Chrome 94ベータ版登場:新タブページのカード機能など、作業を加速させる新機能まとめ
Googleは、正式リリース前に新機能をテストするために「Chrome Beta」チャンネルを活用しています。2021年9月1日、GoogleはChrome Betaのバージョン94を公開し、ユーザーからのフィードバックを募集しました。
今回テストされている機能の中には、在宅ワーク中の生産性向上や、日常的なウェブ閲覧をより快適にしてくれそうなものが多数含まれています。ここでは、注目すべきアップデート内容を詳しく見ていきましょう。
新タブページの「カード」機能で目的のページへ素早くアクセス
過去に見たページやプロジェクトを探すために、数週間分の閲覧履歴を遡らなければならない——そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。Google Chromeは、このようなストレスを解消するための新機能を試験的に導入しています。その第一弾が、新タブページに追加された「カード」機能です。
この機能では、ユーザーの閲覧履歴をもとに、前回作業していた場所へすぐ戻れるカードが自動生成されます。たとえばGoogleドライブのセクションには、単なるリンクではなく、以前取り組んでいたプロジェクトへ直接ジャンプできるカードが表示されます。
カードをクリックするだけで、該当するドキュメントやスプレッドシートが開きます。自分でGoogleドライブ内を検索し回る必要はもうありません。
さらに、この機能はショッピングサイトやレシピサイトなど、過去に訪れたウェブサイトのカードも表示してくれます。わざわざ閲覧履歴を開かなくても、目的のページへすぐにたどり着けるのです。
新しいカード機能を試したい場合は、まずGoogle Chrome Betaをインストールし(未導入の場合)、パソコンで#ntp-modulesフラグを有効にする必要があります。手順は以下の通りです。
- Chromeのアドレスバーにchrome://flags/#ntp-modulesと入力します。
- NTP Modulesの横にあるプルダウンメニューからEnabledを選択します。
- 変更を確実に反映させるため、ブラウザを再起動します。
Googleによると、Chrome Betaのカードは他のモジュールを有効化することでカスタマイズも可能です。対応しているモジュールは以下の通りです。
- レシピ(#ntp-recipe-tasks-module)
- 買い物カゴ(#ntp-chrome-cart-module)
- ドキュメント(#ntp-drive-module)
Android版Chromeに追加される新機能
Androidユーザー向けには、検索と共有の体験を向上させる追加機能がテストされています。具体的には、連続検索を快適にする新しい結果バー機能と、引用カードを使ったテキスト共有機能です。
連続検索の結果バーで「戻る」ボタンが不要に
ネットショッピングや映画の上映時間の確認など、目的の情報にたどり着くまで複数の検索結果をクリックして回ることは珍しくありません。Android版Chrome Betaでは現在、「連続検索」機能の一部として新しい結果バーがテストされています。
このバーを使えば、検索結果ページに戻らずに検索を続けられます。アドレスバーの下に他の検索結果が一覧表示され、素早く切り替えられるようになっています。
表示された結果を横方向にスクロールして目的のものを見つけたら、タップするだけです。この新機能を試すには、Android版Chrome Betaで#continuous-searchフラグを有効にしてください。
引用カードでテキストを手軽にシェア
SNS用の画像をサッと作りたいときや、同僚へ送りたい心温まる言葉を見つけたとき——Android版の新しい「引用カード」機能を使えば、ウェブ上の文章やテキストを簡単に共有できます。Googleが案内している試用手順は以下の通りです。
- Android端末のChromeで#webnotes-stylizeフラグを有効にします。
- 任意のウェブページ上で、使いたいテキストを長押しして選択します。
- 共有をタップし、メニューからカードを作成を選びます。
- お好みのテンプレートを選んで、そのままシェアしましょう!
この機能は、気になる引用文や統計データ、役立ちそうな情報を後で見返せるよう端末に保存しておく用途にも便利です。たとえば、作成中のプレゼン資料にぴったりの統計データを見つけたら、引用カードで保存しておくといった使い方ができます。
新機能を試してフィードバックを送ろう
Chromeユーザーの方は、ぜひベータ版リリースを活用してこれらの新機能を試し、感想をGoogleに送ってみてください。ユーザーからのフィードバックをもとに、Googleはこれらのツールを継続的に改善しています。仕事でも趣味でも、より生産的な時間を過ごすために、私たち一人ひとりの声が役立つのです。
-
Google Chromeをもっと快適に!知っておきたい10の便利なヒントとコツ
Google Chromeは、世界中の何億人ものユーザーに愛用されている人気のウェブブラウザです。2008年の登場以来、Chromeは高速なブラウジング速度や使いやすいインターフェースなど、優れたサービスを提供し続けてきました。実はChromeには、私たちの日常をより便利にし、ユーザーエクスペリエンスを大きく向上させる隠れた機能が数多く搭載されています。そこで今回は、ブラウジング体験をさらに快適にするための実用的なヒントとコツを10個ご紹介します。関連記事:Google Chromeのアップデートで広告ブロック機能が搭載される可能性ヒント1:複数のタブをまとめてドラッグするタブを新しいウィンド
-
Windows 10・8.1・7でGoogle Chromeを高速化する方法【2022年最新版】
Google Chromeは、高速で滑らかなブラウジング体験が魅力の、世界で最も人気のあるWebブラウザです。セキュリティ面でも高く評価され、多くのデバイスとの互換性にも優れています。しかし、使い続けているうちに表示速度が徐々に低下し、「Chromeが重くなった」と感じるユーザーは少なくありません。 Chromeの動作が遅くなる原因はさまざまです。キャッシュやジャンクファイルの蓄積、閲覧履歴、拡張機能による不具合などが挙げられます。特にWindows 10のアップデート後に動作が重くなったと感じる場合、CPU使用率やメモリ(RAM)消費量が増えている可能性があります。この記事では、Google