コンピュータのメンテナンス
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> コンピュータのメンテナンス

Windows Defenderのエラー0x800106baを修正する方法|原因と5つの対処法

Windows Defenderは、Windowsに標準搭載されているマルウェア対策(セキュリティ)ツールです。このツールを使用中に0x800106baというエラーが表示されることがあります。これは、Windows Defenderが自身のアップデートを試みた際に何らかの問題が発生したことを意味します。主な原因は、Windows Defenderに必要なファイルがOS上で正しく登録されていないことです。本記事では、このエラーの原因と具体的な解決手順をわかりやすく解説します。

エラー0x800106baの原因とは?

このエラーは、以下のようなメッセージとして表示されます。

エラーコード 0x800106ba:アプリケーションを初期化できませんでした

または

エラーコード 0x800106ba:システムのライセンスの有効期限が切れています。ログオン要求は拒否されました。

一見すると深刻なシステム障害のように見えますが、慌てる必要はありません。多くの場合、以下の手順に従うだけで解決できる軽微な問題です。

エラー0x800106baの解決方法

手順1:Windows Defenderのスタートアップの種類を「自動」に変更する

Windows Defenderは、最新のマルウェアの脅威からPCを守るために継続的なアップデートが必要です。サービスの起動設定を「自動」に変更することで、問題が解決することがあります。以下の手順で設定を確認しましょう。

  1. スタート > ファイル名を指定して実行を開く(Vista / Windows 7の場合は検索ボックスに「実行」と入力)
  2. services.msc」と入力し、Enterキーを押す
  3. サービス一覧からWindows Defenderを探してダブルクリックする(管理者権限を求められた場合は許可して続行)
  4. 「スタートアップの種類」を「自動」に変更し、「適用」→「OK」をクリックする

これによりWindows Defenderが自動的に起動し、アップデートも正常に行われるようになるはずです。それでもエラーが表示される場合は、次の手順に進んでください。

手順2:Windows Defenderをアンインストールして再インストールする

プログラムのファイルが破損している場合は、一度アンインストールしてから新しくインストールし直すことで改善することがあります。

  1. スタート > ファイル名を指定して実行を開き、「appwiz.cpl」と入力してOKをクリックする
  2. プログラム一覧からWindows Defenderを選択し、「削除」をクリックする
  3. 画面の指示に従ってアンインストールを完了させる
  4. Microsoftの公式サイトから最新版のWindows Defenderをダウンロードし、指示に従って再インストールする

再インストールでは、破損していたファイルが新しいものと置き換えられるため、この種のエラーは解消されやすい傾向にあります。それでも解決しない場合は、次の手順へ進みましょう。

手順3:関連するDLLファイルを再登録する

OSを長期間使用している場合や、インストールが正常に完了していない場合、DLLファイルが正しく登録されていないことがあります。以下の手順でDLLを再登録してください。

  1. スタート > ファイル名を指定して実行を開き、「cmd」と入力してOKをクリックする
  2. 黒い画面(コマンドプロンプト)が表示されたら、「regsvr32 ファイル名」と入力してEnterキーを押す
  3. 以下のリストにある各ファイルに対して、同じ操作を順番に繰り返す
  • wuapi.dll
  • wuaueng.dll
  • wucltui.dll
  • wups.dll
  • wuweb.dll
  • atl.dll
  • softpub.dll
  • wintrust.dll
  • initpki.dll
  • mssip32.dll

これらはWindows Defenderが動作するために必要な依存ファイルであり、OSに正しく登録されている必要があります。この方法でも解決しない場合は、次の手順に進んでください。

手順4:ウイルス感染をチェックして駆除する

ウイルスの中には、Windows Defenderの動作やアップデートに必要なファイルに寄生して破損させるものがあります。0x800106baエラーの直接の原因となることは少ないものの、感染によってシステムにダメージが蓄積し、結果的にこのエラーを引き起こすケースが確認されています。信頼できるウイルス対策ソフトでPC全体をスキャンし、検出された脅威をすべて駆除しましょう。

手順5:レジストリをクリーンアップする

Windowsの「レジストリ」も、システムトラブルの大きな原因の一つです。レジストリとは、システムやソフトウェアに関する重要な情報を保存するデータベースで、デスクトップのテーマから画面設定まで、PCに関するあらゆる情報が図書館のように格納されています。しかし、長年の使用によってレジストリ内のファイルや設定が破損すると、システムの動作が極端に遅くなったり、さまざまなエラーが頻発したりします。信頼性の高いレジストリクリーナーを使って不要・破損したエントリを整理することをおすすめします。なお、作業の前には必ずレジストリのバックアップを作成しておきましょう。

まとめ

エラー0x800106baは、サービスの起動設定の見直し、再インストール、DLLの再登録、ウイルススキャン、レジストリのクリーンアップといった基本的な対処法で解決できることがほとんどです。なお、Windows 10以降ではWindows Defenderは「Microsoft Defender」として統合されており、このエラーは主にWindows XP〜Windows 7などの旧バージョンで発生する点にも注意してください。

  1. Windows Defenderエラーコード0x8e5e021fの直し方!原因と対処法を徹底解説

    デジタル時代において、サイバーセキュリティは個人・企業を問わず誰にとっても重要な課題です。ハッカーは常にわずかなセキュリティの隙間を狙い、不正にデバイスへアクセスしようと企てています。一度侵入を許してしまうと、悪夢のような被害が始まってしまうことも珍しくありません。 Windows 10には、ウイルスやマルウェアなどの脅威からデバイスを守るためのセキュリティ機能が数多く搭載されています。その代表格が「Windows Defender」です。Windows Defenderは、悪意ある脅威からリアルタイムでデバイスを保護するアンチウイルスツールですが、「エラーコード0x8e5e021f」が表示

  2. Windows Defender エラー 577 の原因と解決方法を徹底解説

    Windows Defenderは、Windows 10に標準搭載されている強力なセキュリティソリューションです。マルウェア対策に特化したコンポーネントとしてリアルタイム保護を提供し、Windowsデバイスを潜在的な脅威から守ります。Microsoft純正のウイルス対策サービスとして、ウイルス、マルウェア、トロイの木馬、スパイウェアなど、さまざまな悪意のある脅威からデバイスを保護する、総合的なセキュリティ機能といえるでしょう。 お使いのPCで「Windows Defender エラー 577」に遭遇しましたか?このエラーコードが表示されると、通常は次のようなメッセージが画面に出ます。 「ロー