コンピュータのメンテナンス
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> コンピュータのメンテナンス

ディスクイメージとは?WindowsとMacでの作成・開き方・トラブル対処法を徹底解説

ハードディスク全体をバックアップしたり、ISOファイルをダウンロードしたことはありますか?その経験があるならば、それが何なのか意識していなくても、すでにディスクイメージを利用したことがあるはずです。ディスクイメージとは何か、そしてどのように機能するのかを理解することで、データ保護、システム移行、ファイル復元をより効率的に行えるようになります。

このガイドでは、ディスクイメージについて平易に解説し、WindowsとMacの両方で作成・開く方法、そしてトラブルシューティングの手順をご紹介します。

ディスクイメージとは?

ツールや具体的な手順に入る前に、ディスクイメージの基本的な概念と、なぜこれほど広く活用されているのかを理解しておきましょう。ディスクイメージは単なる大きなファイルではなく、ストレージデバイスの完全なスナップショットです。

ディスクイメージファイルとは?

ディスクイメージファイルとは、ディスクまたはパーティションの正確なセクター単位のコピーを1つのファイルに格納したものです。これには、目に見えるファイルやフォルダだけでなく、以下の要素も含まれます。

  • ファイルシステム構造
  • ブートレコード
  • パーティションテーブル
  • 隠しファイルおよびシステムファイル
  • 未割り当て領域(イメージの種類による)

つまり、ディスクイメージは特定の時点におけるディスクの状態をそのまま保存します。代表的な例としては、システムイメージ、バックアップイメージ、OSインストールに使われるISOファイルなどが挙げられます。

「ISOディスクイメージとは何か」という質問への答えとしては、通常、CDやDVDなどの光学メディアから作成され、広く普及している.iso形式でパッケージ化されたディスクイメージを指します。

ディスクイメージのメリットは?

ディスクイメージが不可欠なのは、通常のファイルバックアップでは得られない利点を数多く提供しているためです。

  • 個別のファイルだけでなく、OS全体を丸ごと復元できます。
  • ドライブが故障したり破損したりしても、ディスクイメージがあれば完全な復元が可能です。
  • WindowsやmacOSを新しいドライブへ移行する際によく利用されます。
  • 正確なコピーであるためデータ整合性が保証され、アクセス権限やシステム構造もそのまま保持されます。
  • IT部門では、同一環境のシステムを迅速に展開するためにディスクイメージが活用されています。

簡単にまとめると、ディスクイメージはバックアップ、復旧、システム複製をカバーする信頼性の高いオールインワンソリューションだと言えます。

WindowsとMacでディスクイメージを作成する方法

ディスクイメージの価値を理解したら、次は標準搭載のツールを使った作成方法を学びましょう。WindowsとmacOSはどちらも、サードパーティ製ソフトウェアなしで作業を完結できるネイティブユーティリティを備えています。

Windowsでディスクイメージを作成する方法

Windowsには「バックアップと復元(Windows 7)」という従来ながら信頼性の高いツールが搭載されており、Windows 10およびWindows 11でも引き続き完全なシステムイメージを作成できます。

作業を始める前に、保存先のドライブ(外付けハードディスクまたはネットワーク上の場所)に十分な空き容量があることを確認してください。目安として、イメージ化するディスクの使用済み容量と同等以上の空き容量が必要です。

Windowsでディスクイメージを作成する手順:

  • 「コントロールパネル」を開き、「すべてのコントロールパネル項目」の中にある「バックアップと復元(Windows 7)」に移動します。

  • 「システムイメージの作成」をクリックし、ディスクイメージの保存先となるディスクまたはボリュームを選択して「次へ」をクリックします。
    ディスクイメージとは?WindowsとMacでの作成・開き方・トラブル対処法を徹底解説

  • 次に、バックアップを作成したいドライブ/ディスクを選択し、「バックアップの開始」をクリックします。

  • あとは処理が完了するまで待つだけです。完了すればディスクイメージの完成です。

Windowsは後で障害が発生した際にシステム全体を復元できるシステムイメージを作成します。追加ツールを使わずにWindowsでディスクイメージを作成する、最も実用的な方法の一つと言えるでしょう。

