidenotes — Webページにサイドバーで注釈
訪れたWebサイトへの自分の所感を記録できる、すっきりしたデザインのメモ拡張機能です。Dropboxとの同期を許可すれば準備完了。ショートカットキーまたはアイコンのクリックで即座に開きます。名前の通り、Sidenotesは画面のサイドバーをメモ帳として使います。入力を始めると、緑色の「sync」アイコンが点滅し、メモがプライベートなDropboxアカウントに正常に保存されていることを知らせてくれます。
メモは作成元のWebサイトと紐づけられるため、例えば長文記事を読みながら自分の考察を書き留めておけば、後でそのメモに戻って、より分析的な読者になれます。Webを巡回しながら思考を書き連ねれば、プライベートなDropboxフォルダがそのままジャーナル(日誌)になります。
Beyondpad — 高度なデータ管理
シンプル志向のメモ好きには大げさに感じるかもしれませんが、Beyondpadは「シンプルにも複雑にも」使えるよう設計されています。データは「トラッカー」で管理し、タグで整理します。トラッカーはテンプレートになっており、タイムトラッカーからマインドマップまで多数用意。ToDoリストの作成、カレンダーへのスケジュール登録、支出やキャッシュフローの記録、ポモドーロタイマーや勤怠表としてのタイマー活用など、幅広く使えます。アプリはまだ新しく、「近日公開」表示の機能もあります。無料版(利用制限付き)とPro版が用意される予定です。
Beyondpadの狙いは、複数アプリを行き来して生産性を下げることのない環境を作ること。トラッカーで使い方をカスタマイズし、タグですべてのノートを整理できます。開発が進むにつれ、さらなる進化に期待しましょう。
Coggle — マインドマップで発想を広げる
創作の壁にぶつかったら、マインドマップを試してみましょう。マインドマップは思考の階層構造を崩し、従来のノートの取り方を改善してくれます。紙が最適ですが、オンラインのマインドマップツールには速さと美しさという利点があります。Coggleはその形容どおりの実力を持つツールで、Chromeアプリは本家マインドマップサイトへのショートカットとして機能します。
Googleアカウントでサインアップすれば、すぐに最初のマインドマップを作成開始。親項目と子項目の追加は非常に簡単で、機能を盛り込みすぎず、シンプルさとエレガンスを保っているのも魅力です。キーボードショートカットを使えば、さらに作業を高速化できます。
Stickies — デジタル付箋でサッとメモ
付箋が嫌いな人はいませんよね。本の間に挟まったり、コルクボードに貼られたりしている物理的な付箋と同じように、デジタル付箋もWebページを見ながら素早くメモするのに便利です。アイコンのクリックよりもショートカット(Ctrl+Q)の方が素早くメモできます。また、文章の一部を選択してStickiesにドラッグ&ドロップすることも可能。付箋をWebページにピン留めしておけば、再訪したときに必ず表示されます。
付箋のサイズはメモの長さに合わせて変更でき、目立たない隅に折りたたんで素早くアクセスすることもできます。物理版と同じように、すべての付箋を「Sticky Board(コルクボード)」で一覧表示でき、ここから全付箋を検索することも可能です。
Google Keep — Googleエコシステムで完結
Googleアカウントから離れる習ントから離れる習慣がないなら、Google純正のメモ拡張機能「Google Keep」がぴったりです。ChromeとAndroidの両方で意外なほど役立つKeepは、クイックメモ用のデジタル付箋として生まれました。シンプルさを保ちながら、静かに機能を追加し続けています。ランダムな思いつきやリマインダーの追加、Androidでの音声メモの文字起こし、共有による共同作業、色分けによる整理などが可能です。
あまり知られていない機能の一つがテキスト認識で、モチベーション画像から文字を抽出して共有したいときに便利です。Google Keepをより活用するコツも多数紹介されているので、ぜひ参考にしてください。
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