Skype・Zoomで画面共有するとMacの動作が遅くなる10の原因と解決策
画面共有は、オンライン会議やビデオ通話を便利にする定番機能です。共同作業やリモートサポートなど、さまざまな目的で活用されており、代表的な通信アプリであるSkypeとZoomの両方で利用できます。
Skypeで画面を共有する手順
- Skypeを開きます。
- 連絡先に音声またはビデオ通話をかけます。
- 通話ウィンドウ右上の「+」ボタンをクリックします。
- 「画面を共有」を選択します。
- 相手側には、開いているアプリやプログラムなど、あなたの画面の様子がリアルタイムに表示されます。
- 共有を終了するときは「共有を停止」をクリックします。
- 通話を終える際は「通話を終了」ボタンを押します。
Zoomで画面を共有する手順
- Zoomアプリを起動します。
- ミーティングコントロール内の「画面の共有」ボタンをクリックします。
- 共有したい画面を選択します。
- 「共有」をクリックします。
SkypeやZoomにとって画面共有は非常に便利な機能ですが、「画面共有をするとMacが遅くなる」「本体が熱くなる」と不満を漏らすユーザーもいます。果たして本当に画面共有機能が原因なのでしょうか?
実は、そうとは限りません。画面共有時にMacの動作が遅くなったり熱を持ったりするのは、別の要因が関係しているケースがほとんどです。以下に主な原因を10個紹介します。
1. Macを長時間起動し続けている
何週間もMacをシャットダウンしていませんか? それが画面共有時の動作低下や発熱の一因になっている可能性があります。
使わないときはスリープモードにすればいいと考える人も多いですが、スリープ状態でもハードドライブは稼働したままのため、プロセスが蓄積し続け、過熱・動作低下・フリーズの原因になります。こまめに再起動やシャットダウンを行い、不要なプロセスを閉じてクリアする習慣をつけましょう。
2. ログイン項目(自動起動アプリ)が多すぎる
ログイン項目とは、Macの起動時に自動的に立ち上がるサービスやアプリのことです。専門家によれば、起動時に多数の項目が同時に立ち上がると、起動時間が長くなるだけでなく、その後実行する他のプロセスのパフォーマンスにも悪影響を及ぼします。システム環境設定の「ユーザとグループ」→「ログイン項目」から、不要なものを見直しましょう。
3. 同時に多くのアプリを開いている
Safariを開きながら、バックグラウンドで音楽を再生し、さらにオフィス系アプリも立ち上げていませんか? 複数のアプリが同時にシステムリソース(CPU・メモリ)を奪い合うため、Macの反応が遅くなりがちです。使っていないアプリはこまめに終了させましょう。
4. デスクトップにファイルやフォルダが溜まっている
アクセスしやすいようにファイルをデスクトップに保存している人は多いでしょう。しかし実は、これがMacの動作を遅くする原因になり得ます。特にSkypeやZoomでの画面共有時に顕著です。デスクトップ上のアイテムは多くのシステムリソースを消費するうえ、画面を共有する際に相手に散らかったデスクトップを見せることにもなりかねません。
5. メモリ不足
画面共有時にMacが遅くなったり応答しなくなったりする最も重大な原因のひとつがメモリ不足です。SkypeやZoomは、現在使用可能なメモリ以上の容量を要求する場合があります。
Skype for Macのシステム要件:
- 1GHzプロセッサ
- macOS X 10.5.8以降
- 空きディスク容量100MB
- 内蔵マイクまたはUSBヘッドセット
Zoom for Macのシステム要件:
- macOS X 10.9以降
- 8GB DDRメモリ
- 128GB SSD
6. ウィジェットが大量に動作している
Macには、天気予報や電卓などのウィジェットを配置できるダッシュボード機能があり、セカンダリデスクトップのように使えます。ただし、ウィジェットを大量に起動しているとRAMを消費し、動作が遅くなります。使っていないウィジェットは削除しておくのがおすすめです。なお、macOS Catalina以降では従来のダッシュボードは廃止されていますが、通知センターのウィジェットも同様にリソースを消費するため注意が必要です。
7. SSDやHDDの故障
HDDやSSDの故障は、保存データを失う危険があるだけでなく、Mac全体の動作を鈍くさせたり応答不能にしたりすることもあります。ストレージの異常(異音、頻繁なフリーズ、読み込みエラーなど)に心当たりがある場合は、早めにデータをバックアップし、最寄りのApple正規サービスプロバイダに相談しましょう。
8. インターネット接続が遅い
アプリの動作が遅いとついハードウェアを疑いがちですが、実際の犯人はインターネット接続であることも少なくありません。ルーターの老朽化、ネットワークに接続するデバイスの増加による帯域の分散など、回線速度が低下する理由はいくつもあります。画面共有が重いと感じたら、まずはインターネット接続の速度や安定性を確認してみましょう。
9. ジャンクファイルが蓄積している
日々使用するアプリは、キャッシュやログなどの不要ファイル(ジャンクファイル)を生成します。これらは時間とともに蓄積してストレージを圧迫し、Macの速度低下にもつながります。信頼できるMacクリーニングツールを使ってクイックスキャンを実行し、検出された問題を一括で修復するのが効率的です。
10. ウイルスに感染している
確かにmacOSはWindowsよりセキュリティが高い傾向にありますが、ウイルスに対して絶対安全というわけではありません。近年のマルウェアはますます巧妙化・凶悪化しており、高性能なセキュリティ対策を講じていても攻撃を受ける可能性はゼロではありません。出所不明のアプリのダウンロードや、怪しいリンクのクリックは避けるようにしましょう。
まとめ
SkypeやZoomでの画面共有時にMacの動作が遅くなる原因は、インターネット接続の問題からマルウェア感染まで多岐にわたります。しかし、原因が何であれ、必ず解決策はあります。自分でのトラブルシューティングに自信がない場合は、無理せず専門家に依頼するのも賢明な選択です。
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