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知っておきたいChromeの隠し設定10選 ― ブラウザをもっと快適にする必須の変更ポイント

Chromeの設定は、ブラウザ導入時に行った基本的な調整だけにとどまりません。もう一歩深く掘り下げれば、Chromeの体験を磨き上げられる「隠された設定」が数多く見つかります。今回は、今すぐ変更しておきたい10の項目をわかりやすく紹介します。

1. Flashの動作設定

Flashは長年セキュリティ面での問題を抱えてきました。Adobe自身も2020年末にFlashのサポートを終了しており、現在は多くのサイトがHTML5へ移行しています。古い環境でFlashコンテンツを扱う必要がある場合は、個別に許可する設定が便利です。「設定 > 詳細設定 > プライバシー > コンテンツの設定 > プラグイン」から「プラグインコンテンツを実行するタイミングを選択する」を選べば、クリックして初めて再生される安全な形式に変更できます。

知っておきたいChromeの隠し設定10選 ― ブラウザをもっと快適にする必須の変更ポイント

2. 拡張機能へのキーボードショートカット割り当て

インストール済みのChrome拡張機能が行う操作にショートカットキーを割り当てれば、日々の作業効率がぐっと上がります。chrome://extensions を開くか、ツールバーのメニューから拡張機能ページを表示し、下部の「キーボードショートカット」をクリックしてください。有効な拡張機能の一覧がダイアログで表示されます。

知っておきたいChromeの隠し設定10選 ― ブラウザをもっと快適にする必須の変更ポイント

任意の拡張機能の横にある入力欄をクリックし、覚えやすいキーの組み合わせを登録しましょう。以降はツールバーのボタンを押す代わりにショートカットだけで呼び出せます。アイコンを外してインターフェースをすっきりさせ、ショートカット運用へ完全移行するのもおすすめです。

3. 拡張機能固有の設定

拡張機能をインストールしたら、そのまま何も設定せずに使っていませんか? 実は多くの拡張機能には、便利なカスタマイズオプションが最初から組み込まれています。「拡張機能」ページで各拡張機能の下にある小さな「オプション」リンクをクリックしてみてください。動作を細かく調整でき、より快適に使いこなせるようになります。

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たとえば後で読むサービス「Pocket」を利用しているなら、オプションでTwitterやHacker Newsなどからのワンクリック保存を有効化できます。

4. ペアレンタルコントロール(子どもの利用管理)

子どもとパソコンを共用しているなら、監視付きのChromeアカウントを作成して、ブラウザの利用状況を把握できます。手順は通常のユーザー追加とほぼ同じで、「設定 > ユーザー > 別のユーザーを追加」から名前と画像を選びます。違うのは「このユーザーがアクセスするウェブサイトを制御して表示する」にチェックを入れる点だけです。このオプションは自分のGoogleアカウントにログインしていないと表示されません。

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作成した子ども用アカウントは chrome.com/manage から、どのデバイスからでも管理できます。なお、この機能はベータ版として提供されていました。現在では、より多機能な「Google ファミリーリンク」を使った管理が推奨されているので、あわせて確認しておきましょう。

5. Chromeのパスワード自動生成

ここからは chrome://flags に隠された設定を紹介します。flagsは実験的な機能のため、期待どおりに動かないこともありますが、問題なければ将来のバージョンで標準搭載される可能性があります。flagsの設定を変更したらChromeの再起動が必要なので、変更したい項目をすべて調整してから、一度だけ再起動するのがおすすめです。

知っておきたいChromeの隠し設定10選 ― ブラウザをもっと快適にする必須の変更ポイント

Chromeのパスワードマネージャーでログイン情報を管理しているなら、パスワードの生成まで任せてみましょう。chrome://flags で「Enable password generation」を検索して「Enabled」に設定します。次回アカウント作成ページを開いたときに、Chromeが生成したランダムな強力なパスワードをそのまま使って保存できるようになります。

