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CCleanerから乗り換えた理由――Microsoft純正の無料PC最適化ツール「PC Manager」が優秀すぎる

CCleanerから乗り換えた理由――Microsoft純正の無料PC最適化ツール「PC Manager」が優秀すぎる

ノートパソコンの内蔵ストレージが512GBしかない私にとって、ストレージ管理は日々の戦いです。Windowsにはディスククリーンアップ、ストレージセンサー、クリーンアップの推奨事項など便利な機能が用意されていますが、それぞれ個別に操作するのはかなり手間がかかります。CCleanerのようなサードパーティ製ツールもありますが、本当に役立つ機能は有料版でロックされており、動作が強引すぎると感じることも少なくありません。

しかし朗報があります。こうしたアプリにお金を払う必要はないのです。Microsoftはすでに「PC Manager」という無料アプリを提供しています。シンプルなインターフェースで、クリーンアップとパフォーマンス向上に必要な機能をひとまとめにしたアプリです。

  • OS: Windows
  • 開発元: Microsoft
  • 価格モデル: 無料
  • 対応OS: Windows 10 / 11

ストレージのクリーンアップは数クリックで完了

手間いらずのストレージ整理

PC Managerの詳細クリーンアップ(Deep cleanup)スキャンを使えば、アプリや個人ファイルを削除することなく、どこに空き容量を生み出せる余地があるのかを正確に把握できます。対象になるのは、ブラウザのキャッシュデータ、一時ファイル、サムネイルキャッシュなどです。

スキャン結果が表示されたら「続行」ボタンを押すだけで、すぐにストレージを取り戻せます。前回実行したときは、わずか数秒で約11GBもの容量を解放できました。

私にとって特に便利なのが、重複ファイルと大容量ファイルを検出する機能です。ワンクリックでアプリにこれらのファイルを探させ、リストアップしてもらえます。リスト全体を確認し、削除したい項目を選んで「完全に削除」を実行すれば、空き容量がどんどん増えていきます。PC Managerをインストールした当初は、この2つの機能だけで30GB以上のストレージを確保できました。

さらに「ダウンロード済みファイル」オプションも見逃せません。ダウンロードフォルダ内のファイルを、種類、サイズ、日付、さらにはダウンロード元のブラウザ別に並べ替えられます。古いインストーラーやZIPファイル、忘れ去られたPDFなどを片付けるのが驚くほど簡単になります。

ワンクリックでパフォーマンスをブースト

動作が重くなったときの即効薬

CCleanerから乗り換えた理由――Microsoft純正の無料PC最適化ツール「PC Manager」が優秀すぎる

どんなに高性能なPCでもRAMを大量に積んでいても、アプリやプログラムは必ずリソースを食いつぶそうとします。そうなると、あらゆる動作が遅くなります。アプリの起動に時間がかかり、ブラウザのタブは固まり始め、単純な操作さえ億劫になります。そんなとき、PC Managerが入っていると心強いのです。

ホームタブにある「ブースト」ボタンは、まさに期待通りの働きをしてくれます。バックグラウンドで動作している一部のプロセスを終了して主にRAMを解放しつつ、一時ファイルもまとめて消去してくれます。

PC Managerのツールバーを有効にすれば、この機能へさらに素早くアクセス可能です。ウィジェットにはアップロード・ダウンロード速度も表示されるので、常に便利です。さらに「スマートブースト」機能を設定しておけば、RAM使用率が高くなったり、一時ファイルが1GBを超えたりしたタイミングを検知して、自動的にブーストを実行してくれます。

完全アンインストール、ポップアップブロックなど便利機能満載

日常を快適にする小さな気配り

CCleanerから乗り換えた理由――Microsoft純正の無料PC最適化ツール「PC Manager」が優秀すぎる

クリーンアップとパフォーマンス向上以外にも、PC ManagerにはWindowsライフを快適にする、小さくても実用的なツールが多数搭載されています。

お気に入りのひとつが「完全アンインストール(Deep uninstall)」です。Windowsの設定アプリからアプリを削除する場合と違い、PC Managerならアプリの残存ファイルやレジストリエントリを残しません。地味な機能に思えるかもしれませんが、こうしたジャンクファイルは時間とともに蓄積していき、通常は専用のアンインストーラーツールがないと除去できません。

もうひとつ便利なのが「ポップアップブロッカー」です。これを有効にすると、一部のアプリが好んで表示する広告やおすすめ情報、プロモーションのポップアップをブロックできます。万が一見逃したものがあれば、次回からブロックするよう簡単に設定できます。

そのほかにも、「ネットワークチェック」のような小さなツールが利便性を高めてくれます。インターネット接続のテストやトラブルシューティングに役立ちます。「プロセス管理」オプションでは、バックグラウンドで動作中のアプリを確認し、タスクマネージャーを開かずに終了できます。重要なシステムプロセスではなく自分のアプリだけが表示される仕組みなので、うっかり大事なものを終了させてしまう心配もありません。

CCleanerから乗り換えた理由――Microsoft純正の無料PC最適化ツール「PC Manager」が優秀すぎる

無料で、しかもMicrosoft純正

広告なし、サブスクリプションなし、裏もなし

CCleanerから乗り換えた理由――Microsoft純正の無料PC最適化ツール「PC Manager」が優秀すぎるクレジット: Tashreef Shareef / MakeUseOf

PC ManagerがCCleanerより優れている最大のポイントは、完全無料でMicrosoft自身が開発していることです。広告もなければ、プレミアムプランへの勧誘も、有料版へのアップグレードを促す通知も一切ありません。

Microsoft製アプリであるということは、Windowsとの統合がきちんとされているということでもあります。効果があるように見せるための強引なクリーンアップ手法や、怪しい「最適化」に頼っていません。

さらに言えば、OSそのものを開発した同じ会社によって、Windows専用に設計されたアプリであるという安心感は大きいものです。正直なところ、使えば使うほど、PC ManagerがWindowsにプリインストールされていないことが不思議でなりません。

Microsoftにはこれを台無しにしてほしくない

とても便利なPC Managerですが、気に入らない点もあります。たとえば「タスクバー修復」オプションは、ウィジェットを無効化していると、それを有効にするよう勧めてきます。同様に「既定のアプリを復元」オプションは、Microsoft純正のブラウザやアプリを使い続けるよう促してきます。

要するに、PC Managerもまた、Microsoftが自社エコシステムを宣伝する場のひとつだということです。それ以外は実用的でユーザーフレンドリーなアプリだけに、こうした提案は不要に感じられます。

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