故障したハードドライブの直し方|クリック音やエラーが出るときの対処法

ハードドライブからカチカチという異音がしていませんか? 実はこの音、ドライブ故障の典型的な前兆です。以下のような症状が現れ始めたら、ハードディスクが寿命に近づいているサインなので、できるだけ早く対処しましょう。
- ファイルやアプリケーションを開く際にエラーが発生する
- カチカチ・カリカリといった異音が聞こえる
- ブルースクリーン(BSOD)エラーやフリーズが頻発する
- ドライブが異常に熱くなる
それでは、故障しかけのハードドライブはどうやって修理すればよいのでしょうか。ここでは、今すぐ試せる効果的な対処法を紹介します。
1. CHKDSKを実行する
ハードドライブのエラーは、不良セクタ(バッドセクタ)の蓄積によって起こることがあります。物理的な損傷による不良セクタは自分で修復できませんが、ソフトウェアやOSの不具合が原因のものなら修復できる可能性があります。そのために使うのが、Windows標準搭載のユーティリティ「CHKDSK(Check Disk)」です。CHKDSKはドライブ上の論理エラーをスキャンして不良セクタの回復を試みるほか、回復できないセクタにはマークを付け、Windowsがそこへ新しいファイルを書き込まないようにしてくれます。
CHKDSKを実行するには、対象のドライブを右クリックして「プロパティ」を開き、「ツール」タブからエラーチェックを起動します。ポップアップが表示されたら、チェックボックスにはすべてチェックを入れてください。特に「エラーを修復する」項目は必須です。なお、CHKDSKの完了までには1時間ほどかかることがあり、実行中はPCを使用できません。時間に余裕があるときに実行しましょう。
2. ハードドライブの接続状態を確認する
ハードドライブの調子が悪いときは、正しく取り付けられているかどうかも確認してください。使用中の振動などでケーブルやコネクタが緩むと、さまざまなエラーの原因になります。PCのケースを開き、SATAケーブルや電源ケーブルがしっかりと差し込まれているかを目視で点検しましょう。抜けかけのケーブルを挿し直すだけで、症状が改善するケースもあります。
3. ドライブを冷やしてみる
意外に思われるかもしれませんが、ドライブが極端に高温になってエラーが出たり、ファイルにアクセスできなくなったりした場合、冷却という手段が有効なことがあります。具体的には、ハードドライブをPCから取り外し、冷たい環境で15分ほど冷やしてから再び接続します。冷やすことでドライブ内部の部品が収縮し、一時的に動作するようになることがあるのです。
ただしこの方法は根本的な修理ではなく、あくまでデータ救出のための一時的な最終手段と考えてください。ドライブが起動したら、迷わず重要なデータをすぐにバックアップしてください。
これらの方法で、故障しかけのハードドライブを復活させられるかもしれません。しかし一度エラーが出始めたドライブは、いつ完全に動かなくなってもおかしくありません。異変に気づいた時点で、すべてのデータのバックアップを最優先に行いましょう。そうしなければ、大切なファイルを永久に失うリスクがあります。
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