Google Chromeが今や最高のDropboxクライアントになる理由|Dropbox for Gmailなど便利な拡張機能3選
Dropboxは最も優れたクラウドストレージサービスのひとつですが、その真価を発揮するにはPCにローカルクライアントをインストールする必要がありました。しかし、Google Chromeを使っているなら、もうそれは必須ではないかもしれません。
数ある実用的なChrome拡張機能の中には、Dropboxユーザーに追加機能をもたらすものがいくつか存在します。その完成度は、Chrome自体がほぼDropboxクライアントとして機能するほど。ここでは特におすすめの拡張機能を3つ紹介します。
Dropbox for Gmail
まず注目したいのは、Dropbox公式がリリースした「Dropbox for Gmail」です。人気メールサービスのGmailと統合され、メール作成時にDropbox内のファイルを添付したり、受信した添付ファイルを直接Dropboxに保存したりできます。
拡張機能をインストールしてDropboxへのアクセスを許可すれば、あとはスムーズに使えます。新規メール作成画面の「送信」ボタンの横にDropboxアイコンが表示され、クリックするとポップアップが開き、送信したいファイルを選択できる仕組みです。
ファイルは「最近使ったファイル」「すべてのファイル」「写真のみ」で絞り込んで閲覧できるほか、検索機能を使えば目的のファイルを素早く見つけられます。
なお、この拡張機能はファイル本体をGmail経由でアップロードするのではなく、Dropboxファイルへのリンクを送信する方式です。そのため帯域幅を無駄に消費しませんが、受信者側にはリンクを開くというひと手間が発生します。クラウドでのファイル共有マナーを意識しておくと良いでしょう。
さらに、受信者も同じ拡張機能をインストールしていれば嬉しい特典があります。Dropboxリンク付きのメールを受け取った際、ファイルをローカルにダウンロードするか、そのまま自分のDropboxに保存するかを選べるのです。
DropboxとChrome、そしてGmailを日常的に使っているなら、迷わずインストールしておきたい拡張機能です。Chromeを生産性ツールへと進化させる、また一歩と言えるでしょう。
QuickDrop
一言でいえば、QuickDropは「Chrome上で動くDropboxクライアント」です。インストールするとツールバーに静かに常駐し、クリックするとドロップダウンパネルが開いて、Dropboxの中身がすべて表示されます。
ファイルやフォルダの操作も直感的で、名前の変更や削除も簡単。ファイルやフォルダの共有リンクを取得することもでき、必要に応じてURLの自動短縮にも対応しています。個別ファイルのプレビューもパネル内で完結し、別タブを開かないため、タブが増えすぎる問題からも解放されます。
さらに便利なのが、Web上の画像をそのままDropboxへアップロードできる機能です。拡張機能の設定で保存先フォルダを複数登録しておけば、Webページ上の画像を右クリックし、「Download to Dropbox」メニューから任意のフォルダを選ぶだけで保存できます。保存と同時に共有リンクを取得したり、削除したりすることも可能です。
こうした多彩なオプションは、Dropboxをヘビーに使うパワーユーザーにとって非常に心強いものです。特にChromebookでDropboxを活用したい場合、最良の選択肢のひとつと言えます。
唯一の難点は、公式クライアントと異なり、サードパーティ製アプリでファイルを直接編集しても同期できない点です。
Download To Dropbox
QuickDropが対応しているのは画像の直接アップロードまでですが、もっと幅広いデータを保存したい場面もあるでしょう。そこで役立つのが「Download To Dropbox」です。右クリックメニューの「Upload to Dropbox」という少し分かりにくい名前の項目から、Webページ、画像、動画、各種ファイルなどを直接Dropboxに保存できます。
導入時には、保存先のルールを数分かけてカスタマイズしておくのがおすすめです。リサーチ用途で使うなら日付ごとにフォルダ分け、Web上のお気に入りコンテンツの保管庫として使うならサイトごとに分類すると、後から探しやすくなります。
ただし残念ながら、Download To Dropboxは単一フォルダ、または日付・サイト別のプリセットルールにしか保存できません。QuickDropのように都度フォルダを選べる利便性はない点は覚えておきましょう。
残された課題は「ファイル編集」
これらの拡張機能を組み合わせれば、Chromeはかなり本格的なDropbox環境になります。ただ、当時はブラウザ上で直接Dropboxのファイルを編集できる無料の手軽な手段がありませんでした。
その後、DropboxはMicrosoftとの提携を発表し、Microsoft 365(旧Office Online)との連携によって、ブラウザ上でWordやExcelなどのファイルを直接編集・保存できるようになりました。現在ではこの課題も大きく解消されており、Chromeさえあれば、インストール型クライアントに頼らずともDropboxを快適に使いこなせる時代になっています。
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