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Google、iOS版ChromeにFace ID/Touch IDでシークレットタブをロックする新機能を追加へ

Googleは現在、iOS向け「Chrome 89」において、iPhoneの生体認証を活用した新しいセキュリティ機能をテストしています。この機能により、プライベートブラウジング(シークレットモード)のタブをFace IDまたはTouch IDでロックできるようになります。現時点ではChromeのベータチャンネル参加者に限定して展開されています。

さらに強化されたプライベートブラウジング

Face IDやTouch IDで保護されたシークレットタブは、タブスイッチャー上でぼかし表示されます。iPhoneの生体認証による本人確認が完了すると、ロックされていたタブが再び表示される仕組みです。

この機能はプライバシー保護を高めるだけでなく、iPhoneやiPadで複数のアプリを行き来しながら作業するマルチタスク環境下でのセキュリティも強化してくれます。なお、9to5Googleの報道によると、サーバー側のコンポーネントの関係で、すべてのベータユーザーがすぐにこのロック機能を利用できるわけではないようです。

どんな場面で役立つのか?

この機能が特に活躍するのは、友人や家族にiPhoneを貸して、ちょっとした調べものをしてもらうような場面です。ChromeのプライベートブラウジングモードがFace IDで保護されていれば、相手がタブを切り替えても、あなたが開いているシークレットタブの内容を見られることはありません。

そもそも「シークレット」とは、Chromeのプライベートブラウジングモードに付けられた名称です。シークレットモード中は、閲覧履歴などのセッション情報がChromeに保存されず、シークレットウィンドウを閉じるとそのセッションに関する情報はすべて消去されます。

ChromeでFace ID/Touch IDを有効にする方法

この新機能は、Chromeアプリ内の設定にある「プライバシー」セクションから手動でオンにする必要があります。実は、同様のプライバシーロック機能は他のGoogleアプリにもすでに存在します。

例えばGoogle検索アプリでは、15分以上経過後にシークレットセッションへ戻る際に、iPhoneの生体認証による本人確認が求められます。また、Googleドライブでも任意でFace ID/Touch ID認証を設定でき、アプリを終了した後もファイルを保護できます。

正式リリースはいつ?

新しいロックオプションが全ユーザーに展開される具体的な時期は、まだ明らかにされていません。ただし、Chrome 89自体は来月には一般公開される予定とされています。なお、公式リリースノートに記載されていても、Googleが最終的に機能の公開を見送る可能性もある点には留意が必要です。

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