メールのメッセージソース(ヘッダー)を表示する方法【Outlook・Gmail・Thunderbird・Yahoo対応】
本記事では、Outlook、Thunderbird、Gmail、Outlook(Web版)、Yahoo!メールといった主要なメールクライアントで、メールの「メッセージソース」(メッセージヘッダー/完全なヘッダー/インターネットヘッダーとも呼ばれます)を表示する手順を、ステップごとにわかりやすく解説します。
メッセージソースには、メールが送信者から受信者へ届くまでに経由したサーバーの情報や、送信者が使用したメールソフトなど、メッセージに関する詳細な技術情報が記録されています。
メッセージソースの情報は、「なぜメールが相手に届かなかったのか」を調査する際によく活用されます。たとえば、送信したメールが配信できなかった場合には、「Mail Delivery Subsystem」や「Mailer-Daemon」から、件名が「Mail delivery failed: returning message to sender(メール配信失敗:差出人へ返送)」という通知メールが届きます。このようなケースでは、メッセージソースの詳細レポートを確認することで、どのサーバーで配信に失敗したのかを特定できます。
配信失敗通知メールのメッセージソースに含まれる主な情報
「配信失敗(Mail Delivery Failed)」通知のメッセージソースには、通常、以下のような情報が含まれています。
1. バウンス(返送)元サーバーのIPアドレスと、メールが返送された日時
例:「Received: by 10.31.210.195 with SMTP id j186csp81133vkg; Wed, 28 Oct 2015」
2. メールを返送したメールサーバー名(MAILER-DAEMON)
例:「From: Mail Delivery Subsystem <mailer-daemon@googlemail.com>
To: <あなたのメールアドレス>」3. メールが返送された(バウンスされた)理由
例1:「A message that you sent could not be delivered to one or more of its recipients. This is a permanent error. The following address(es) failed: user@example.com」(送信したメッセージを1つ以上の宛先に配信できませんでした。これは恒久的なエラーです。失敗したアドレス:user@example.com)
例2:「Technical details of permanent failure:=20
Google tried to deliver your message, but it was rejected by the server for= the recipient domain example.com by mail.example.com. [<メールサーバーのIPアドレス>].
The error that the other server returned was: 550 Administrative prohibition」(Googleはメッセージの配信を試みましたが、宛先ドメインexample.comのサーバーmail.example.comによって拒否されました。相手サーバーが返したエラー:550 管理上の禁止)4. 最後のセクションには、返送された元のメッセージ本文が含まれます。
各メールソフトでメッセージソース(ヘッダー)を表示する方法
* 注意:OutlookやThunderbirdなどのローカルメールクライアントをご利用の場合、完全なメッセージソースを表示できるのはPOPアカウントを使用しているときのみです。IMAPアカウントでは完全なメッセージソースは表示できず、「基本的な」インターネットヘッダーのみの表示となります。
- Outlook 2016 / 2019
- Outlook 2010 / 2013
- Outlook 2007 / 2003
- Thunderbird
- Gmail
- Outlook(Web版)
- Yahoo!メール
Outlook 2016 / 2019でメッセージソースを表示する方法
1. メッセージソースを確認したいメールを開きます。
2. ファイルメニューからプロパティを選択します。

3. 「インターネットヘッダー(Internet Headers)」欄にメッセージソースが表示されます。

ヒント:メールを開かずにヘッダーを確認したい場合は、以下の手順でリボンに専用ボタンを追加できます。
1. Outlookを開き、ファイル→オプション→リボンのユーザー設定の順にクリックします。
2. 「コマンドの選択」で「リボンにないコマンド」を選択します。
3. 新しいグループをクリックし、続けて名前の変更をクリックします。
4. 新しいグループに「メッセージソース」などの名前を付けます。
5. コマンド一覧から「メッセージのオプション」を選択し、追加→OKをクリックします。
6. 以降はメールを選択して、リボンのメッセージソースボタンをクリックするだけでソースを確認できます。
Outlook 2010 / 2013でメッセージヘッダーを表示する方法
1. メッセージソースを確認したいメールを開きます。
2. リボンの移動の隣にあるアクション→その他のアクション→ソースの表示(View Source)の順にクリックします。または、ファイルメニューからプロパティを選択し、「インターネットヘッダー」欄を確認します。

Outlook 2007 / 2003でインターネットヘッダーを表示する方法
1. Microsoft Outlookで対象のメールを開きます。
2. リボンのオプションの横にある小さなアイコンをクリックします。
3. 「インターネットヘッダー(Internet Headers)」欄を確認します。

Thunderbirdでメッセージヘッダーを表示する方法
1. ソースを確認したいメールを選択します。
2. メインメニューから表示→メッセージのソース(Message Source)を選択します。

Gmailでメールヘッダーを表示する方法
1. 確認したいメールを開きます。
2. メッセージペインの上部にある「返信」の横の下向き矢印
をクリックします。
3. 「原文を表示(Show Original)」を選択します。

Outlook(Web版)でメッセージソースを表示する方法
Outlook.comで完全なメッセージヘッダーを表示するには、ソースを確認したいメールを右クリックし、「メッセージのソースを表示(View Message Source)」を選択します。
Yahoo!メールでメッセージソースを表示する方法
1. ソースを確認したいメールを選択します。
2. 「操作(Actions)」のドロップダウンメニューから「完全なヘッダーを表示(View Full Header)」を選択します。
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