REG ADDコマンドでREG_BINARYレジストリ値を追加する方法
このチュートリアルでは、「REG ADD」コマンドを使用して「REG_BINARY」型のレジストリ値をレジストリに追加する方法を解説します。
数日前、あるPC(ここでは「PC-A」と呼びます)から別のPC(「PC-B」と呼びます)へ、特定の「REG_BINARY」レジストリ値を「REG ADD」コマンドを使って移行する必要がありました。その際に試した手順と、正しく動作させるための解決策を紹介します。
うまくいかなかった最初の試み
1. 「PC-A」で、レジストリエディターの「エクスポート」機能を使い、「PC-B」にインポートしたい「REG_BINARY」値を含むレジストリキーを.REGファイルとして保存しました。
2. 次に、エクスポートした.REGファイルを「PC-B」に転送し、メモ帳で開いて中身を確認しました。
3. .REGファイルの中からインポートしたいのは「System Bus Extender」というREG_BINARY値だけだったため、これを実現するには「REG ADD」コマンドを使うしかありません。
そこで、「System Bus Extender」REG_BINARY値のデータ(下のスクリーンショットでハイライトされた部分)をコピーし、「REG ADD」コマンドの末尾に貼り付けてみました。

4. データをコピーした後のコマンドは次のようになりました:
REG ADD "HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\GroupOrderList" /f /v "System Bus Extender" /t REG_BINARY /d hex:0e,00,00,00,07,00,00,00,03,00,00,00,04,00,00,00,01,\
00,00,00,0f,00,00,00,08,00,00,00,09,00,00,00,0a,00,00,00,0b,00,00,00,0c,00,\
00,00,0d,00,00,00,0e,00,00,00,02,00,00,00,05,00,00,00
5. 結果はご想像のとおり失敗しました。「reg add」コマンドはバックスラッシュ(\)、改行、カンマ(,)を受け付けないため、次のようなエラーが表示されます:
"ERROR: Invalid syntax. Specify valid hex value for '/d'.
Type "REG ADD /?" for usage"

.REGファイル内のバイナリデータには「hex:」というプレフィックスや、可読性向上のためのカンマ・改行・バックスラッシュが含まれています。しかし、これらは.regファイル専用の記述形式であり、REG ADDコマンドの構文とは異なるため、そのままでは利用できません。
REG ADDコマンドでREG_BINARY値を正しく追加する方法
「reg add」コマンドでREG_BINARY値を正しく追加するには、値のデータを「reg add」コマンドが認識できる形式に変換する必要があります。具体的には、16進数データをカンマなどの区切り文字を除いた連続した文字列にします。
REG ADDコマンドで使えるようにREG_BINARYの16進数データを変換するには、以下の手順に従ってください。
手順1. 「reg add」コマンドでインポートしたいREG_BINARY値を含むレジストリ(.REG)ファイルをメモ帳で開きます。
手順2. インポートしたいREG_BINARY値(例:「System Bus Extender」)の「hex:」以降のすべてのデータを選択し、Ctrl + Cでクリップボードにコピーします。

手順3. 新しいメモ帳ウィンドウを開き、Ctrl + Vを押してコピーしたデータを貼り付けます。

手順4. 貼り付けたテキストから、バックスラッシュ(\)、改行、スペース、カンマ(,)をすべて削除します。
手順5. すると、下のスクリーンショットのように、区切り文字のない長い1行のデータになります。

手順6. Ctrl + Aですべてのテキストを選択し、Ctrl + Cでクリップボードにコピーします。
手順7. 「REG ADD」コマンドの末尾に移動し、「/d」の後に半角スペースを1つ入れてから、Ctrl + VでREG_BINARY値のデータを貼り付けます。完成したコマンドは次のようになります:
REG ADD "HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\GroupOrderList" /f /v "System Bus Extender" /t REG_BINARY /d 0e000000070000000300000004000000010000000f00000008000000090000000a0000000b0000000c0000000d0000000e0000000200000005000000
手順8. 最後にEnterキーを押してコマンドを実行すれば完了です!「この操作を正しく終了しました。」というメッセージが表示されれば、REG_BINARY値が正常に登録されています。

以上で作業は完了です。このガイドがお役に立ちましたら、コメントであなたの体験談をお聞かせください。また、他の方の助けにもなりますよう、ぜひこのガイドをシェアしてください。
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