Windows 10で今すぐ見直したい7つの初期設定
Windows 10は、これまでのWindowsバージョンとは大きく異なるOSです。Windows 8やWindows Phoneを使った経験があれば共通点に気づくかもしれませんが、Microsoftはオプションの変更や新機能の追加を続けています。本記事では、導入直後にカスタマイズしておきたい初期設定を7つご紹介します。
なお、Windows 10 RTM(Threshold)からバージョン1511へアップグレードした場合は、Fall Update後に確認すべき設定をまとめた別記事も参考になります。そちらではプライバシー設定やプリンター設定について詳しく解説しているため、本記事では重複して取り上げません。
Windows 10との最初の一歩
新しいWindows 10搭載PCを購入した場合でも、Windows 7や8.1からアップグレードした場合でも、以下のポイントを押さえておけば、新しいOSへの移行がスムーズになり、よくある不満も解消できます。すべての起点となるのが「設定」アプリです。スタートメニューから開くか、Windowsキーを押して「設定」と入力するか、ショートカットキーのWindows + Iで素早く起動できます。
1. セキュリティ&プライバシー設定を見直す
Windows 10は、設定内容をクラウドに同期したり、Wi-Fiパスワードを自動的に共有したり、ターゲット広告のためにデータを収集したりします。さらにCortanaは、より便利なサポートを提供する名目で、ユーザーの行動を常時把握しています。
パーソナライズされた広告やおすすめ表示が気になる方は、「Windows 10から広告を削除する方法」の記事も併せてご覧ください。要点をまとめると、スタートメニューのライブタイルをオフにし、設定 > 個人用設定 > スタートでおすすめアプリを無効化し、設定 > システム > 通知とアクションでアクションセンターの通知を制御し、Cortana > ノートブック > 設定でCortanaを無効化し、設定 > プライバシー > 全般でパーソナライズ広告をオプトアウトできます。
その他のWindows 10プライバシー問題と対処法については、Dan Price氏のまとめ記事が参考になります。主な対応策としては、設定 > アカウント > 設定の同期で同期をオフにする、設定 > ネットワークとインターネット > Wi-Fi > Wi-Fi設定の管理でWi-Fiパスワードの共有設定を確認する(デフォルトではオフ)、設定 > プライバシー > 全般でアプリによる広告IDの利用をブロックする、という3点です。
2. Windows Updateの設定を管理する
強制アップデートは、Windows 10で導入された最も大きな変更の一つと言えるでしょう。Homeエディションのユーザーは、ProfessionalやEnterpriseユーザーに展開される前に新機能を試すことになり、Windows Updateの仕組みは以前とはほぼ別物になっています。
アップデートをコントロールして帯域幅を節約するには、設定 > 更新とセキュリティ > Windows Update > 詳細オプションに移動して各種設定を行いましょう。
まず、アップデートのインストール方法を選択します。アップデートが必要になると、Windowsは再起動に適したタイミングを自動的に推測します。再起動時刻を指定して通知するを選べば、時間を手動で指定することも可能です。
Windows 10 Professionalをお使いの場合は、更新の延期機能を利用できます。これにより、新機能のインストールを数ヶ月先送りでき、セキュリティアップデートには影響しません。Homeエディションのユーザーは、いくつかの方法でProfessionalへアップグレードできるので、検討してみる価値があります。
なお、「他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る」を有効にすると、OfficeやWindows Media Playerなどが意図せずアップグレードされる場合があるので注意してください。
次に、配信の方法を選択するをクリックし、Windows Updateが帯域幅を勝手に消費しないよう設定しましょう。同一ネットワーク内に複数のWindows 10 PCがない限り、この機能はオフにすることをおすすめします。複数台ある環境では、ダウンロード済みアップデートをローカルで共有することで帯域幅を節約できます。
最後に、従量制課金接続中にWindows Updateが通信量を消費しないよう、設定 > ネットワークとインターネット > Wi-Fiを開き、目的のネットワークに接続した状態で(LANケーブルは外しておく)詳細オプションをクリックします。ここで、通常のWi-Fiでもテザリング接続でも、そのネットワークを従量制課金接続として指定できます。