筆者の環境では再起動を繰り返してもポップアップが表示されず、うまく動作しませんでした。環境によっては正常に働くかもしれませんので、試してみる価値はあります。

6. メモリ節約のためのタブ破棄(Tab Discarding)

Chromeのメモリ使用量を自動で監視・制御してほしいと思ったことはありませんか? chrome://flags で「Enable tab discarding」をオンにすると、優先度の低いバックグラウンドタブをChromeが自動的に破棄してくれるようになります。

タブが消えてしまうのではと心配いりません。破棄されたタブもタブバーには残ったままなので、クリックすればいつでも再読み込みできます。さらに chrome://discards から特定のタブを手動で破棄することも可能です。内蔵機能で物足りない場合は、Chromeのメモリ消費を抑える専用の拡張機能を試してみましょう。

知っておきたいChromeの隠し設定10選 ― ブラウザをもっと快適にする必須の変更ポイント

7. オートフィル予測の表示

Chromeのオートフィル機能でウェブフォームを入力しているなら、その便利さと時短効果は実感済みのはず。chrome://flags で「Show Autofill predictions」を有効にすると、フィールドの種類に応じたオートフィル予測がプレースホルダーテキストとして表示され、入力がさらにスムーズになります。

8. ウェブページの自動保存でオフライン閲覧に備える

知っておきたいChromeの隠し設定10選 ― ブラウザをもっと快適にする必須の変更ポイント

ネット接続が切れるのは、強制的な場合でも計画的な場合でも、たまには悪くないものです。とはいえ、特にウェブ関連の仕事をしているなら、通信障害への備えは重要です。閲覧済みサイトのキャッシュコピーを手元に残しておくのが有効な対策の一つで、chrome://flags の「Enable Show Saved Copy Button」を有効にすればChromeがそれを実現してくれます。ドロップダウンメニューで「Primary」を選択し、Chromeを再起動しましょう。

知っておきたいChromeの隠し設定10選 ― ブラウザをもっと快適にする必須の変更ポイント

これで、オフラインの状態でページを開こうとしたとき、過去に訪問したことのあるページには通常の「インターネットに接続できません」というメッセージに加えて、「保存済みのコピーを表示」ボタンが表示されるようになります。

押さえておきたいポイントは次の2つです。

  1. 「Enable Show Saved Copy」のドロップダウンで「Secondary」を選ぶこともできます。違いは、目立つ青いボタンの代わりに控えめな「Show Saved Copy」ボタンが表示される点だけです。
  2. 「Enable Offline Auto-Reload Mode」や「Only Auto-Reload Visible Tabs」を有効にしていると、「Show Saved Copy」ボタンは表示されません。代わりにページが自動的に再読み込みされ、キャッシュされたコピーが表示されます。

9. ダウンロードの再開(Download Resumption)

chrome://flags で「Enable Download Resumption」を有効にすると、中断されたダウンロードを右クリックメニューから再開できるようになります。筆者はこのフラグを有効化していなくても以前からダウンロード再開が使えているため、このフラグの正確な役割は謎なのですが、再開機能自体は非常に便利です。もし右クリックメニューに「再開」の項目が見当たらない場合は、このフラグを有効にしてみるとよいでしょう。

10. マテリアルUIの有効化

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マテリアルデザインは今やGoogle製品全体のデザイン基盤となっています。Chromeでもその味わいを楽しみたいなら、chrome://flags で「Enable material UI for PDF」「Enable Material Design Downloads」の2つのフラグを有効にしましょう。小さな変更ですが、マテリアルデザイン好きなら試す価値のある調整です。

まとめ:まだ見逃している設定があるかも?

Chromeにも欠点や不満の種はあります。しかし、優秀な拡張機能、時短テクニック、そして今回のような隠し設定で魅力を見せてくれるところこそ、多くのユーザーがChromeを使い続ける理由なのでしょう。ぜひ今回の設定を活用して、自分仕様の快適なブラウザ環境を整えてみてください。

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