Macでディスクイメージを作成する方法

macOSでは、強力かつ柔軟な内蔵アプリ「ディスクユーティリティ」を使ってディスクイメージを作成します。

Macでディスクイメージを作成する手順:

  • Macのアプリケーション一覧から「ディスクユーティリティ」を開き、サイドバーでイメージ化したいディスクまたはボリュームを選択します。

  • 「ファイル」→「新規イメージ」→「空のイメージ」の順に選択します。
    ディスクイメージとは?WindowsとMacでの作成・開き方・トラブル対処法を徹底解説

  • ディスクイメージの保存場所と名前を指定します。サイズ欄には、作成するディスクイメージのサイズを入力してください。

  • 「フォーマット」メニューを開いてフォーマット方式を選択します。同様に「パーティション」メニューから、目的に合ったパーティションレイアウトを選びます。

  • 最後に「保存」をクリックし、「完了」を押せば終了です。

ディスクユーティリティは、選択したディスクまたはボリュームを表す.dmgファイルを生成します。このイメージは、後からマウント、復元、別のMacへの転送などが可能です。

WindowsとMacでディスクイメージファイルを開く方法

ディスクイメージの作成はプロセスの半分にすぎません。必要なときに中身を開いてアクセスできることも同じくらい重要です。

Windowsでディスクイメージファイルを開く方法

Windowsは一部のディスクイメージ形式を標準で開けますが、対応状況はファイル形式によって異なります。ここではISOファイルを例に説明します。

  • .isoファイルを右クリックし、「マウント」を選択します。
    ディスクイメージとは?WindowsとMacでの作成・開き方・トラブル対処法を徹底解説

  • ディスクイメージが仮想ドライブとしてエクスプローラーに表示されます。

IMGやDMGなどのその他の形式を正しく開くには、サードパーティ製ツールが必要になる場合があります。

Macでディスクイメージファイルを開く方法

macOSはほとんどのディスクイメージ形式をネイティブでサポートしています。Macでディスクイメージファイルを開く手順は以下の通りです。

  • Finderで、保存またはダウンロードした.dmg(またはその他のディスクイメージ)ファイルを探します。

  • macOSが自動的にファイルを検証し、ディスクイメージを仮想ドライブとしてマウントします。
    ディスクイメージとは?WindowsとMacでの作成・開き方・トラブル対処法を徹底解説

  • マウントが完了すると、新しいFinderウィンドウまたはデスクトップにアイコンが表示されます。ダブルクリックして開けば、中のファイルを確認できます。

  • ファイルを恒久的に保存したい場合は、マウントしたディスクイメージからMac側へファイルをドラッグ&ドロップします。

ディスクイメージが開けないときの対処法

ディスクイメージファイルが一見正常に見えても、イメージ作成中の中断、ソースドライブの不良セクター、その他のファイルシステムエラーなどが原因で、開けないケースがあります。

そのような場合、「ディスクイメージが初期化されていません」「ディスクイメージファイルが破損しています」といったメッセージが表示されることがあります。ディスクイメージがマウントできない・開けない状況でも、大切なデータに安全にアクセスするための信頼できる手段を用意しておくことが重要です。

「4DDiG Windowsデータ復元」のような専用ツールが役立ちます。バックアップ用の新しいディスクイメージの作成に加え、アクセス不能・破損・未初期化のディスクイメージからのデータ復旧にも対応しており、さらなる破損のリスクを抑えながらファイルを取り戻せます。

アクセス不能なディスクイメージからデータを復元する手順は以下の通りです。

  • お使いのコンピュータに4DDiGをダウンロード・インストールして起動します。「ハードドライブ」に移動し、「ディスクイメージ」を選択します。
    ディスクイメージとは?WindowsとMacでの作成・開き方・トラブル対処法を徹底解説