実はこの設定、Windows Updateを一時的に無効化する裏技としても活用できます。LANケーブルを再接続するまでは、アップデートが走りません。また、Windows Updateでトラブルが発生した場合は、ドライバーの更新プログラムをアンインストールできることも覚えておきましょう。
3. 既定のアプリとプログラムをカスタマイズする
Microsoftが「最適」と判断した設定が、必ずしもユーザーの好みと一致するとは限りません。幸い、Windows 10ではほとんどの既定アプリや設定を自由に変更できます。たとえば、Microsoftアカウントなしでのサインイン、設定 > システム > 既定のアプリでの既定アプリの切り替え、設定 > デバイス > 自動再生での自動再生の変更、BingからGoogle検索への変更などが可能です。
4. システム通知を整理する
Windows 10のタスクバーには気が散る要素が多くありますが、中でも右端の通知領域は特に煩わしい存在です。設定 > システム > 通知とアクションに移動し、表示したい通知の種類と、通知を許可するアプリを選択しましょう。個々のアプリをクリックすれば、サウンドやバナー表示など、通知の詳細設定も調整できます。
画面上部のシステムアイコンのオン/オフの切り替えをクリックすると、時計やアクションセンターといった項目を、通知領域(旧システムトレイ)に追加・削除できる点にも注目してください。
5. ユニバーサルアプリを管理する
Windows 10には、OneNote、Skype、Candy Crushなど、多数のユニバーサルアプリがプリインストールされています。有用なものもあれば、単にストレージを浪費しているだけのものもあります。不要なアプリは、PowerShellコマンドを使って削除できます。
ユニバーサルアプリは、Windows Updateとは独立して更新されます。Windowsストアアプリを開き、プロフィールメニューから設定に移動すると、アプリを自動的に更新するのオン/オフを切り替えられます。デフォルトはオンです。
また、ライブタイルセクションのタイルに製品を表示する設定も確認しておきましょう。これは、スタートメニューのWindowsストアのライブタイルに表示されるアプリのおすすめに関わる設定です。
Windows 7または8.1からアップグレードした人は要チェック
旧バージョンからWindows 10へアップグレードした場合は、さらに2点確認しておくべきことがあります。
6. Windows 10は正しくライセンス認証されているか?
旧バージョンからの直接アップグレードか、Media Creationツールで作成したインストールメディアと、対象となるWindows 7、8、8.1のプロダクトキーを使った手動インストールかのいずれかのはずです。どちらの場合も、Windows 10は自動的にライセンス認証される仕組みになっています。
認証状態を確認するには、設定 > 更新とセキュリティ > ライセンス認証に移動します。認証されていない場合や、有効なプロダクトキーを入力してもエラーコードが表示される場合は、Windows 10のライセンス認証に関するFAQを参照してください。
前述のポイント2にも関連しますが、Windows 10 HomeからProfessionalへのアップグレードは、この画面でプロダクトキーを入力するだけで完了します。
7. アプリケーションはすべて残っているか?
アップグレードの際、Windows 10はユーザーの意思とは関係なく一部のソフトウェアを自動削除することがあります。2015年11月の大型アップデートでは、複数のセキュリティソフトやFoxit Reader、CPU-Zなどが削除対象となりました。残念ながら、これを完全に防ぐ手段はほとんどありません。しかし、この事実を知っていれば、アップグレード後に全ツールが残っているかを確認し、削除されていた場合は再インストールするだけで済みます。
Windows 10を自分好みに仕上げよう
Microsoftは、Windows 10の初期設定において、いくつか賛否のある判断を下しています。こうした基本的な設定を整えたら、さらに深いレベルでカスタマイズに挑戦してみましょう。
次のステップとして、こんなアイデアがあります。
- スタートメニューを改善する
- テーマと配色を変更する
- OneDriveのスマートファイルを代替手段に置き換える、またはOneDriveを無効化する
- バッテリー駆動時間を最適化する
- システムの復元をセットアップし、バックアップを管理する
- セキュリティソフトを最新の状態に保つ
Windows 10になっても、PCのメンテナンスが簡単になったわけではありません。ただ、操作インターフェースは確かに洗練され、扱いやすくなっています。
あなたはWindows 10を初めて起動した後、最初に何をしましたか?どの変更が一番苦労しましたか?逆に、どの新機能が最も気に入っていますか?ぜひコメント欄で教えてください!
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