  • 以前作成した既存のディスクイメージを使用するか、4DDiGで新しいイメージを作成するかを選択できます。
    ディスクイメージとは?WindowsとMacでの作成・開き方・トラブル対処法を徹底解説

  • ディスクイメージを作成するパーティションを選択し、イメージの作成が成功したら「イメージデータをスキャン」をクリックします。
    ディスクイメージとは?WindowsとMacでの作成・開き方・トラブル対処法を徹底解説

  • 復元ページに戻って「イメージからデータを復元」をクリックすると、4DDiGが破損したパーティションのディスクイメージを自動的に読み込み、ファイル復元を開始します。
    ディスクイメージとは?WindowsとMacでの作成・開き方・トラブル対処法を徹底解説

  • スキャンが完了すると、ファイルをプレビューして結果を確認できます。「復元」ボタンをクリックして復元したファイルを保存すれば、作業は完了です。
    ディスクイメージとは?WindowsとMacでの作成・開き方・トラブル対処法を徹底解説

主なディスクイメージ形式

ディスクイメージにはさまざまな形式があり、それぞれ特定のプラットフォームや用途向けに設計されています。代表的なものは以下の通りです。

  • ISO:OSインストーラーなどに使われる標準的な光学ディスクイメージ形式。
  • DMG:アプリ配布でよく使われるmacOSのディスクイメージ形式。
  • IMG:多くのツールと互換性のあるRAWディスクイメージ形式。
  • VHD/VHDX:Microsoftの仮想ハードディスク形式。
  • BIN/CUE:CD/DVDのバックアップによく使われる形式。
  • NRG:Nero独自のディスクイメージ形式。

形式を理解しておくことで、ディスクイメージの開き方、マウント方法、データ復旧の手法を適切に判断できるようになります。

まとめ

ディスクイメージとは何か、どのように機能するのか、そしてWindowsとMacで作成・開く方法までを理解できれば、バックアップ管理とシステム復旧への対応力は格段に向上します。

ディスクイメージは強力なツールですが、アクセス不能になったり破損したりした場合は、専門的なソリューションが重要になります。そんなときは、Tenorshare 4DDiGを活用すれば、貴重なデータを安全かつ効率的に復旧できます。

ディスクイメージとは?WindowsとMacでの作成・開き方・トラブル対処法を徹底解説

William Bollson(シニアエディター)

William Bollsonは4DDiGの編集長として、データ復旧、修復、エラー修正など、WindowsとMacに関する問題に対する最良のソリューションを提供することに尽力しています。

(この記事を評価する)

現在の評価:4.5


  1. Internet Explorer 10で「_doPostBack が定義されていません」エラーが発生する原因と解決方法

    近年、ブラウザの新バージョンのリリースは一種のトレンドのようになっています。かつてはブラウザのアップデートは年2回程度行われるのが一般的でしたが、現在では更新頻度が非常に高くなっています。この頻繁なアップデートは開発者に大きな負担を強いるため、更新内容が必ずしも完璧であるとは限りません。その最近の例の一つが、「_doPostBack が定義されていません」という JavaScript エラーを引き起こすバグです。 JavaScript エラー「_doPostBack が定義されていません」の原因は? 基本的に、このエラーは Internet Explorer 10 の定義ファイルに存在するバ

  2. 【Windows 10】システムの復元がエラー0x80070005で失敗するときの解決方法

    エラー0x80070005とは? Windows 10搭載パソコンで「システムの復元」を実行した際、以下のようなエラーメッセージとともにエラー 0x80070005 が表示され、処理に失敗することがあります。 システムの復元は正常に完了しませんでした。コンピューターのシステムファイルと設定は変更されていません。詳細: システムの復元でファイルにアクセスできませんでした。これは、ウイルス対策プログラムが実行中であることが原因です。ウイルス対策プログラムを一時的に無効化してから、システムの復元を再試行してください。システムの復元中に不明なエラーが発生しました。(0x80070005) この記事では